【金融資産6000万円】達成者だけが知る本当の自由と意外な真実7選
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
私が金融資産6000万円を達成したのは2024年3月のことです。
あれから1年半が経過し、次なるステージが見え始めています。
金融資産6000万円といえば、準富裕層の中ではまだまだ資産の少ないほうです。
それでも世間一般から見れば相当な資産家に感じることでしょう。
しかし、達成した本人はというと、全くそうでもありません。
そこで今回は、金融資産6000万円を達成した立場から、意外な真実をご紹介していきます。
これから資産形成を始める人は、今回の動画を見ると希望を抱ける一方で、現実も知ることとなるはずです。
それでは早速いってみましょう。
1.達成者は「特別な人」ではない
金融資産6000万円達成者の意外な真実1つ目は「達成者は「特別な人」ではない」ことです。
私は中小企業に勤務する、ごく普通の中年独身サラリーマンです。
年収700万円超ですから、平均より高めではあるものの、そこまでの高給取りではありません。
何か特別な才能を持っているわけではなく、特別な環境に恵まれていたわけでもありません。
金融資産6000万円達成の秘訣は、特別な手法ではなく、コツコツと積み立てる習慣と時間を味方につけたことです。
6000万円ともなると、1日や2日で達成できるような金額ではありません。
では、どうやって6000万円を達成したのか?
私の場合は大学を卒業してから、すぐに貯蓄を始めました。
要するに、資産形成は若いうちから、できるだけ早く始め、時間の味方につけることが何よりも重要なのです。
投資を始めれば、なおさらです。
投資は長くやれば複利の効果も大きくなっていきますから、早く始めたほうが絶対的に有利となります。
資産形成においては、地道にコツコツが正義だと心得ておくべきです。
2.達成者を支えるのは「支出の最適化」
金融資産6000万円達成者の意外な真実2つ目は「達成者を支えるのは『支出の最適化』」です。
お金を貯められない人は、その原因を「収入が少ないこと」と捉えがちです。
「もっと収入が多ければ、もっと貯蓄できるはず」と考える人が多いです。
しかし、現実は異なります。
金融資産6000万円を貯めるまでに最も役に立ったと思うのは「支出の少なさ」です。
まず、大半の人は携帯電話の料金や保険料、サブスクリプションなどの「固定費の見直し」を定期的に行っています。
固定費は毎月発生しますから、いかに抑えるかが重要です。
そして、商品を買う際には品質や耐久性など、価値を重視する消費行動をとります。
ブランド品で身を固めるような見栄のための消費行動は回避します。
自分にとって本当に必要なものだけを買い、無駄な支出を避けることが資産形成における最重要事項とも言えるのです。
資産が6000万円規模になっても、それは変わりません。
3.投資の効果は加速する
金融資産6000万円達成者の意外な真実3つ目は「投資の効果は加速する」ことです。
私は自らのことを「非投資派準富裕層」と呼んでいます。
なぜなら、投資は若くして挫折し、ほぼ貯蓄のみで金融資産5000万円を達成したからです。
投資は金融資産4000万円くらいの頃に再開した結果、5000万円達成時の運用資産はわずか143万円でした。
あれから6年半が経過し、私の運用資産は1300万円まで増加しました。
つみたてNISAをきっかけに投資を再開させた当初は、金額が小さすぎたこともあり、投資の効果はほとんど感じられませんでした。
しかし、徐々に運用額が増加するにつれ、貯蓄のみだった頃より資産が増えるようになっていきました。
貯蓄のみだった頃の1年間の資産増加額はせいぜい370万円程度でしたが、49歳の年は1年間で520万円の増加となりました。
これは投資をしていなければ絶対に発生しないことでした。
そして気づけば、含み益は400万円を超えていました。
私は新NISAの積立投資のみを引き続き行う予定ですが、資産規模が大きくなれば、不動産投資を始め、投資の選択肢も広がります。
ますます安定して高収入を得る投資を行えるようになっていくでしょう。
4.「経済的自由」はまだ手に入らない
