金融資産5000万円達成後に実行すべき資産を守るための7つの行動
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
私が金融資産5000万円を達成したのは、今から4年前、2021年11月のことです。
金融資産5000万円を達成して以降、資産を増やすことも大事ですが、減らさないことも大事と考えてきました。
しかし、資産が大きく育ったが故に、資産を減らしてしまう人も中にはいるようです。
そこで今回は、資産5000万円を達成後、資産を減らさないためにすべき行動を7つご紹介します。
5000万円は貯まってないけれども、資産形成を上手く進めていきたい方も参考になる点があると思います。
というか、内容的には私自身を注意するような内容となっております(苦笑)。
ぜひ最後までお読みください。
1.堅実な生活
金融資産5000万円達成後に実行すべき資産を守るための行動1つ目は「堅実な生活」です。
金融資産を5000万円以上築いた人は、一部の高収入者を除けば、堅実な生活をしてきたのではないでしょうか。
なぜなら、資産を築く上で重要なことは「支出を低く抑える」ことだからです。
これを理解している人であれば、資産額が5000万円を超えたからといって、いきなり浪費し出すことはまず無いでしょう。
せっかく築いた資産が浪費によって減ってしまうことが分かっているからです。
5000万円という金額は大きな額に思えますが、実際はそうでもありません。
もし、仮に会社を辞めてしまったらどうなるでしょうか?
1年間を500万円で生活したら、たったの10年で無くなってしまいます。
そのくらい、実はたいしたことのない金額なのです。
「5000万円もあれば自分はお金持ち」などと勘違いせず、これまでと同様に質素な倹約生活をすることで資産を維持できます。
2.100歳までの長期資産計画
金融資産5000万円達成後に実行すべき資産を守るための行動2つ目は「100歳までの長期資産計画」です。
あなたは何歳まで生きる前提で資産計画を立てているのでしょうか?
日本の平均寿命は男性で81歳、女性で87歳です。
実際にあなたが何歳まで生きるかは誰にも分かりません。
そこで祖父母や両親、伯父・伯母が何歳まで生きたか、どんな病気になったか、あたりを調べてみるとヒントになるかもしれません。
ちなみに私の場合、父方・母方両方の祖父母のうちの一方が90歳超えでした。
さらに、両親の兄弟の長男はまだ健在で、ともに90歳を超えています。
私の父親も今年81歳になりますが、いまだに自動車を乗り回し、ゴルフに行ってる状態でして、病気をする雰囲気が見えません。
先日、私が手術をした際は、田舎から車で数時間かけて東京までやって来て、そして帰っていったほど元気です。
そのため、私も少なくとも平均寿命である81歳よりは長く生きるのではないかと予想しています。
そこで心配性の私は、念のために100歳までの資産計画を立てています。
何歳まで働いて、何歳から年金をいくらもらい始め、どのように資産を取り崩していくと、何歳まで資産を維持できるか。
インフレによる支出の増加も加味しながら、幾度となくアップデートを繰り返し、ここまで来ています。
資産計画を作成していれば、先ほど挙げたような浪費はしづらくなります。
3.ローコストでの住宅確保
金融資産5000万円達成後に実行すべき資産を守るための行動3つ目は「ローコストでの住宅確保」です。
人生最大の支出の一つは「住宅購入」となる人は非常に多いのではないでしょうか。
住宅の話と言えば「持ち家か賃貸か」が大きな話題の一つです。
私はどちらかというと、「老後は持ち家派」です。
現役時に住宅を購入すると、転職や転居の自由を奪われてしまう危険性があると考え、これまでは住宅購入を控え、賃貸で暮らしてきました。
結果的に、住宅ローンもせずに済んでいることから金融資産が5000万円に到達できた、とも言えます。
しかし、老後の賃貸暮らしにはデメリットがあると考えています。
そもそも高齢者の賃貸に対し、オーナー側が難色を示している場合が多く、とある調査ではオーナーの7割が高齢者の入居に拒否感があると回答しているようです。
ただでさえ物件を借りづらい状況があるのに、転居を余儀なくされた場合、物件探しは困難を極めることとなるでしょう。
よって、老後に安心して長く生活するには、賃貸より持ち家の方がよいと考えています。
