「老後の不安はその時に考えよう」が、単なる「気休め」や「楽観主義」ではないと言えるワケ

2023年6月11日

「老後の不安はその時に考えよう」が、単なる「気休め」や「楽観主義」ではないと言えるワケ

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

老後の不安に対して、「いくら貯めればいい」「こうすればいい」と言った記事はよく見かけます。

今回の記事は、そもそも「老後の不安」って何?というところから考えています。

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老後の心配はいつから考える?

まずは記事に出てくる人の相談から。

Q 老後の生活が心配です。将来何歳まで働かないといけないのか、そもそも仕事があるのか。考えると不安になります。

相談者の心配は分からなくもありません。

老後の生活に不安を抱いている人は多数います。

私もその一人。

特に老後のお金については不安を払拭できずにいます。

最近では若い人も早くから老後に漠然と不安を抱いているようです。

いくらなんでも早すぎるような気もしますが、分からなくもありません。

将来どうなってしまうのか、全く見通しが立たないですし、年金問題を考えれば、安心して老後を迎えられるはずもありません。

そんな老後の不安を抱える人に対し、今回の記事では明確な回答を用意してくれています。

老後の不安は「考えるだけ無駄」

以下、記事の筆者の回答です。

A 考えるだけ無駄です。不安は未来に対して感じるもの。現実になった途端、その不安も消えます。老後の心配は「その時」に考えればいいのです。

「その時に考えればいい」

バッサリ切り捨ててますが(笑)、一方では正しい回答であるとも言えるでしょう。

不安とは回答でも指摘しているとおり、まだ起きていない未来に対して感じるものです。

老後の不安に対する回答の本質はこちらです。

今は老後の生活を不安に思っていても、現実に老後を迎えれば、起こることは起こるし、起こらないことは起こりません。今、まだ見ぬ未来のことで不安になっていても仕方ありません。すべては、その時に考えればいいのです。

どうしても不安を感じてしまう人はいるので、それはそれで仕方のないことなのですが、実際のところ、未来に対して不安を抱いていたら、まともに今を楽しめないです。

何も準備・対策をしないのもいかがなものかと思いますが、あまり考えすぎてしまうのもどうでしょうか。

何事もほどほどが大切です。

老後に向けて今からできること

ちなみに、一応筆者はバッサリ切り捨てるだけでなく、最後に回答を用意しています。

その回答がこちら。

この相談者は働きたいけれど、できないということを不安に思っているのではないように見えます。今は若いので、当然仕事をするけれど、老いてからも労働力であり続けなければならない人生を、不安に思っているのです。どうなるのかはわかりませんが、今から準備できることはあります。

それは「働かなければならない」と考えないことです。仕事は、義務感でするとつまらないものになります。やりたいことをしていれば、老後もそれを続けられることを喜びに感じられるはずです。

なかなか難しい回答ですね(苦笑)。

「働かなければならない」と考えている人は、おそらく「生活費が足りない」と考えているのではないでしょうか。

だとしたら、解決策はいくつかあります。

一つは「支出を抑える」ことです。

支出を受け取る年金の範囲内に収めれば、単月で見れば生活していけます。

もう一つは「老後資金を貯める」ことです。

できるだけ多くの金額を貯金しておけば、年金だけでは生活費が不足する場合、貯金を取り崩して生活していけます。

やれる対策も単純なことしかないのが現実です。

まとめ

以上『「老後の不安はその時に考えよう」が、単なる「気休め」や「楽観主義」ではないと言えるワケ』でした。

いかがでしたか?

老後の不安を感じるのは仕方ありませんが、過度の不安は意味がありません。

対策を立てつつ、今を楽しむのが大事です。

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