まるで工場のような「老人ホーム」が増えていく…老後のリアル

まるで工場のような「老人ホーム」が増えていく…老後のリアル

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

老後の「終の棲家」候補として老人ホームを考えている人も少なからずいるかもしれません。

私自身はあまり考えていないのですが、老人ホームに関して気になっていることがあるのも事実です。

そんな中ちょっと気になる記事を見つけましたので、共有しておきます。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ←こちらのクリックをお願いします。

老人ホーム選びの極意とは何か?

私自身は老人ホームについて全く詳しくないため、「第一人者」として書いている本記事を信じるスタンスで今回は書き進めていきます。

筆者は「良い老人ホームとは何か?」の問いに明確な回答を出しています。

私が考える良いホームとは、ひと言で言えば「空室がないホーム」のことを言います。空室があるホームは、良いホームではありません。ダメなホームです。したがって、良い老人ホームを探すには、空室のないホームを探して、そこに「入居」することです。そうすれば、良いホームに入居できるはずです。

誤解を恐れずにあえて言います。良い老人ホームがあるとするなら、それは、常に満室、空室がないホームです。空室が多いホームは、ダメホームです。泣こうが喚こうがこれが絶対的な「結論」です。

「良い老人ホーム」とは「空室がない老人ホーム」と回答しています。

空室がないということは「人気がある」とか「需要に応え続けている」とかそういう意味でしょうか。

多くの老人ホームを見てきた人が言うのですから、少なくとも「空室が多いホームは、ダメホーム」という点は信ぴょう性がありそうです。

老人ホーム選びの一つの基準に「空室の有無」は入れておいたほうがよいのかもしれません。

また、良いホームは空室がないのであれば、すぐに入居できないということなのでしょう。

よって空き待ちをしなければならない点も考慮に入れておかなければいけません。

「終の棲家」とは、いったい何か?

そして次の一節には非常に悲しい言葉が書かれています。

多くの老人ホーム、特に介護付きの老人ホームというのは、世話に困った親を子供の判断で強制的に入居させるところです。みなさんからの批判を恐れずに、あえて起きている現象だけで判断をすれば、「いらなくなった〝ゴミ〟を捨てる処分場が老人ホーム」です。

だから、一度入居したら、途中で出てきてもらっては困るし、最後まで、そこにいてくれなくては困ります。したがって、入居者の家族(主に子供)、老人ホームの運営会社は、ともに、この考え方に基づいてホームを運営しています。

自分の親も「ゴミ」となり、最後には自分も「ゴミ」となるのでしょうか。

こんな文章を読んだら老人ホームなど利用したくなくなります。

この現象に対し、多くの方は、老人ホームは「高齢者にとって“終の棲家”だ」と言って、どちらかというとホームを高く評価しているように思います。現実的には単に、厄介払いをしているだけなのですが……。私はこの「終の棲家」という表現に対し、大きな違和感を持っています。

「終の棲家」とは人生最後の住居です。

老人ホームを「終の棲家」に選ぶことは、人生の最後を「ゴミ捨て場」で暮らすことを意味することになります。

そして次の一節がタイトルに出てきた「工場のような老人ホーム」ばかりになる予想の根拠です。

こういう現実の中で「素晴らしい老人ホーム」や「良いサービスを提供する老人ホーム」が、この社会に出現すると思いますか? 出現するはずがありません。だって、まともな老人ホームなど、現実的には、誰にも求められていないのですから。

老人ホーム側に求められていることは、一部の富裕層向けの老人ホーム(入居金が2000万円超のホームが目安)を除き、超効率的に入居者を管理し、最終的には、家族や病院に迷惑をかけずに、入居者の生涯を終わらせることを目的として運営することです。

正確に言うと、介護保険法という法律がそのことを望んでいるので、介護保険法を忠実に厳守している老人ホームは、自動的にそうなっていきます。

悲しい予想であり、きっと現実になるのでしょう。

老人ホームもさらなる効率化を求められ、AIやロボットなどを導入し無機質なサービスが提供されていくはずです。

人生最後の20年をどう生きるか?

人生100年時代と言われています。現実的に考えても80年近くは生きると考えた場合、それ以前に比べてまともな仕事ができない最後の20年程度は、健康状態、経済状態がきわめて不安定の中で生きていくことになります。

この20年間をどう生きるのか? 実はこのことが、人生の中でかなり重要なキーワードだと私は思っているのですが、周囲を見渡しても、この部分に焦点を定めて生きている人は皆無と言ってもいいでしょう。

当ブログでも老後資金については多々触れてきましたが、老後の生き方そのもの、特に晩年の過ごし方についてはほぼ触れてきませんでした。

仮に老後資金があっても工場のような老人ホームで最後を過ごすのが良い人生の幕の下ろし方なのでしょうか。

間違いなくそうではないはずです。

できるだけ自活していけるよう健康寿命を延ばす努力をすべきです。

まとめ

以上『まるで工場のような「老人ホーム」が増えていく…老後のリアル』でした。

いかがでしたか?

文章を読んでいくにつれ老人ホームには厄介になりたくないという気持ちがどんどん強くなっていきました。

はたしてどんな未来が待っているのか分かりませんが、とにかく健康に留意して生きていかなければならないと強く思いました。

以下関連記事です。

長生きは良いことばかりとは言えない悲しい未来が待っています。

老人ホームなど選択肢に入れられないような老後資金不足の人が続出しそうです。

老後資金を意外な支出で失う人がたくさんいる現実を知っておくべきです。

スポンサーリンク