人生が変わる!金融資産6000万円を超えて得られた精神的余裕7選

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
現在の私の資産は6000万円をとっくに超えており、すでに6500万円を超えております。
このまま順調に資産が増加し続ければ、2026年中の7000万円到達が濃厚となってきました。
長きに渡り資産形成を続け、資産額が増加してくると、精神的な変化が生じ始め、徐々に余裕が出てきます。
そこで今回は、資産が6000万円を超えると得られる精神的余裕について、私の経験をもとにご紹介していきます。
これはあくまで私の個人的な感覚であり、個人の生活環境や価値観によって感じ方は異なりますので、あらかじめご了承ください。
精神的余裕はいかにして生まれるか?
そもそも精神的余裕が生まれるかどうかは、総金融資産額だけでは決まりません。
「6000万円以上貯まったら余裕」という単純な話ではないのです。
その人の現在の生活費、今後見込まれる収入額、そして年金受給までの時間など、様々な要素との兼ね合いで生まれてくるものです。
私の場合であれば、何といっても生活費の少なさによって、資産を維持できる期間が長くなります。
そして、現在の収入だけでなく、将来予定されている相続による遺産の受取もあり、金融資産はさらに増える予定です。
さらに、運用資産が1000万円を超えてきており、今後さらに積立投資を続けていけば、将来的にはお金が新たなお金を呼ぶ状態を作っていけそうです。
これらの要素が重なり、精神的余裕が生まれているのです。
つまり、精神的余裕は、将来に向けたプランニングがしっかりできており、想定される事態もある程度計算できているからこそ生まれるのです。
もし、お金について将来に対する漠然とした不安を抱えているのだとしたら、まずは今後どれだけのお金が必要なのかをできるだけ詳しく計算してみるとよいでしょう。
では、ここから具体的に7つの精神的余裕を見ていきましょう。
1. やろうと思えばセミリタイアは可能
金融資産が6000万円を超えて得られた精神的余裕の1つ目は、「やろうと思えばセミリタイアは可能」という感覚です。
長年、私はセミリタイアを目標に資産形成を続けてきました。
金融資産額は6500万円を超えましたが、未だリタイアには踏み切らず、会社員を続けながら、さらなる資産の上乗せを狙っています。
私の場合、年金の受給開始まであと14年あります。
運用益で生活費を賄うフルFIRE(完全リタイア)には、さすがにまだ運用資産が足りません。
しかし、もし自分の望む条件の仕事が見つかれば、週に数日だけ働くセミリタイアなら十分可能だと思います。
ということは、いざというときは会社を辞められるという選択肢を持っていると言っても過言ではありません。
この「いざとなれば、いつでも辞められる」という選択肢を持っていることが、日々の仕事に対するプレッシャーを大きく軽減してくれています。
仕事への向き合い方も変わり、「無理をする必要はない」と割り切れるようになり、精神的余裕が生じます。
2. 仕事がなくなっても20年暮らせる
金融資産が6000万円を超えて得られた精神的余裕の2つ目は、「仕事がなくなっても20年暮らせる」という安心感です。
例えば、1ヶ月の生活費が25万円だと仮定すると、1年で300万円必要になります。
単純計算で、6500万円あれば20年以上暮らせる計算になります。
私の場合、年金受給開始までの14年間であれば、4200万円あれば十分であり、2300万円も余らせた状態で年金を受け取れることになります。
もちろん、物価上昇や予期せぬ出費を考慮すれば、この通りにはいかないかもしれません。
しかし、最低限の生活を維持するだけの資産があるという事実は、本当に仕事が嫌になったり、体調を崩したりした場合の「セーフティネット」として機能します。
そして、スキルアップのための勉強に投資したり、新しいキャリアを模索したりする余裕も生まれます。
3. 会社に過度な忠誠を誓わなくてよい
金融資産が6000万円を超えて得られた精神的余裕の3つ目は、「会社に過度な忠誠を誓わなくてよい」ことです。
多くの人は、仕事が嫌でもお金の不安から、会社の言いなりになってしまうことがあるでしょう。
しかし、経済的な自立が見えてくると、その必要はなくなります。
嫌な仕事は断る勇気、理不尽な要求に対して「NO」と言う心の余裕が生まれます。
振り返ってみれば、私も会社からの無理な要望を何度も「やりたくない」と断ってきました。
それは、万が一会社をクビになったとしても、すぐに生活が破綻するわけではないという確信があったからです。
この自信は、単なる反発心ではなく、自分の人生を自分でコントロールしているという感覚に基づいています。
会社にとって都合のいい駒ではなく、一人の人間として、自分の価値観を大切にしながら働けるようになったのです。
この精神的な余裕は、結果的に仕事のパフォーマンス向上にも繋がることがあります。
なぜなら、自分の納得のいく仕事を選び、無理なく働くことで、モチベーションを保てるからです。
また、人間関係に悩んだり、会社の文化に合わなかったりした場合でも、我慢し続ける必要がなくなります。
これは、自分の人生を自分でコントロールしているという感覚を強め、自己肯定感を高めることにも繋がります。
4. 今を大切にできる
金融資産が6000万円を超えて得られた精神的余裕の4つ目は、「今を大切にできる」ことです。
資産形成に邁進している間は、どうしてもお金を貯めることが最優先となり、消費は後回しになりがちです。
そのため、人生の貴重な経験の機会を逃してきた可能性も否定できません。
しかし、6000万円もの資産が貯まれば、さすがに「少しは使ってもいいだろう」という気持ちが芽生えます。
