資産7000万超えのサラリーマンが、いまだに抱えるお金の不安7選

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

2026年2月、金融資産7000万円を達成しました。

そして、資産が増えれば不安は消えると思っていました。

しかし、7000万円を超えて見えてきたのは、資産形成を始めた頃には想像もしなかった新しい悩みでした。

資産が積み上がるにつれて、これまでの節約や投資の継続とは質の異なる、精神的な葛藤や現実的なリスクに直面しています。

そこで今回は、準富裕層に到達した51歳サラリーマンの私が抱えているお金の不安を整理しました。

将来の出口戦略に悩んでいる人や、資産が増えても安心感を得られない人はぜひ参考にしてください。

そういう私はどんな人?

まずは本題に入る前に、私のスペックを改めて簡潔にご紹介しておきます。

私は現在51歳の普通のサラリーマンで、地方に両親が健在な長男です。

独身で賃貸暮らしを続けており、勤務先に退職金制度もありません。

こうした持ち家も老後のまとまった資金もない不安定な状況において、伯母の家や財産を相続する可能性は、将来の生活を支える大きな転換点になる可能性があります。

現在は家賃を除き月8万円程度で生活を維持していますが、資産が7000万円を超えた今もなお、これまでの努力だけでは拭えない複雑な不安が消えることはありません。

その具体的な正体を、これから一つずつお話ししていきます。

1.「取り崩し」に対する心理的恐怖

7000万円を超えてもいまだに抱えるお金の不安1つ目は『「取り崩し」に対する心理的恐怖』です。

私は現在55歳での早期リタイアを計画しており、資産の一定割合を運用に回すことで得られる運用益を生活費に充てる予定です。

しかし、理論上は資産が維持できる計算であっても、実際に毎月の入金が止まり、元本を取り崩す生活には強い抵抗があります。

私には退職金がなく住まいも賃貸であるため、運用が振るわない時期に資産が減っていく状況を想像すると、精神的な平穏を保つのが難しいと感じます。

現在は副業で少額の収入を得ていますが、生活費を完全に補うには至りません。

唯一の命綱である運用資産が減少することへの恐怖は、リタイアが現実味を帯びるほど大きくなっています。

2.インフレによる「実質資産」の目減り

7000万円を超えてもいまだに抱えるお金の不安2つ目は『インフレによる「実質資産」の目減り』です。

現在は物価上昇が続いており、以前と同じ金額を出しても同じものが買えない状況が起きています。

私は家計簿こそつけていませんが、過去の支出を記録しており、食費などが以前に比べて確実に上がっている事実を確認しています。

私は資産4000万円まで貯蓄のみで達成した経緯があり、現在の運用額も2000万円と資産全体の中では低めの割合です。

そのため、現金として持っているお金の価値が目減りしていくことに強い恐怖を感じています。

早期リタイア後は労働所得がなくなり運用益や年金に頼ることになるため、資産を守るために苦手な投資を長く続けなければならないというプレッシャーがあります。

どこまで物価が上がるか予測できない中で、自分の資産の価値が下がっていくことに不安を抱いています。

3.社会保障制度や税制改正への不信感

7000万円を超えてもいまだに抱えるお金の不安3つ目は「社会保障制度や税制改正への不信感」です。

現在は将来的な消費税率の引き上げや、窓口で支払う医療費の自己負担割合の上昇など、国の制度変更に対する懸念が拭えません。

私は55歳でのセミリタイアを検討しており、今後は公的年金や資産の運用益が生活の柱となるため、制度の根幹に関わる変更には大きな不安を抱いています。

特に、年金の支給額抑制や、運用益に対する金融所得課税が強化される動きには非常に敏感になっています。

一度決まった社会保障のルールが自分にとって不利な方向へ書き換えられていく可能性を見ると、個人の努力だけでは老後の安定を維持できないのではないかと感じます。

自分でコントロールできない国の裁量によって、長年の貯蓄で築いた生活設計が損なわれる可能性に、強い不信感を持っています。

4.暴落局面での「桁違い」の損失

7000万円を超えてもいまだに抱えるお金の不安4つ目は『暴落局面での「桁違い」の損失』です。

現在、私の運用資産額は2000万円と過去最高の水準にあり、早期リタイア時にはさらに増えていることを想定しています。

資産規模が大きくなると、市場が数パーセント下落しただけで、一般的な会社員の月収や年収を上回る金額が、たった一日で吹き飛ぶことがあります。

直近では大きな下落を経験していませんが、歴史を振り返れば今後も暴落が発生する可能性は十分に考えられます。

安定した労働収入がなくなる退職後に、総金融資産が大きく減少していく状況を想像すると、心理的な負担を強く感じます。

運用額が大きくなるほど、一度の市場変動が人生の設計を根底から揺るがしかねないという不安は、以前よりも確実に大きくなっています。

5.他者との比較による欠乏感と焦燥感

7000万円を超えてもいまだに抱えるお金の不安5つ目は「他者との比較による欠乏感と焦燥感」です。

私はアッパーマス層を抜け出して準富裕層に到達しましたが、その上には資産1億円以上の富裕層がそびえ立っています。

現実の生活では他人の懐事情は分かりませんが、SNSやYouTubeといったインターネットの世界には私より若くして私よりも多額の資産を持つ人々が数多く存在しており、その発信を日常的に目にします。