では、持ち家をいかに安く手に入れるかですが、方法はいろいろありますが、今回は私の選択肢をご紹介しておきます。
一つは、相続です。
ありがたいことに相続で中古一戸建てを手に入れられる可能性があります。
この場合、いくらかの相続税を負担すればよいとのことです。
もう一つは、購入です。
購入するなら、一戸建てではなくマンションにするかもしれません。
マンションのほうが圧倒的に安く、動きが鈍る高齢者には生活もしやすい可能性があるからです。
地方の中古マンションなら、県庁所在地でさえ1000万円以下の物件もゴロゴロ転がっています。
あとは、欲しいと思ったタイミングで希望に合う物件があるかどうかです。
安く住宅を確保できれば、高い確率で老後資金の目途が立つことになります。
住宅戦略は、人それぞれ想いもあるでしょうから、何が正解ということもないと思っています。
とにかく、大きな買い物ですから、後悔のないように進めるべき、としか言いようもありません。
安さを追求しすぎて、希望とはかけはなれた物件を手にしないよう慎重な判断が求められます。
4.誰にも言わない
金融資産5000万円達成後に実行すべき資産を守るための行動4つ目は「誰にも言わない」ことです。
あなたは資産をいくら持っているか、誰かに話したことがありますか?
もし話したことがある場合、その後の人間関係はそれまでと変わらずに維持できているでしょうか?
維持できているとしたら、それは非常に幸運なことかもしれません。
資産があることを他人に仄めかした場合、その瞬間から周囲にたかられることになりがちです。
なんなら、直接は話していない人からも声を掛けられてしまったり、といったこともあるかもしれません。
尾ひれがついて、予想外の伝わり方をしてしまう恐れもあります。
大きな金額を貯めると、つい自慢したくなるかもしれません。
しかし、先に述べたようなリスクを考慮すると、言わないほうが身の為です。
ただし、1点だけ検討の余地があるのは「家族」です。
家族については、お互いにお金の心配をかけないよう話しておくことがよい可能性があります。
特に、親が高齢の場合など、お金に関してオープンしたほうがよい場合があるかもしれません。
しかし、親のタイプにもよるため、どんな親でも資産があることを教えてよいかというと、これは非常に難しい問題となります。
私の親はお金の話はタブー視するタイプで、家庭内でお金の話をすることはまずありません。
そういうタイプであることを知っているため、親にだけは資産額を伝え、心配しなくていい旨を伝えています。
また、5000万円を超える資産があることを知っていれば、たかだか100万円程度を振り込んでほしいといった詐欺に騙されることもないだろうと考えています。
ちなみに、弟には資産のことを話していませんし、親も弟に私の資産のことは伝えていないそうです。
弟は結婚しているため、嫁に伝わり、そこからどうなっていくかが分からないので、弟には伏せています。
よって、資産があることは誰にも言わず、条件付きで親には話してみてもよい場合があると考えておくとよいのではないでしょうか。
5.貸し借りをしない
金融資産5000万円達成後に実行すべき資産を守るための行動5つ目は「貸し借りをしない」ことです。
先の「誰にも言わない」もそうですが、お金は人間関係を変えてしまう恐れのある道具です。
お金の貸し借りなどは、まさにそれです。
私の場合、資産を口外していないため、ありがたいことに誰からもお金を貸してほしいとは言われずに済んでいます。
注意点は、身内から連帯保証人を頼まれたときです。
私の場合、今のところ依頼された経験がありませんので、承諾も拒否もしたことがありません。
そのため、ここまでは無傷で来れています。
しかし、今後どうなるかは分かりません。
もちろん、話が来ても断るつもりですが、いつ誰がどのような状況でやってくるかで承諾するかを考えるかもしれず、不安は残ります。
また、不動産投資をしている人のようなパターンもあり得ます。
大きな額を銀行から借り入れて、より大きなお金に育てようとする人は一定数いるはずです。
不動産投資について私は専門外ですので、こればかりは自己判断で何とかやってください、としか言いようがありません。
上手にお金を借りて資産を増やせているのであれば、それはそれで良いのではないでしょうか。
