500万円をNISAに突っ込んだ63歳男性が作った老後の収入源3本柱
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
自分が老後を迎えたとき、どのような生活を送っているか、想像がつかない人がほとんどかもしれません。
今回は「プレジデント・オンライン」に掲載された『ルポ 過労シニア 「高齢労働者」はなぜ激増したのか』の著者で、ジャーナリストの若月澪子氏の老後に関する記事をご紹介します。
高齢者の現状を知ることで、将来の対策を考えていきます。
年金のみで暮らすシニアは5割に満たない
厚生労働省の「国民生活基礎調査」(2023)によれば、65歳以上の高齢者のうち、年金のみで生活をしている人の割合は41.7%にとどまっているそうです。
そして筆者は、「今後ますますこの割合は減っていくことになるだろう」と予想しています。
この予想は間違いないでしょう。
ただし、「お金がない」ことを理由にして老後も働き続ける人ばかりではない点は指摘しておく必要があります。
確かに生活の苦しい高齢者が増加傾向にあり、それが老後に労働する人を生んでいるのは間違いないと思います。
一方で、「働くことや他人の役に立つことが生きがい」という人も間違いなく存在しており、お金には代えられないものを目的に働き続ける人がいることを忘れてはいけません。
老後の収入の「新・三本柱」
少し綺麗事を言いましたが、現実には多くの人が年金で生活を支えられなくなってきているのは間違いありません。
老後資金を貯めるために資産形成に取り組んでいる人が多いのは、2019年の「老後2000万円問題」登場以来、老後は甘くないと気づいたからでしょう。
それでも、2000万円以上の資産を築けるのは少数派であり、多くの人は2000万円も築けず老後を迎えます。
では、老後をどのように乗り切ればよいのか。
今回の記事では、最新の方法で老後を乗り切ろうと取り組む男性の事例が紹介されています。
東京都在住の63歳男性は、65歳以降になったら『NISA・タイミー・年金』の三本柱で暮らしていく予定だと語っています。
「タイミー」とは?
2番目の「タイミー」は馴染みのない人も多いかもしれません。
「タイミー」とは、スポットワークを紹介するアプリのこと。
スポットワークとは、自分の都合のいい時間に3〜5時間程度の単発のアルバイトで働くことができる新しい働き方のことです。
仕事に応募する時、面接も履歴書の提出も不要です。
この男性は、このスポットワークで飲食店のバイトを転々としているようです。
働く時間は18〜23時くらいまで。
重たい食器をトレンチに載せて厨房まで運び、食洗機の中に放り込み、さらに食器棚に食器を戻すのを繰り返すのだそう。
あくまで、皿を片づけたり、洗う作業をメインであり、レジに立つことはほとんどないと言います。
この男性が飲食店の副業に入るのは、月に数回で、本業が休みになる金曜日か土曜日の夜とのこと。
副業収入は手取りで月5万円前後というのだから、支出が減少し始める老後生活を支えるには十分なのかもしれません。
NISA制度を利用し、投資も開始
そして、この男性は投資の経験がなかったが、NISA制度を知り、投資を始めるに至りました。
気づけば、貯金額の9割にあたる500万円を投資したそうです。
シニアの投資に関しては、資産減少リスクを回避すべく、投資割合を下げるというのがスタンダードな考え方です。
しかし、この男性は真逆といってよい考え方をしています。
貯蓄は全く増えないし、年金も信用ならないと語っています。
そこで、年金を63歳から繰り上げ受給し、その年金をNISAを利用して投資に回そうとさえ考えているようです。
実はこの男性の投資先はオルカンやS&P500のような有名インデックスファンドではなく、高配当株でした。
高配当株は、年に数回配当金が収入として入ってくるため、シニア向きだと考えているようです。
これで『NISA・タイミー・年金』の三本柱が揃いました。
そういう私はどうなのか?
私はすでに7000万円もの金融資産があり、2000万円の運用資産があります。
まだ働き続けますし、財産を相続する予定もあるため、もう少し資産を上乗せすることが可能です。
そのため、この男性ほど切羽詰まった老後を迎えることはないでしょう。
よって、お金を目的とした労働をする必要はないと考えています。
しかし、収入が年金だけでは心細いですし、何もしないと健康面における不安を感じざるを得ません。
そのため、簡易的な労働ができればと考えていましたが、スポットワークは盲点でした。
スポットワークは非常に興味深いですが、私は老後を地方都市で送ろうと考えています。
そのため、都合の良い仕事があるかどうかが疑問です。
というか、おそらく通常のアルバイトしかないと思っておいたほうが良いと思います。
面倒ですが、履歴書とかを用意しないといけません。
労働による収入を得たい場合は、現役のうちから老後に住むことを想定している地域の求人情報で、高齢者でも働ける仕事があるかをチェックしておくとよいでしょう。
また、男性は体を動かす仕事をしていますが、高齢になっていけば体を動かす仕事はきつくなっていくことも想定しておくべきでしょう。
まとめ
以上『500万円をNISAに突っ込んだ63歳男性が作った老後の収入源3本柱』でした。
いかがでしたか?
老後を年金のみで支える時代は終わり、不足分を補う「年金以外の収入」をどう確保するかが重要な鍵となります。
投資制度であるNISAや、隙間時間で働けるスポットワークといった多様な手段を組み合わせることは、家計のみならず生活の張り合いにも繋がるでしょう。
ただし、地域性や体力の変化といった現実的な課題も忘れてはいけません。
まずは現在の資産状況を再確認し、自分に合った無理のない備えを今日から検討してみましょう。
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