50代までに捨てておくべき「老後のお金を食い潰すもの」8選

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
老後資金に関する記事を調べていたところ、「プレジデント・オンライン」の記事を見つけました。
10月に多く読まれた記事のようで、見落としていた私としては読まないわけにはいかないと思いました。
老後のお金を食い潰すものとして"消費経済ジャーナリスト"なる肩書の人は一体何を挙げたのでしょうか?
順を追って見ていきましょう。
老後の備えは「負担を減らす」こと
まず、この"消費経済ジャーナリスト"である女性は、リタイアが見え始めたら「資産を増やすこと」より「負担を減らすこと」が重要だと言います。
私の率直な感想は「お金の話ではないの?」です。
タイトルと少し違うような気がしました。
彼女の言い分は、「生活の邪魔になる"負債"を抱えたまま老後に入ると、整理されないものに囲まれ、常にストレスを感じながら暮らすことになる」とのこと。
そして「余計なものを処分して暮らしがシンプルになれば、お金の使い方も変わってくる」と言います。
なるほど、タイトルの「老後のお金を食い潰す」とは、単純に出費を指していたのではなく、生活をしていく上で経済的、精神的、肉体的なトラブルになる"きっかけ"になりうるという広い意味でした。
そもそも、単純に考えても、いろいろと衰えていく老後に向けて生活はスリムにしたほうがよいとは思います。
記事では、捨てるべきもののパターンとして以下の4つを提示しています。
1.「判断に迷うもの」こそ早めに捨てる
2.「大きくて重いもの」を捨てると健康にもいい
3.「保有コストがかかるもの」は金食い虫
4.「未練があるもの」が捨てられれば未来が変わる
50代までに捨てておくべき「老後のお金を食い潰すもの」8選
では、記事で紹介されていた具体的な8つをご紹介します。
1.数が多い金融機関の口座
2.昔の写真や手紙
3.1人では運べない家具や家電
4.重い鍋や大皿
5.会員スポーツクラブやリゾート会員権、ステイタスの高いクレジットカード
6.スマホアプリのアカウント
7.昔に夢中になったスポーツアイテムや習っていた楽器
8.高かったブランド品や、未使用の高そうな贈答品
8つを見ると、ピンと来るもの来ないものが混在。
例えば「金融機関の口座」は最初は「なぜ?」と思いましたが、休眠口座に手数料を課す動きが出始めていることをすっかり忘れていました。
ネットバンクなら自分しかID・パスワードを知らない可能性も高く、口座を多く保有していると、忘れてしまって面倒なことになりかねません。
その他はシンプルに「いらないもの」ばかりが並んでいるようにも見えます。
個人的には、「8.高かったブランド品や、未使用の高そうな贈答品」が残っているくらいでしょうか。
高級なブランド品は持っていませんが、普通の感覚の持ち主たちからすると高い靴を何足も保有しており、それは現役サラリーマン故に使用中です。
ですから、現時点では手放す予定はありません。
退職後も一緒に働いた"戦友"として保有し続けるような気がします。
未来の負担となるものを減らせばムダ出費も消える?
さて、今回紹介されたものを見て思うことは、資産形成が上手くいった人はすでに手放しているものばかりだということです。
特に「コツコツ型」の人であれば、すでにこれらのものは不要であることに気づき、処分していることでしょう。
この記事が比較的読まれたようですが、私にとってはそこまで有益とは言えないようです。
逆に資産形成が上手くいっていない人は参考にすべき点は多いのかもしれません。
個人的な印象として、資産形成が上手くいっていない人、貯金ができない人は「家にモノが多い」印象です。
必要ないモノをたくさん買って保有しており、その癖がいつまでたっても抜けないという印象を持っています。
私自身の支出削減のきっかけは「不用品処分」と過去のブログでも述べています。
家の中にある不要なものを捨てれば、生活がすっきりしますし、支出も減るのは経験則として理解しています。
よって、貯金できない人、老後に向けて準備したい人は、家の中の不用品、長い時間使っていないものをどんどん捨てていくとよいのではないでしょうか。
まとめ
以上『50代までに捨てておくべき「老後のお金を食い潰すもの」8選』でした。
いかがでしたか?
紹介された8つのリストは、老後の負担を減らすという点で参考になる人もいるでしょう。
しかし重要なのは、機械的に捨てることではなく、私にとっての靴のように「自分にとって本当に必要か」を見極めることです。
まずは目の前の不用品を一つ手放してみませんか?
その「見極め」の繰り返しが、無駄な出費を削ぎ落とし、豊かな老後への第一歩となるはずです。
以下関連記事です。
60歳時の資産は2800万円だったのに、たったの10年で老後破綻危機に瀕した理由をご説明します。
退職金を3500万円も受け取った真面目一徹の63歳元校長が半年で退職金を溶かす"やらかし"を犯してしまいました。
65歳で現役を退いた元教員の「夫婦で年金月38万円では足りない」というトンデモナイ大誤算のお話です。










