FIRE達成者はどれくらいの資産を準備?気を付けたいリスクも

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

少し前の記事ですが、日本経済新聞にFIREに関する記事が紹介されていました。

働かなくても生活できる資産をつくり、早期リタイアを果たす「FIRE」は若年層を中心に夢見る人も多いですが、FIREの実現には当然リスクも伴います。

どれくらいの資産が必要で、実現した人はどのように暮らしているのでしょうか。

増える早期リタイアを望む若者

「人生100年時代」といわれ、定年を延長する企業も増えている一方で、早期退職を望む若者が増えている実態がうかがえます。

パーソル総合研究所が2025年に実施した調査によると、退職希望年齢を「50歳以下」と答えた割合は20代男性が29.4%、30代男性が26.1%。17年の調査と比べるといずれも2倍以上になりました。

女性は20代が30%台、30代は16〜20%強で推移し、ほぼ変化はありません。

若年男性の意識の変化について同研究所は「共働き世帯の増加で男性だけが家計を支える状況が減ったことや、未婚率の上昇も背景にある」と分析しています。

確かに、結婚しなければ長く働き続ける理由はないと思いました。

私も仕事のモチベーション低下が早く訪れたのは、働く理由に「誰かのため」が無かったことが原因なのではないかと考えていた時期がありました。

この仮説は、一部正しかったのかもしれません。

では、実際にFIREした人たちはどれくらいの資産を準備し、どのように暮らしているのでしょうか?

実際のFIRE事例

記事では、三重県在住の35歳男性のFIRE事例を紹介しています。

保有資産は7500万円。

家族構成は妻と二人の模様ですが、この妻は「自営業」と書かれており、世帯としては収入を確保しているようです。

FIRE後の生活は、畑仕事をしたり、趣味の自転車で30キロ程度走ったりと快適に過ごしているとのこと。

そして、FIREに関して相談し合える仲間をつくるため、6月にはオンラインコミュニティーを作成。

また、記事執筆等で月数万〜10万円程度の収入も得ているようです。

もう一つの事例は、東京都に在住していた36歳女性の事例です。

この方は資産8000万円で会社を辞め、夫、子供二人とともにタイのバンコクへ移住しました。

現在は子どもが学校にいる間はドラマを見たり、本を読んだりして自由に過ごしているとのこと。

女性は「FIREはあくまでも自分の人生を手に入れるスタートライン。今の方が自分らしく生きられている」と話す。

FIREの注意点

FIREは築いた資産を元手に運用で得られた収益が生活の基盤となります。

昨今の株価は上昇基調が続いており、FIREした後も安定した生活ができている人が多いのではないかと見られます。

しかし、市場環境の急変や急速なインフレなど、予期せぬ事態で資産が目減りするリスクもあります。

2025年で言えば、2月から4月にかけて「トランプ相場」で株価の下落が続き、肝を冷やした人が多かったかもしれません。

そもそも、早期でのFIREは残りの人生をカバーするために必要な資金額が増えます。

一方で、資産形成のための時間を手短に終えたいわけですから、収入は徹底して上げに行き、支出は極限まで抑え、徹底して投資へ資金を回していく必要があります。

また、会社員としての時間が短くなるため、退職金や年金受給額も減ることになり、将来の備えも含め、短時間で徹底的に準備を進めなければいけません。

あとは、元三菱サラリーマンこと穂高唯希氏も登場しており、懐かしさがありました。

穂高氏は「FIRE後は主体性が求められる」と語っています。

この記事から何を学ぶのか?

まず、早くFIREしたいなら、とにかく早くお金を貯めろという単純なことです。

しかも、貧乏FIREではなく、圧倒的な資産を築いてファットFIREするくらいの気概があったほうがよいのでしょう。

ただし、現実にファットFIREは推奨しません。

FIREは、本来「自分が本当にやりたいことをする生き方」を模索するライフスタイルのことだと思っているからです。

ですから、サイドFIREが基本だと思っています。

資産の運用益で生活を支えつつ、自分のやりたいことで収入を得られるようチャレンジするのがFIREのあるべき姿なのではないかと思います。

まとめ

以上『FIRE達成者はどれくらいの資産を準備?気を付けたいリスクも』でした。

いかがでしたか?

FIREの本質は、単に仕事を辞めることではなく、自分の人生の主導権を自らの手に取り戻すことにあります。

事例にあるように、十分な資産を築いた先で問われるのは「どう生きたいか」という主体性です。

市場の変動というリスクを織り込みつつ、運用益と自己実現を両立させるサイドFIREは、現代における一つの理想形と言えるでしょう。

まずはあなたが「本当にやりたいこと」は何か、改めて自分自身に問い直してみることから始めてみてください。

以下関連記事です。

1億円貯めたのにFIREを卒業してしまうようです。FIRE後に幸せになるには、とある条件が必要とのことです。

作家の橘玲氏が、安易にFIREしたがる若者に対して、貴重なアドバイスをしてくれています。

私の"師匠"水瀬ケンイチ氏はFIREせず働き続けています。FIREは必ずしも正解ではないようです。