金融資産6000万円達成者の意外な真実4つ目は「『経済的自由』はまだ手に入らない」です。
まだ資産が少ない段階にある人は、多くの資産を築いた先に、完全にお金に縛られない理想の世界が待ち受けていると想像するかもしれません。
しかし、残念ながら、たかが6000万円程度の金額で真の「経済的自由」(FIRE、すなわち早期リタイア)を実現することは非常に難しいのです。
この点を具体的な数字で見てみましょう。
仮に6000万円の資産をすべて運用に回し、堅実な年利5%で回ったとすると、年間で得られる資産収入は300万円です。
ここから税金(約20%)を差し引くと、手取りは約240万円となります。
年間240万円、月額に換算すれば20万円です。
この金額であれば、確かに生活費の低い地域に住むなど工夫をすれば、会社を辞めて生活していける人もいるかもしれません。
しかし、これは決して「自由」と呼べるほどの余裕のある生活ではありません。
心のゆとりを持つことは難しく、毎月の支出の徹底的な抑制が常に求められることになるでしょう。
ちょっとした贅沢や急な出費にも不安を感じる生活です。
対照的に、もし会社員を続けているならば、本業からの給与にプラス240万円の資産収入が加わることになり、これは生活に相当大きな安心感と豊かさをもたらします。
したがって、会社を辞めなければ非常に大きなプラスとなりますが、会社を辞めてしまうとなると、この運用資産からの収入だけでは心許ないと言わざるを得ません。
真の経済的自由とは、さらなる大きな壁の先に存在しているのです。
5.選択肢の拡大と時間の自由の権利が手に入る
金融資産6000万円達成者の意外な真実5つ目は「選択肢の拡大と時間の自由の権利が手に入る」ことです。
資産6000万円達成者が手に入れた自由は、高級品を買う贅沢をできる自由ではありません。
できなくもありませんが、たかだか6000万円で高級品を買いまくるよう生活を大きくすれば、資産はたちまち減少してしまいます。
金融資産6000万円で手に入るのは、選択肢の幅が広がることと自分の時間をコントロールできるようになることです。
選択肢の幅の拡大は、まさに資産が増加してこそ手に入るものです。
それこそ先ほどの高級品ではありませんが、商品購入の選択肢の幅も価格で消えていたものも変えるようになるかもしれません。
それだけに限らず、人生の選択肢として最も大きいところとしては働き方を選択できるようになります。
資産額に満足し、これ以上の資産を望まない人であれば、働く日数を減らすセミリタイアを実践し、空けた時間を趣味や家族との時間に使ったりできます。
会社にとどまる選択をするにしても、無理に出世競争を続ける必要はなくなり、「窓際FIRE」のような肩の荷を下ろした働き方もできるようになります。
何より、「いつでも会社を辞められる」という心理的な余裕が生まれることで、上司やクライアントの理不尽な要求や人間関係などによる精神的なストレスが激減します。
私の場合はまだサラリーマンを続けていますが、これもまた選択肢の中の一つです。
以前のような管理職からは一段下ろしてもらいつつ、収入をある程度保つことで、資産形成を継続できています。
おかげで、金融資産7000万円が手の届くところまで近づいてきています。
6.準富裕層には罠が待ち受けている
金融資産6000万円達成者の意外な真実6つ目は「準富裕層には罠が待ち受けている」ことです。
もし、あなたがこの6000万円を通過点と捉え、さらに上のステージ(富裕層など)を目指して資産形成を継続したいと強く考えていた場合、せっかく築いたお金が人生において無駄になってしまうという皮肉な事態に陥る可能性があります。
なぜなら、資産形成を最優先事項として続け、まだまだ資産を増やすことに固執してしまうが故に、6000万円もの潤沢な資産があるにもかかわらず、お金を使えないというジレンマに陥るからです。
資産の少ない人からすれば、それは信じられないかもしれませんが、これが資産達成者の一部が直面する現実なのです。
6000万円達成者の一部は、「もっとお金を貯めたい」という未来の不安や目標を優先するあまり、現在の生活を疎かにし、本来楽しむべき人生の喜びや楽しみを無意識のうちに先送りしてしまいます。
