【準富裕層のリアル】資産5000万円達成から4年経過して生じた変化7選

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

金融資産5000万円。

この数字を2021年11月に達成した瞬間、私は「準富裕層」という響きに人生の大きな区切りを感じたことを今でも覚えています。

そして、準富裕層になってから、早くも4年が経過しました。

さすがに4年も経過すると、資産運用の考え方や日々の生活に対する意識などに変化が生じました。

そこで今回は「資産5000万円達成から4年経過して生じた変化7選」と題して、この4年で生じた変化をご紹介していきます。

それでは早速いってみましょう。

1.毎月の投資額が増加した

資産5000万円達成から4年経過して生じた変化1つ目は「毎月の投資額が増加した」ことです。

つみたてNISAをきっかけに投資を再開してから6年半が経過しました。

思い起こせば、つみたてNISAの最初の積立額は、たったの900円。

あまりの怖さに少額でスタートしたのでした。

さすがに少なすぎたことに気づき、徐々に投資額を増やしていきました。

一方で高配当投資にも興味があり、米国の有名株を合計100万円ほど一括買いもしていました。

そんな中、1年後にはコロナショックが発生。

微額ながら生じていたプラスは一瞬で吹っ飛び、一気にマイナスへ転じました。

しかし、投資を開始してまだ1年。

つみたてNISAは20年の制度設計ですから、これで辞めては意味がないと積み立てを継続する判断をしました。

つみたてNISAは、毎月33,333円投資できるようになっていました。

新NISAになってからは毎月10万円へ一気に増額。

さらに、成長投資枠も利用して、毎月30万円へ増額させました。

背景に5000万円の預金という絶対的な生命線を確保できたことが一つ。

そして、積立投資の継続と運用資産額の増額による投資慣れがあります。

以前の私なら、毎日株価が気になって、仕事どころではなかったでしょう。

しかし、6年以上も投資をしてきたことで、日々の株価の上下による資産の増減は受け入れられるものとなり、特段気にならなくなりました。

毎日何のストレスもなく過ごせています。

2.運用資産が1400万円に到達した

資産5000万円達成から4年経過して生じた変化2つ目は「運用資産が1300万円に到達した」ことです。

先述のとおり、私は毎月の投資額を増やしながら紆余曲折を経つつも、順調に運用資産を増やしていきました。

その結果、5000万円達成時には143万円しか無かった運用資産は、気づけば1400万円を超えていました。

まさに地道な積み立ての成せる業です。

1400万円のうち含み益は、470万円ですから、まだ投資額は930万円程度です。

930万円を投じて、470万円のプラスが出ているのですから、まあまあ順調と言えるのではないかと個人的には思っています。

今年の2月から4月までは"トランプショック"の影響で、資産が3ヶ月連続でマイナスになりました。

貯蓄だけならマイナスになることなどほぼあり得ませんでしたが、投資をしていれば起こり得ます。

ただ、5月以降は毎月異常とも言えるような資産の増え方をし始めています。

先月も貯蓄だけなら25万円程度にとどまるはずでしたが、投資で資産が55万円増加しました。

資産の増え方が貯蓄のみのときでは考えられないような、ものすごいことになってきています。

そして、新NISA制度を利用した積立投資は今後もまだまだ続きます。

そのため、さらなる資産額の増加が期待できます。

3.金融資産が6800万円に到達した

資産5000万円達成から4年経過して生じた変化3つ目は「金融資産が6800万円に到達した」ことです。