逆に言えば、お金を余らせたままこの世を去るのは、せっかくの時間と機会を無駄にしたとも言えるでしょう。
私も『DIE WITH ZERO』という本に影響を受け、人生の思い出作りにお金を使おうと思い始めました。
例えば、以前は躊躇していた旅行や、両親との会話など、お金を使うことで得られる喜びや経験を積極的に享受するようになりました。
未来の不安をなくすことも大切ですが、今この瞬間を楽しむこと、そしてそれが未来の自分にとっての財産になることを理解できるようになりました。
多額の資産があるという精神的余裕が生じているからこそ、安心してこのようなお金の使い方ができるのです。
5. あらゆる不測の事態に対応できる
金融資産が6000万円を超えて得られた精神的余裕の5つ目は、「あらゆる不測の事態に対応できる」という心の準備です。
人生は常に予想外の出来事が起こります。
病気や事故、家の修繕、家族の介護など、突然の出費は非常に痛いものです。
しかし、6000万円もの資産があれば、その痛みは「かすり傷」程度で済むことが多いでしょう。
十分な資産があることで、緊急事態にも冷静に対応できます。
例えば私の場合、先日手術をおこなう事態に陥りました。
結局、手術代として12万円近くの支払いが生じましたが、何の問題もなく支払えました。
もちろん支出としては痛かったですし、肉体的にもしばらくの間は痛かったですが。
また、万が一、会社が倒産するなどして、職を失う事態に陥ったとしても、当分の間の生活費はなんとかなります。
最悪の場合でも、早期リタイアに踏み切ってしまうことも無い選択肢ではありません。
それだけのお金がすでにあるわけですから、精神的には大きな余裕を感じられます。
6. 家族や時間などお金以外に意識が向く
金融資産が6000万円を超えて得られた精神的余裕の6つ目は、「家族や時間などお金以外に意識が向く」ことです。
一定以上のお金が貯まると、お金に対する漠然とした不安が薄れていきます。
その一方で、それまで見過ごしてきた別の重要なことに意識が向かうようになります。
その代表的なものが、家族です。
私の場合、年齢的なものも重なり、両親との会話を増やす選択をし始めました。
実家への帰省にはそれなりの費用がかかります。
しかし、そのお金を惜しんで、二度と戻らない親との直接の会話の機会を失うことのほうが、はるかに大きな損失だと感じるようになりました。
経済的な余裕が、家族との時間という「かけがえのない財産」に投資する決断を後押ししてくれたのです。
また、旅行やちょっとしたおでかけ、新しい体験など、これまでやらなかったことに対する時間を持つようになりました。
7. 社会の評価軸からの脱却できる
金融資産が6000万円を超えて得られた精神的余裕の7つ目は、「社会の評価軸からの脱却」です。
社会の中で生きていると、どうしても周囲の評価や世間の「普通」が気になってしまいがちです。
「いい会社に勤めているか」「結婚しているか」「家を持っているか」など、多くの人が無意識のうちに社会の評価軸に縛られています。
しかし、金融資産が6000万円を超えてくると周囲の評価などもはやどうでもよくなってきます。
6000万円まで辿り着けば、周囲からの評価よりも大切なもの、すなわち「自分自身の価値観」に気づいているはずです。
誰かに認められるためではなく、自分が本当にやりたいこと、価値があると感じることのために時間やお金を使うことができるようになります。
その結果、より自由に、そして自分らしく生きられるようになります。
6000万円以上の資産を貯めるには?
では、6000万円以上の資産を貯めるにはどうすればよいのでしょうか?
私の場合、49歳でようやく6000万円到達となったわけですが、後悔していることがいくつもあります。
今となっては「投資の再開が遅れたこと」が最大の後悔です。
こればかりはどうしようもありませんが、投資を早く再開させていれば、今頃もっと多くの資産を築いていたことでしょう。
ですから、まだ投資を始めていない人は早く始めること。
すでに投資を始めている人であれば、投資額を増やすこと。
これがすべてです。
もう一つ付け加えるとしたら「支出の削減の重要性に気づくのが遅かったこと」です。
毎年最低でも100万円の貯金はしており、時に200万円近くの貯金もしたのですが、もっと多くの貯金ができたはずでした。
もっと支出を削減しなければ、と目覚めたのは40歳を過ぎてからのことでした。
支出が少なければ、貯金は増え、投資に回せる金額も増えます。
家の中からは余計なモノも減り、部屋もきれいになります。
支出の削減は簡単に着手できるため、すぐにでも始めるべきです。
世の中の大半の人は収入が少ないのではなく、無駄な支出が多すぎるという事実に気づけるかどうかで資産形成は変わると思っておくべきです。
まとめ
以上、『人生が変わる!金融資産が6000万円を超えて得られた精神的余裕7選』でした。
いかがでしたか?
最後にまとめです。
1.やろうと思えばセミリタイアは可能
2.仕事がなくなっても20年暮らせる
3.会社に過度な忠誠を誓わなくてよい
4.今を大切にできる
5.あらゆる不測の事態に対応できる
6.家族や時間などお金以外に意識が向く
7.社会の評価軸からの脱却できる
経済的な基盤が確立されることで、私たちは初めてお金の不安から解放され、より本質的な幸福を追求することができるようになります。
今回の記事で挙げたように、資産が6000万円を超えることで得られる精神的余裕は多岐にわたります。
共通していると言えるのは、周囲に振り回されるのではなく、自分に選択権があるという点ではないでしょうか。
この「自分で人生を選択できること」こそ心の余裕の源泉となります。
あなたも資産形成を続けて、精神的余裕を感じられる領域を目指しましょう。
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