7000万円という数字も決して小さくないはずですが、ネット上の富裕層と比較することで、自分の立ち位置が中途半端であるように感じてしまうことがあります。

これまでの節約や投資の努力によって一定の成果を出したのに、画面越しに成功者を見るたび「自分はまだ足りない」という焦燥感に駆られます。

資産が増えたことで情報の受け取り方も変わり、精神的な充足感を得るのが難しくなっている状況に不安を抱いています。

6.健康寿命と介護、孤独死への懸念

7000万円を超えてもいまだに抱えるお金の不安6つ目は「健康寿命と介護、孤独死への懸念」です。

自分や家族が大きな病気を患ったり長期の介護が必要になった際、今の資産でどこまで質の高いサービスを受け続けられるのか予測がつきません。

医療技術が進歩し、最新の治療など「お金で買える健康」の選択肢が増えるほど、逆に資金が足りなくなるリスクを計算してしまいます。

私は独身で賃貸暮らしのため、将来的に自分自身が認知症を発症した場合の具体的な対処法も定まっていません。

また、地方には両親が健在であり、人生の最終盤にどのような事態が起こるのか全く見通せていない状況です。

どのような公的制度があり、民間のサービスを含めてどのような準備を整えておくべきなのか、自身の知識不足を痛感しており、大きな不安を抱いています。

7.資産を狙う「魔の手」への警戒

7000万円を超えてもいまだに抱えるお金の不安7つ目は『資産を狙う「魔の手」への警戒』です。

資産があることを周囲に知られると、不審な投資話や親戚からの無心、高額なサービスの勧誘を受けるのではないかという疑心暗鬼が生じます。

私はこれまで資産額を他言したことはありませんが、今後伯母の財産を相続した事実が広まれば、予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。

また、老後は独身の一人暮らしが確定しているため、あらゆる詐欺や強引な営業に対して自分一人で対処しなければなりません。

加齢に伴い認知能力が確実に低下していく中で、現在のような冷静で強固な判断を一生維持し続けられるのかという点には強い疑問を持っています。

守ってくれる家族がいない環境で、築き上げた資産を最期まで守り抜けるのかという切実な不安を抱えています。

これらのお金の不安とどう向き合うか?

7000万円を超えても消えないこれらのお金の不安とどう向き合うべきか、私なりの考えを整理しました。

まず、資産額が増えれば不安が消えるという考えを捨て、「不安は生存本能として一生付き合っていくもの」だと割り切るようにしています。

かつては1億円くらい貯まれば安心できるのではないかと考えていましたが、実際には守るべきものが増え、新たな悩みが生まれるだけでした。

次に、介護や相続、認知症といった未知の領域に対しては、少しずつでも制度やサービスを学ぶことで、漠然とした恐怖を「正しく怖がる」ための判断材料を増やすようにしています。

最後に、将来への備えと並行して、人生を豊かにする「思い出作り」の支出も許容するよう意識しています。

資産額を増やすことだけを目的にせず、築いた資産をどう使い、どのような経験に変えていくかという視点を持つことが、心理的なバランスを保つ鍵となると考えています。

まとめ

以上『資産7000万超えのサラリーマンが、いまだに抱えるお金の不安7選』でした。

いかがでしたか?

最後にまとめです。

資産7000万超えのサラリーマンが、いまだに抱えるお金の不安7選

1.「取り崩し」に対する心理的恐怖
2.インフレによる「実質資産」の目減り
3.社会保障制度や税制改正への不信感
4.暴落局面での「桁違い」の損失
5.他者との比較による欠乏感と焦燥感
6.健康寿命と介護、孤独死への懸念
7.資産を狙う「魔の手」への警戒

「お金持ちになれば、お金の不安から完全に解放される」という期待は、7000万円を超えた今、おそらく一生実現しないのだろうと気づきました。

逆に資産が増えたからこそ見えてきた新たな壁や、守るべきものが増えた重圧、将来への不透明な恐怖が形を変えて現れ続けています。

しかし、不安があるからこそ、慎重にリスクを管理し、学び続ける原動力となります。

55歳の早期リタイアに向け、数字を積み上げるだけでなく、記憶に残る「思い出」を作っていく行動力も発揮していきたいです。

これまでのように不安に負けて後回しをせず、今を最優先する選択を積み重ねていくことが、この資産と共に歩んでいく私の覚悟です。

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