とにかく、無用なお金の貸し借りはしないに越したことはありません。
6.長期・分散・積立投資
金融資産5000万円達成後に実行すべき資産を守るための行動6つ目は「長期・分散・積立投資」です。
金融資産が5000万円貯まったところで、大満足する人は少ないと思います。
もっと資産を増やしたいと望む人が圧倒的多数ではないでしょうか。
しかし、資産をさらに増やしたいからといって、ハイリスクな投資に手を出すのはいかがなものかと思います。
先にご紹介した資産計画を思い出せば、資産が何歳時点でいくらあればよいか分かるはずです。
その額を現実的に達成できるであろう投資手法を選択すればよいだけの話です。
私の場合は、現在NISA制度を利用した積立投資のみ行っている状況です。
1800万円の限度額を埋めたあとは、追加投資も不要と考えています。
何としてでも資産を増やしたい、といった強い欲はありません。
資産5000万円以上になると「足るを知る」という言葉を噛み締め、無用なリスクは負わないことが大事になってきます。
ちなみに、私の場合は5000万円以上を預金で保有しており、その安心感が投資を継続できる原動力となっています。
7.健康維持
金融資産5000万円達成後に実行すべき資産を守るための行動7つ目は「健康維持」です。
健康はすべての源です。
それは資産形成も例外ではありません。
お金を稼ぎ、貯めて増やしたとしても、健康な体が無ければお金を楽しみに変えることができません。
私も先日手術をしましたが、しばらくの間は何もできませんでした。
『DIE WITH ZERO』的な「人生の思い出作り」の活動も、健康な体があってこそであることを思い知らされました。
また、老後に生活が破綻するパターンの一つは、早期に病気になり、収入が途絶え、資産の取り崩しを迫られたことでした。
せっかく資産を貯めたとしても、想定より早く取り崩し始めれば、資産が底を突くのも早くなります。
そのため、健康をできるだけ長く維持することは、資産の維持にもつながるのです。
運動、食事、睡眠、生活習慣などを改めて見直し、少しでも長く健康を維持できるよう努めることが資産維持にもつながるはずです。
金融資産5000万円達成は通過点にすぎない
金融資産5000万円という金額は、多くの人にとって夢のような目標でしょう。
達成できるのは日本の世帯の10%しかいないのですから。
しかし、実際にこの金額に到達した今、改めて立ち止まって考えると、5000万円はゴールではなく単なる通過点に過ぎないと気づかされます。
お金の面において安心してこれからの人生を過ごすには、5000万円よりはるかに多くの金額を築いておいたほうが良いはずです。
もし、この5000万円をゴールと勘違いして、無計画な浪費を始めたり、リスクの高い投資に手を出し始めたりすれば、せっかく築き上げた資産はあっという間に消えてしまうかもしれません。
また、5000万円という金額は、生活費や老後資金として見れば決して潤沢な額ではないという現実を忘れてはいけません。
長い老後も見据え、より安心できる資産額を目指していきましょう。
まとめ
以上、『金融資産5000万円達成後に実行すべき資産を守るための7つの行動』でした。
いかがでしたか?
最後にまとめです。
1.堅実な生活
2.100歳までの長期資産計画
3.ローコストでの住宅確保
4.誰にも言わない
5.貸し借りをしない
6.長期・分散・積立投資
7.健康維持
金融資産5000万円という金額は、これから歩む人生の選択肢を広げてくれる強力な武器となり得ます。
しかし、その選択肢を得たメリットを最大限に享受するためには、資産を維持し、さらに賢く活用していくための新たな「行動」が不可欠です。
今回お伝えしてきた「堅実な生活」や「長期資産計画」、そして「健康維持」といった行動は、あなたの未来の人生を守り、さらに豊かなものしてくれます。
5000万円という通過点を越えたのであれば、限られた者にのみ許された、次なるステージへ進む準備をしていきましょう。
以下関連記事です。
当チャンネルの視聴回数上位TOP7のFIREや資産形成に役立つ神動画を集めました。
準富裕層に到達し、50歳を過ぎてからマジで実感したことがいろいろとありましたので、ご紹介しています。
会社員は資産5000万円を貯めて「窓際FIRE」を目指すことで無敵になれるのかを調べました。