FIREを目指し30歳までに3000万円の資産を作るための7つのヒント
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
FIRE関連で当ブログではすっかりおなじみになりつつある「ビジネス・インサイダー」の記事です。
2024年に入り株価の上昇が続いた結果、もしかしたらFIRE界隈は盛り上がり始めたかもしれません。
投資で資産を増やした人が多数いたでしょうから。
そして若いうちに会社を辞めたいという人も、これからますます増えるような気もします。
そこで今回は、27歳で2900万円を貯めたというアメリカの記事を参考に、30歳までに3000万円を貯めるにはどうすればよいかを考えてみたいと思います。
ちなみに、あの元・三菱サラリーマンの穂高唯希氏は30歳で7000万円貯めたらしいです。
1.収入を増やす努力をする
30歳までに3000万円の資産を作るための1つめのヒントは「収入を増やす努力をする」です。
記事では「お金になる学位を取る」とのことでしたが、少しアレンジさせていただきました。
「お金になる学位」ということは要するに「収入の多い企業・業界へ就職する」ということです。
資産形成のベースになるのは収入です。
そして資産形成は収入が多い程有利になるのですから、収入の多い会社に就職できるかどうかが重要です。
就職していても、転職することで収入を増やせます。
さらに副業で収入を増やせます。
アメリカの記事で若くしてFIREした人たちの事例を見ると、ほぼすべての人が副業しています。
個人的には副業には否定的で、当ブログでも「まずは本業」と語ってきました。
理由は副業に注力すると、本業が疎かになる恐れがあるからです。
しかし、本気で若くしてFIREしたいのであれば、本業に加え副業にも本気で取り組まないといけないのだと思いました。
若くしてFIREしたいのであれば遊んでいる暇などないのです。
2.借金しない
30歳までに3000万円の資産を作るための2つめのヒントは「借金しない」です。
アメリカの記事を読むと、若くして借金を抱えている人が意外と多くいる印象でした。
日本の場合でも、学生時代に奨学金を借りた人で、就職後の返済で苦労していた人も見かけたことがあります。
日本の消費のパターンだと自動車の購入でローンを組むとかが挙げられます。
人生最大の借金になる可能性があるのは住宅の購入ですが、30歳になるまでに購入する人はそこまで多くないでしょう。
人生プランとして、家の購入は資産目標を達成した後、現金一括払いで考えておくとよいのではないでしょうか。
それまでは実家暮らしか賃貸で済ませ、資産形成を優先するという選択肢があります。
3.インデックスファンドを活用する
30歳までに3000万円の資産を作るための3つめのヒントは「インデックスファンドを活用する」です。
資産形成において投資はもはや不可欠と言っても過言ではありません。
貯金のみで大きな資産を築ける人はほんの一握りです。
大半の人は市場の力を借りて資産を増やす必要があります。
投資にはいろいろな手法がありますが、インデックスファンドの積立投資が最も取り組みやすいと思われます。
インデックスファンドは市場にお金を預け、あとは身を任せるだけのようなものです。
あとは投資に費やす時間は圧倒的に短く済みます。
初心者やもっと他のことに時間をかけたいなら適した投資商品と言えます。
4.新NISA、iDeCoを最大限活用する
30歳までに3000万円の資産を作るための4つめのヒントは「新NISA、iDeCoを最大限活用する」です。
インデックスファンドをどのように買うかですが、非課税制度を利用しない手はありません。
日本であればNISA(新NISA)とiDeCoが代表的な制度です。
どちらも毎月一定額を積み立てることができますから、貯金感覚で投資できます。
しかも非課税だったり、税制で優遇されたりしますから、使わない手はありません。
5.その出費が本当に自分を幸せにしているか考える
30歳までに3000万円の資産を作るための5つめのヒントは「その出費が本当に自分を幸せにしているか考える」です。
資産を増やしたければ、支出にも注意しなければいけません。
どんなに収入が多くても、支出が多ければお金は貯まらないからです。
お金を貯めたいからと言って、何でもかんでも我慢するのは違います。
それはさすがに楽しくありません。
多少は楽しいことに使いながら、節度を持ってお金を使い、そして貯めていくのがよいのではないでしょうか。
お金を使うときには、自分を幸せにしているかを考えるというのは非常に良いことかもしれません。
ストレス発散のための消費ほどむなしいものはありません。
商品を購入したときが幸福度のピークで、帰宅したら「なぜこれを買ったのだろう?」なんて人もいるでしょう。
そんなお金の使い方は自分を幸せにしているとは到底思えません。
商品を手に取る際、「これを買って幸せを感じられるのか?」と自問自答してみるとよいのではないでしょうか。
本当に幸せになれる消費は案外少ないものです。
6.生活のインフレ化を避ける
30歳までに3000万円の資産を作るための6つめのヒントは「生活のインフレ化を避ける」です。
ここで言う「生活のインフレ化」とは生活費を肥大化させることです。
収入が増えたら支出も増やす。
周囲の影響を受け、より高い商品を買う。
分かりやすく言えば「見栄の消費」でしょうか。
自分基準ではなく他人基準の消費が自分を幸せにしてくれるでしょうか?
収入が増えても支出は増やさなければ、資産はどんどん増えていきます。
お金が増えても周囲に惑わされず、自分の消費ペースを守り続ければ資産は増えていきます。
7.資産形成とは日々の積み重ね、一発逆転はない
30歳までに3000万円の資産を作るための7つめのヒントは「資産形成とは日々の積み重ね、一発逆転はない」です。
特にNISA制度が始まって、徐々に投資を始める人が増えています。
ただ、日本は投資に対して何か間違った期待をしている人が多いような気がします。
あたかも宝くじのように、一獲千金を狙って投資を始めているように思います。
そうでなければ投資を始めても、数千円しか増えないといってすぐ止めるなどありえません。
資産形成はマラソンに例えると良いかもしれません。
とにかくゴールを目指してひたすら走り続けるしかありません。
一気にワープしてゴールしようなどと思わないほうがよいです。
すると悪い投資に手を出して、逆に資産を失います。
現在多くの資産を築いた人たちは、未来を信じて長年の積み重ねを続けてきた人たちなのです。
まとめ
以上『FIREを目指し30歳までに3000万円の資産を作るための7つのヒント』でした。
いかがでしたか?
最後にまとめです。
1.収入を増やす努力をする
2.借金しない
3.インデックスファンドを活用する
4.新NISA、iDeCoを最大限活用する
5.その出費が本当に自分を幸せにしているか考える
6.生活のインフレ化を避ける
7.資産形成とは日々の積み重ね、一発逆転はない
基本と言えば基本ですが、若くして大きな資産を貯めたいとなれば収入が重要となります。
そして、できるだけ支出を抑え、残りは投資に回すのが王道です。
最初は目に見える成果が分かりづらいだけに、辛抱強く続けられるかどうか。
投資は一瞬にして資産の増える魔法ではないことを理解しておきましょう。
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