先ほどの運用資産の増加は、結果として金融資産の増加につながりました。

結果として私の金融資産は、2021年12月の5000万円達成から丸4年で6800万円まで増加しました。

増加額は1800万円ですから、1年平均450万円の増加です。

過去、貯蓄のみで資産形成していたときは1年で370万円前後の貯蓄が精一杯でした。

それと比べると1年間で80万円もの増加となっています。

昨年2024年は1年間で560万円もの資産増加となりました。

これは、もちろん過去最高の資産増加額となりました。

投資の力が如何にすごいかを教えてもらいました。

今年は2月から4月のマイナスの影響があるため、昨年ほどの資産増加とはならないと思います。

それでも11月までで450万円の増加となっており、昨年に次ぐ2番目の資産増加額となる可能性が高いです。

5000万円から6000万円の1000万円を増やすのに28ヶ月を要しました。

6000万円から7000万円の1000万円はそれより短い期間で達成できる可能性が高いです。

4.51歳になった

資産5000万円達成から4年経過して生じた変化4つ目は「51歳になった」ことです。

人生100年時代と呼ばれている中で50歳を迎えるということは、人生の半分を終えたことを意味します。

この事実は私の心理に大きな影響を与えました。

私が金融資産5000万円に到達したのは47歳のときです。

その後も資産の増加を目指し、投資の額を増やしていた私は、順調な資産の増加を喜んでいました。

しかし、その裏側にはある事実を忘れていました。

資産が増えたということは、それだけ時間が経過したということです。

つまり、人生の残り時間の減少を意味します。

私はこの重大な事実を見落としていました。

将来に備え、老後に備え、今は我慢し、お金を貯める。

そんな人生を送っている人は私だけではないはずです。

しかし、未来が必ずやってくる保証はどこにもありません。

この事実に若い頃には全く気づけず、50歳を過ぎてようやく気づきました。

資産形成ばかりに走り、人生が「資産を増やすゲーム」になってしまっている人が実はたくさんいるはずです。

お金は使ってこそ価値が生まれます。

私より若く、時間を残している皆さんには、もっと時間もお金も有効に使ってもらいたいと願っています。

5.人生の思い出作りが増えた

資産5000万円達成から4年経過して生じた変化5つ目は「人生の思い出作りが増えた」ことです。

年齢を重ねながら資産を増やしていた私は1冊の本に出合いました。

それは『DIE WITH ZERO』です。

この本は私の思考やその後の人生を大きく変える本となりました。

「人生で最も大事な仕事は思い出作り」

私はハンマーで殴られたような衝撃を受けました。

40代の特に後半は何の思い出も残っていません。

そんな人生で本当に良いのだろうかと自問自答しました。

これで最後を迎えるのはさすがに良くない。

楽しみを先送りしすぎるのは何のメリットもないと思うようになりました。

その結果、50歳手前あたりから「思い出作りの旅」を始めたのでした。

初めて一人旅をして、宿泊旅行をしてきました。

外へ出るのが好きではなかった人間としては、偉大なる冒険です。

さらに、今年の10月には3連休を利用して日光東照宮に行ってきました。

しかも、念願だったスペーシアXに乗って、日光まで行ってきました。

あいにくの雨模様で傘を差しながらの移動は大変でしたが、荘厳な雰囲気を楽しんできました。

あの階段は、歳をとってからではきついです。

今のうちに行っておいて良かったと思いました。

以前は休みになると部屋に引きこもり、何の刺激もない生活に明け暮れていていましたが、最近は1日数時間だけでも外へ出て、まだ行ったことのない場所へ行く機会を増やしています。

