収入の範囲内でやり繰りする現預金100万円・71歳のリアルな老後
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
https://allabout.co.jp/gm/gc/513780/今回は毎度おなじみ「All About」から、実際に老後を迎えた方に対するアンケート結果からです。
タイトルからして、明らかに資産を保有していない方です。
なぜ、これだけの少額にとどまってしまったのか非常に気になるところです。
それでは早速いってみましょう。
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回答者プロフィール
まずは回答者のプロフィールからです。
回答者本人：71歳女性
同居家族構成：本人、息子（45歳）
住居形態：賃貸
居住地：大阪府
リタイア前の雇用形態：パート・アルバイト
リタイア前の年収：120万円
現在の預貯金：100万円、リスク資産：なし
これまでの年金加入期間：不明
今回は大阪府在住、71歳女性です。
45歳の息子と同居している点が非常に気になります。
リタイア前の雇用形態が「パート・アルバイト」で、年収が「120万円」となっています。
そして、現在の預貯金が「100万円」で、リスク資産も「なし」。
お金に対して慎重派の私からすると、無謀としか思えない老後の迎え方です。
一体何があってこのような状況に陥ったのか、非常に気になるところです。
現在受給している年金額（月額）
続いて、回答者の年金に関する情報です。
老齢基礎年金（国民年金）：5万6000円
老齢厚生年金（厚生年金）：なし
障害基礎年金や障害厚生年金（障害年金）：なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金（遺族年金）：7万5000円
その他（企業年金や個人年金保険など）：なし
気になる年金額ですが、国民年金が5万6000円となっています。
この金額だと、年金の未納があったのではないかと推測されます。
また、遺族年金があるということは、ご主人をすでに亡くされたのではないかとも推測されます。
合計で13万1000円なら、老後で一人暮らしなら、なんとかなりそうですが、1点忘れていました。
この女性は賃貸暮らしでした。
息子さんの役割が非常に気になるところです。
「現在の年金額には満足していない」
「現在の年金額について満足しているか？」の問いに対して、「満足していない」と回答しています。
まあ、当然の回答です。
ひと月の支出は、約12万円らしいので、先ほどの年金額でギリギリどうにかやっていけているのでしょう。
「物価の上昇に伴い、生活するのがやっとだから」と語っているようですが、物価は今後さらに上昇していきます。
現在は働いていないため、お金が足りない場合は貯蓄を切り崩しているとのこと。
しかし、その貯蓄も100万円しかありません。
そのため、年金生活においては節約が不可欠で、極力無駄なものは買わないよう気を付けているようです。
「現役時代の後悔はない」
しかし、その一方で「現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか？」との問いに対しては「ない」ときっぱり回答しています。
この辺りは潔いです。
ただし、回答の理由は記載がなく、ご本人の心中を察することはできません。
それでも、今後に向けた不安はあるようで、「今は健康体だけど、今後医療にかけるお金がどれだけかかるか」が気になっているようです。
最後に、今の年金生活を楽しむコツは「収入の範囲内でやり繰りして、お金のかからない楽しみを持つこと」と回答しています。
もはや、このように回答するしかないような経済状況と言わざるを得ません。
参考にすべき点
今回の記事を読んで、参考になったのは「お金のかからない楽しみ」は確かに大事だと思います。
例えば、旅行を老後の楽しみにすると、どんどん支出が嵩んで、貯蓄は減少していくはずです。
ですから、お金のかかる楽しみだけでなく、お金のかからない楽しみも持っていると、より長く老後を楽しめるのではないでしょうか。
私の場合、『DIE WITH ZERO』を意識して、旅行が今後の楽しみのメインになりそうですので、ちょっと注意が必要かなと思いました。
現時点で、旅行以外のお金のかからない楽しみと言われると、正直ピンと来ません。
体は動かしたほうがよいでしょうから、散歩やウォーキングみたいな、旅行ほどの遠出ではないにしろ、外に出てみるものがよいのかなと思いました。
それにしても、結局なぜこれほど資産が少ないのかは分からずじまいでした。
回答者ご本人も語っていましたが、医療費とかが発生するようになったら、100万円では心許なさすぎます。
やはり、現役時代の資産形成は大事で、一定以上の資産を確保しておくことで、安心感を得るのも大事だと再認識しました。
まとめ
以上『収入の範囲内でやり繰りする現預金100万円・71歳のリアルな老後』でした。
いかがでしたか？
少ない資産でも力強く生きている人には関心させられるものの、やはりそちら側へは回りたくないと思ったのが率直な感想でした。
資産形成はしっかりと行い、お金の面で安心した老後を過ごせるほうが自分にとっては「良い老後」となりそうです。
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