独身者の自宅マンション購入の専門サイト「家活」オープン!
今日は、ネットで見かけたこちらの記事から。
セミリタイアを目指す人であっても、そうでない人でも、自分が住む家というのは関心があるはずです。
それは、結婚している人であっても、独身の人であっても同様です。
ただ、どちらかというと、家の購入というのは結婚してからのイメージが強いです。
しかし、時代は変わり、生涯未婚率が30%まで上昇し、「おひとりさま」という言葉も登場しました。
そして、今回登場したサイトは、独身者のためのマンション購入サイト。
不動産投資ではありません。
あくまで自宅用マンションの購入です。
その名も「家活」
すごい名前です。
肝心なサイトはこちら。
家の情報に限らず、特に独身者にとっては十分役に立ちそうなコンテンツもありそうです。
ということで今回は、この「家活」というサイトにどんなコンテンツがあるのか、特に独身の人なら気になると思いますので、早速紹介していきます。
家活のコンテンツその1 あなたの将来の「おひとり様」度チェック
まずは、あなたの将来の「おひとり様」度をチェックしてくれる診断コンテンツがあります。
「家活」サイト内での紹介分は、以下のとおりです。
結婚が当たり前ではなくなった現代。1人で生きていく人生も選択肢に入れた将来設計が大切です。
「あなたの将来のおひとり様度チェック」では、あなたの将来のおひとり様度を統計データから予測します。
このサイトのコンセプトとして20年以上に渡り収集してきたデータを活用し、独身者の自宅マンション購入時に活かせる情報を提供するというところから、このような診断コンテンツが用意されたのではないかと思われます。
では早速ですが、僕がやってみます。
質問項目は、たったの3つ。
「住所」「年齢」「性別」
この3つしかありません。
正直にこの3つの項目を入力して、Go!
すると、僕の将来のおひとり様度が判定されます。
僕の場合は、老後単身率44.8%と表示されました。
内訳は、生涯未婚率31.3、「離婚率13.4%となっており、この2つの数値を足して、先ほどの44.8%となりました。
離婚率13.4%の意味は分からないですけどね。
この年齢で独身である以上、確率的には生涯独身になる可能性の方が高いと思いますが。
ということで、参考になるのかならないのかよく分からない、ちょっとしたお遊びのコンテンツとなっています。
家活のコンテンツその2 家活のすゝめ
この「家活」にとって、最も重要なコンテンツかもしれません。
これからの時代は、独身のうちに家を買うべきですよ、という「家活」を勧めているコンテンツです。
そもそも独身のうちに、早めに家の購入を勧めている理由は3つあります。
まず、生涯独身である確率が高まっていること。
離婚率も上がっていますから、半数の人は独身で老後を迎えるとされています。
次に、寿命が長くなっていること。
90歳前後までを視野に入れた人生設計を必要とされつつあります。
そして、高齢者になると賃貸物件に入りづらくなること。
定年後は収入がないのと死亡リスクが高いため、「審査落ち」することが社会問題化しています。
この点については、将来的になんらかの改善がされるのではないかと個人的には考えています。
上記3つの理由から家活を勧めているわけですが、早期から家活を始めることでメリットが3つあると紹介されています。
1つめは、将来に向けたコストダウン。
サイト内にはこんな一節があります。
30歳で「住宅ローンを借りて持ち家を持った場合」と、同じ年齢から「賃貸に住み続けた場合」で、ともに90歳まで生きたと想定すると、単純計算で賃貸は持ち家の1.5倍の費用がかかります。
30歳以上の人で、賃貸の家に住んでいる人ならギョッとする一節です。
2つめは、自分らしいライフスタイルの実現。
賃貸ではリフォームは難しいですが、持ち家なら可能です。
自分のとって最適な住環境を整えることができます。
そして3つめは、資産形成です。
ローンが完済すれば、持ち家は資産となります。
もし老後は施設に入るとなった場合でも、持ち家が資産となっていれば売却することが可能です。
以上が本コンテンツです。
ずっと賃貸暮らしで、まだ持ち家の購入を検討していない人は、一度このコンテンツを読んでみるとよいかもしれません。
持ち家に対する考え方が変わるかもしれませんよ。
家活のコンテンツその3 物件選びのポイント
家を買うというのは、大半の人は一生に一度になるのではないでしょうか。
となると、高額の買い物になるがゆえに、失敗はしたくありません。
では、失敗しないようにするには、どうしたらよいのでしょうか?