6.健康への意識が高まった

資産5000万円達成から4年経過して生じた変化6つ目は「健康への意識が高まった」ことです。

年齢を重ねたことから、思い出づくりをしたほうがよい。

考え方を少し変えた私は、今年も宿泊旅行の計画を立てようとしていました。

しかし、思わぬ事態に陥ります。

ちょっとした体調不良続きから、結果的に手術を受けることとなったのです。

51歳を手前にして、「まさか自分が」という心境でした。

おかげさまで手術は無事成功。

10数万円の支出は痛かったですし、術後の患部も思いのほか痛みが続きました。

さすがに旅行どころではないと判断し、今年は宿泊旅行を見送ったのでした。

ただ、秋にもなればさすがに体調もよくなったということで、日帰りで日光へ行ってきた、というわけです。

それにしても、まさかこんなタイミングで手術をする羽目に遭うとは思いもしませんでした。

その後は、健康に対して意識が高まりました。

まずは食事の見直しです。

サプリメントを買ったり、トマトジュースを飲み始めたり。

体に良さそうなものを摂取しようという意識が働きはじめました。

ただし、ポテトチップスが辞められず、すべてをぶち壊しています。

あと、運動をまだ再開できていないので、ここは私のやる気次第です。

急がないといけません。

7.副業収入を得るようになった

資産5000万円達成から4年経過して生じた変化7つ目は「副業収入を得るようになった」ことです。

以前は副業をやっていた私ですが、しばらくの間、控えていました。

しかし、昨年からYoutubeのチャンネルを運営し始め、収入を得る下準備をしていました。

そして、1年経過したところでようやく収入を得られるようになりました。

ただし、「生活の足し」と言うには程遠く、子供の小遣い程度の金額です。

それでも、1年間ゼロだったところから、毎月収入を得るに至ったことを考えれば十分です。

収入を得られるところまで続けられないのではないか、とも思っていました。

また、収入を得られたと言っても、時給換算したら全然割に合わないです。

それでも、自分が楽しめていればいいと思っていますし、私の作った動画が少しでも多くの方の参考になれば幸いです。

ある意味、ライフワークのような感じになってきていますので、リタイア後に暇になることもなさそうです。

5000万円貯めて4年経った本音

ここまで7つの変化を見ていただきました。

ただ、5000万円を貯めて4年経った本音としては「特別大きくは変わっていない」と感じています。

まだ早期リタイアを実現したわけでもありませんから、サラリーマン生活は続いています。

そのため、日々のルーティンは特に変わりません。

ただ、お金に対する不安は、だいぶ小さくなりました。

あと3年ちょっと資産を予定どおりに積み重ね、私が間違ったお金の使い方をしなければ、老後は何とかなりそうな雰囲気が見えてきました。

また、小さな変化としては、日々の小さな支出に対して細かいことは気にしなくなりました。

さすがに万円単位の大きめの支出は気になりますが、数千円程度なら必要と判断すれば躊躇しなくなりました。

ここまで来ると「1億円貯めてみたい」との気持ちが芽生えてくるのも本音です。

しかし、人生の残り時間を楽しむことのほうが大事との想いのほうが強くなりました。

「資産を増やすゲーム」はほどほどに控え、思い出作りに力を注いでいこうと考えています。

まとめ

以上『【準富裕層のリアル】資産5000万円達成から4年経過して生じた変化7選』でした。

いかがでしたか?

最後にまとめです。

【準富裕層のリアル】資産5000万円達成から4年経過して生じた変化7選

1.毎月の投資額が増加した
2.運用資産が1300万円に到達した
3.金融資産が6800万円に到達した
4.51歳になった
5.人生の思い出作りが増えた
6.健康への意識が高まった
7.副業収入を得るようになった

金融資産5000万円達成後の4年間を経て、毎月の投資額の大幅な増額と、その結果としての金融資産6800万円への到達は、投資の力を身をもって証明してくれました。

貯蓄のみでは考えられない資産の増え方を実感できたことは、精神的な余裕を生み、日々の小さな支出に対する考え方にも良い影響を与えています。

しかし、この期間の最も重要な変化は、金銭的なものではなく、51歳という年齢を迎え、「人生の残り時間」を強く意識したことでしょう。

『DIE WITH ZERO』との出会いをきっかけに、「資産を増やすゲーム」から脱却し、旅行や思い出作りを増やし始めたことは、人生の価値を最大化する方向へと舵を切った証です。

健康への意識の高まりや、ライフワークとしての副業収入の獲得も、今後の人生をより豊かにするための布石となっています。

お金の不安が小さくなった今、これからは「時間を最大限に楽しむ」という視点を大切に、残りの人生をデザインしていくことこそが、準富裕層としての次の目標となるのではないでしょうか。

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