20代がFIREしたい本当の理由。目指すのは「早期退職じゃない」
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
FIREの記事なのですが、「なぜFIREしたいのか?」との疑問に対する回答の一つを見たので、ご紹介します。
あなたはなぜFIREしたいのか?
あなたはなぜFIREしたいのでしょうか?
明確な回答を持っていますか?
単に仕事を嫌だから?
いろいろな理由があるでしょう。
ちなみに、今回の記事である人に「FIREを達成して、何を得たいの?」と聞いた時に返ってきた回答がこちら。
「今の生活、辞めても良いっていう選択肢を持ちたいんだよね」
選択肢を持ちたい?
なるほど、経済的な自由を手にすることで仕事を辞めても大丈夫な状況を作るということなのでしょう。
「RE」ではなく「FI」のほうが優先だということになります。
仕事を辞めて遊びまくりたいわけではない
FIREに関して必ずと言っていいほど出てくるのは以下の指摘です。
しかし、このFIREムーブメントで唯一、いつもモヤモヤすることがある。それが、横槍としての、「若いうちに仕事辞めてもつまんないよ」という指摘である。
確かに、その言葉には大賛成なのだが、果たして、FIREを目指せるような高給所得層に「はやく仕事を辞めて遊び呆けたい」と思っている人はどれだけいるのだろう。
仕事を辞めても充実して過ごせるのは最初だけで、そのうち飽きてきて、仕事に戻る人がいるのも事実です。
ただし、この記事を書いている筆者は大きな誤解をしているように思います。
FIREを目指す多くの人は仕事を辞めて遊びまくりたいわけではないはずです。
なぜなら、投資益だけで遊びまくるほどの収入を得られるはずがないからです。
大半のFIREを目指す人は、仕事というストレスから離れ、細々と暮らすことを夢見ているのではないでしょうか。
背景にある「若年層」が日本で働き続ける苦しさ
なぜ人はFIREを目指すのか?
筆者の考察では、日本で働き続ける苦しさを挙げている。
日本において、私と同世代の後期ミレニアル世代(1988〜1992年生まれ)の高所得者層がFIREという言葉に惹かれるのには、生きてきた時代へのリベンジのようなものも感じてしまう。
また以下のように続けています。
自分がやってみたいことに挑戦できる、“自分の人生”を過ごせるのは退職して老後になってから。ただし、それは2000万円貯めた人だけに与えられる特権 —— こういった状況では、FIREを目指すのも当然ではないだろうか。
実際のところはどうでしょうか。
実際のところ、ミレニアル世代よりも上に該当する私もFIREというか早期リタイアを目指しています。
「仕事を辞めてのんびり暮らしたい」という想いは、今に始まったわけではなく、いつの時代にも誰しもが持ち合わせていたのではないでしょうか。
今回は「FIRE」という誰もが知っている英単語と重なり、一気に認知されたような気がします。
それにしても、若い人たちの夢も随分小さくなったものです。
FIREして仕事を離れ、自分のやりたいことを限られた収入の範疇でやり、小さな暮らしでいいからストレスなく過ごしたいだけで本当によいのでしょうか。
昔なら「仕事を辞めて、遊んでくらしたい。そのために大きく稼ぎたい」と思う人が多かったはず。
実は大きな夢を抱きづらくなったことこそが現代日本の大きな問題なのかもしれません。
まとめ
以上『20代がFIREしたい本当の理由。目指すのは「早期退職じゃない」』でした。
いかがでしたか?
FIREを目指す理由は人それぞれ。
個人的には何でもよいと思っています。
ただ一つ言えることは、お金があると選択肢が増えるということ。
貯めたお金の分だけFIRE後の選択肢を増やせます。
以下関連記事です。
FIREできる状態になっても多くの人はFIREしないとの指摘もあります。
人は長期の休みに入ると怠惰という状況に陥るようです。
経験者によればFIREはノイローゼになりそうなほどつまらなかったそうです。