そんなとき「家活」を見れば、物件選びのポイントが分かります。
押さえておきたい物件選びのポイントで、
最も大事なのは「資産性」です。
「資産性」がある物件とは、
「売れる・貸せる・住める」の
3つの選択肢がとれるものを指します。
ふむふむ、なるほど。
「資産性」が大事だと。
要は、自分で住むだけではなく、売ったり貸したりすることのできる物件を選ぶべきだと。
これは独身だから、ということなのでしょうか。
もう少し詳しく説明をしてくれていれば親切なのですが、情報量が少なく、分かりづらいところはあります。
家活のコンテンツその4 みんなの家活体験談
実際に家活をして、マンションを購入した人の体験談も掲載されています。
マンション購入となれば高額の買い物になるわけですから、生の声というのは、非常にありがたいですね。
サイトオープン直後の現段階では、掲載されている体験談は2件です。
1件目の体験談は、31歳の男性で既婚者。
独身時代にマンションを購入して、結婚後に新たなマンションを購入。
独身時代に買ったマンションは、賃貸に出しているという事例。
一発目から独身じゃない事例です(苦笑)
2件目の体験談は、39歳の男性。
2010年にタワーマンションを購入。
2015年にそのタワーマンションを売却して、新たなタワーマンションを購入。
さらに2017年にそのタワーマンションも売却して、新たなタワーマンションを購入。
あのー、こんなにマンションって何度も買い替えるものなのでしょうか?
僕の感覚が一般的な感覚とずれているのか、よく分からなくなってきました。
家って、一生に一度の買い物ってイメージだったのですが。
まだ事例が2つしかありませんから、今後もっと増えてきて、僕が典型的と思っているマンション購入なども出てきてほしいです。
家活のコンテンツその5 住宅ローンシミュレーション
家を買うとなった際、やはり気になるのはお金です。
高額であるがゆえに、現金一括で払うことができる人はごくわずか。
大半の人は、住宅ローンを組まなければならないでしょう。
しかし、住宅ローンを組むにしても、いろいろな不安がつきまといます。
「一体いくらまで住宅ローンを組むことはできるのか?」
「月々の返済はいくらくらい?」
「いつまで返済し続けなければならないの?」
お金に関する不安はつきません。
そこで、「家活」のサイトには、住宅ローンシミュレーターが用意されています。
「世帯年収」と「頭金」を入力して、ボタンをワンクリックするだけで、あなたにとって適正な購入金額と上限金額の2パターンが紹介されます。
それぞれについて、ローンがいくらか、要は購入金額から頭金を差し引いた金額と、ローンの月々の返済金額が紹介されています。
僕が試したら、適正購入金額は6000万円、月々の返済は14.6万円。
上限購入金額なら7900万円で、月々の返済額は19.6万円となりました。
高い。。
ちなみに、適用金利は0.625%、35年ローンで試算されます
家活のコンテンツその6 知って得する!「家活コミック」
家活のコンテンツには、マンガで家活のことを紹介しているコンテンツもあります。
要は、家の購入に関することをより分かりやすく説明するために、マンガ化されているという感じです。
サイトオープン時点では、第3回まで掲載されています。
タイトルは以下のとおりです。
・俺、家買ったんだ!
・賃貸でリア充はあり得ない
・持ち家は資産になる
今のところはベタなところかなといった印象です。
今後どのような内容が追加されていくのでしょうか。
ここは今後充実していくことを期待しましょう。
家活のコンテンツその7 動画で解説!家活基本の「き」
「家活」では、マンガだけではなく、動画でも家活をどのようにすればよいか、基本的なことを紹介しています。
動画に登場するのは、沖直人(おき・ゆうじん)氏。
不動産に関して10冊以上の著作がある人です。
最新刊はこちら。
ベストセラー作家と紹介されてあったのですが、実際のところはよく分かりません。
今のところ、動画は1本しかありません。
この1本が、「家活のすゝめ」でも紹介されている内容と重なっていたり、賃貸と持ち家の比較など、たった9分の動画なのですが、そこそこ充実しています。
ですので、ここも今後動画の本数が増えていくことを期待します。
また、「マンション購入基礎検定」というコンテンツも別サイトで用意されています。
こちらは別途会員登録が必要となっています。
家活のコンテンツその8 家活関連コラム ・あなたはどのタイプ?「イエカツ度診断」 ※9月末オープン予定
そして最後は、「イエカツ度診断」というコンテンツ。
こちらは、まだオープンされていないため、リンクが貼られておらず、内容を確認することができませんでした。
例えば「コラム」とかいてありますから文章になるのか、「診断」ですから質問に回答していく形式のものなのか、現時点ではよく分かりません。
このあたりはオープン後にチェックしてみたいと思います。
まとめ
以上いかがでしたでしょうか?
特に独身の人にとって、役に立ちそうでしょうか?
これまで家の購入は結婚してからのことというのが一般的な感覚だったと思います。
しかし、これからの時代は、独身のうちに家を購入していくべきだと紹介されています。
実際に賃貸と持ち家どちらを選ぶかは本人次第ですが、僕個人としては長い目で見れば持ち家の方がよいと考えています。
みなさんはどうお考えでしょうか?
特に独身で、まだ持ち家を購入していない、購入を考えていないという人は、これをきっかけに「家活」を始めてみてもよいかもしれません。
その際には、今回紹介したサイト「家活」を積極的に活用してみてはいかがでしょうか。