結果として、彼らの資産形成は、いつしか人生を豊かにするための活動ではなく、単なる「お金を貯めるゲーム」へと変質してしまいます。
そして、そのゲームの中毒性から抜け出せなくなり、「何のためにお金を貯めているのか」という本質的な目的を見失ってしまうのです。
それは、残高という「金額だけを増やすこと」に喜びを覚えてしまうという虚しい状態です。
お金が持つ本質的な価値を忘れ、ただ自分の資産を増やすという自己満足的な欲望を満たすだけになってしまい、大切な「今」という時間を浪費してしまうのです。
7.お金は目的ではなく手段である
金融資産6000万円達成者の意外な真実7つ目は「お金は目的ではなく手段である」ことです。
一定以上の資産を手にすると、多くの人が抱えるお金の不安は劇的に減少し、精神的な重圧から解放されます。
生活の質が向上し、経済的な制約からくる苦労や我慢がほとんどなくなるため、ある程度の自由な生活を送れるようになります。
しかし、この不安の解消と同時に、心の中に別の感情や欲求が芽生えるのが一般的なのです。
要するに、高額の資産を達成すると、それまで目標としていたお金が、実は人生を豊かにするための単なる「手段」でしかなかったことに気づくのです。
お金を貯めること自体が目的ではなく、その先の「自由」を手に入れるためのツールだったと理解するのです。
お金の不安から解放された私たちの関心は、「お金では直接手に入らない、本質的な価値」へと強く向かいます。
その価値とは、例えば、家族との質の高い時間、心身の健康、内側から湧き出る熱意を形にする自己実現、そして何よりも人間関係の質といった、精神的な充足感に直結するものです。
さらに、資産6000万円がもたらす最大の恩恵は「時間を買う力」です。
例えば、煩わしい家事から解放されるための家事代行サービスの利用や、通勤時間を短縮するための住居の選択など、「お金で時間を買う」という行為が可能になります。
この「自分の人生の貴重な時間を、本当に大切なことに集中して使える自由」こそが、資産6000万円の真の価値であると達成者は悟るのです。
6000万円達成者の率直な感想
私は金融資産6000万円を達成して、1年半を過ごしてきました。
6000万円以上の資産を保有して生活してきた率直の感想としては、特に何も変わらなかったということです。
もちろん、お金の不安は以前より小さくなりましたし、いつ会社を辞めてもすぐに困らないという状態にはなりました。
人生の思い出作りのために旅行に出かけたり、今までと違う行動もとるようになりました。
しかし、資産形成を継続しているため、相変わらずの倹約生活ですし、本業の仕事に副業のYoutube活動にで休みの日も大忙しです。
そのため、生活に余裕が出た感覚は全くといっていいほどありません。
おそらく、会社を辞めるまではこの感覚が続くように思います。
もっと余裕のある生活を送りたければ、より大きな資産を築くことを目指すべきだと私はおススメします。
まとめ
以上『【金融資産6000万円】達成者だけが知る本当の自由と意外な真実7選』でした。
いかがでしたか?
最後にまとめです。
1.達成者は「特別な人」ではない
2.達成者を支えるのは「支出の最適化」
3.投資の効果は加速する
4.「経済的自由」はまだ手に入らない
5.選択肢の拡大と時間の自由の権利が手に入る
6.準富裕層には罠が待ち受けている
7.お金は目的ではなく手段である
金融資産6000万円という金額は、特別な才能ではなく、「早く始めて地道にコツコツ」という習慣と「支出の最適化」によって、ごく普通のサラリーマンでも手の届くのが現実です。
しかし、6000万円は真の経済的自由(FIRE)を実現するにはまだ心許ない金額であり、「お金を貯めること自体が目的化する」という準富裕層の罠も潜んでいます。
この資産がもたらす最大の価値は、「いつでも会社を辞められる」という心理的な余裕と、働き方や人生の選択肢の拡大です。
お金はあくまで人生を豊かにするための手段であり、築いた資産で時間という最も貴重な資源を買い、本当に大切なものに集中する自由こそが、準富裕層の真の恩恵と言えるでしょう。
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