50歳・6000万円ではセミリタイアできないと判断した7つの理由

50歳・6000万円ではセミリタイアできないと判断した7つの理由

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

ついに今年の7月で50歳になります。

これまで「50歳までにセミリタイアする」との目標を掲げて資産形成に励んできました。

しかし、いろいろと考えた結果、50歳・6000万円ではセミリタイアできないとの判断に至りました。

今回は、なぜセミリタイアを見送ったのかをご紹介していきます。

ネガティブな内容のように見えますが、6000万円未満でのFIREを検討している人などの参考になれば幸いです。

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今回の動画は『【本当に必要な老後資金】独身が65歳までに貯金すべき金額は?』です。最近、老後資金の必要額は4000万円とか5000万円とか、いろいろな説が飛び交うようになりました。 そこで今回は改めて自分にとって必要な老後資金はいくらなのかを考えていきたいと思います。 老後資金でお悩みの方はぜひ参考にしてください。
また、第2弾の動画『【必見】貯金が5000万円を超えたら生じた5つの変化』も公開していますので、併せてご覧ください。
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理由1.家の購入を控えている

セミリタイアを見送った一つ目の理由は「家の購入を控えている」からです。

私は実家が田舎にありますが、相続して住み続けられるような家ではありません。

すでに築50年。

先日も実家に帰ったら、大雨に日に雨漏りした、などと両親が話していました。

私が住んでいた頃には雨漏りなどありませんでしたが、老朽化が進んだようです。

また、実家は田舎というよりド田舎にあるため、自動車の所有は必須です。

老後に自動車が不可欠の生活に入るのは、極めてリスキーと言えます。

今さら自動車を運転したいなど思いません。

できれば、自動車を必要としない都市部に居を構えたいです。

だとすれば、住居を購入するしかありません。

家を買うとなると、数千万円単位での支出となります。

できるだけ安く購入しようと考えていますが、2000万円から3000万円程度は覚悟しています。

6000万円の下手すれば半分がなくなると思うと、6000万円でのセミリタイア突入は早計だと判断しました。

2.物価上昇の影響を考慮した

セミリタイアを見送った二つ目の理由は「物価上昇の影響を考慮した」からです。

昨今の物価上昇は今後も続いていく可能性が高いです。

となれば、今後の支出は増加するはず。

仮に現在の支出が少ないと思っていても、20年経過すると約1.5倍の金額になる計算です。

これまで長く続いてきた物価があまり上昇しなかった時代なら良かったのでしょうが、今後は物価が上昇する前提で物事を考えておく必要があります。

3.年金をもっと増やしておきたくなった

セミリタイアを見送った三つ目の理由は「年金をもっと増やしておきたくなった」からです。

先ほどの「物価上昇」と関係してきます。

今から20年後に支出が1.5倍になると仮定すると、70歳時点での支出が受け取る年金額を上回っている可能性があります。

受け取る年金額より支出額が多くなれば、資産を取り崩す必要が生じます。

私はできれば生活費のために資産を取り崩したくありません。

できれば旅行や食事といった楽しみにお金を使い、最後は介護施設用に確保しておきたいとの計算をしています。

そのため、年金はもっと多くの金額をもらえるようにしておきたいと考えました。

もう少し長く働き、さらに繰り下げ受給もおこなって年金を増やす作戦で行く予定です。

4.セミリタイア後にやりたいことが明確になっていない

セミリタイアを見送った四つ目の理由は「セミリタイア後にやりたいことが明確になっていない」からです。

当ブログではFIREしたいと考えている人たちに対し、「FIREは目的ではなく手段である」と述べてきました。

何かをしたいからFIREする、というのが筋だと何度となく語ってきました。

では、当の本人はというとセミリタイアしてから何をしたいのかというと、明確になっていません。

おそらく最近取り組み始めたYoutube用の動画作成には力を入れると思いますが、問題はそれ以外です。

『DIE WITH ZERO』的に言うところの「思い出作り」に何をするかが全然決まっていません。

「死ぬまでにやりたい100のリスト」も無理やり73個まで書きましたが、まだ27個空欄のままです。

しかも、終の棲家の場所を変更しようというプランが浮上しており、そうなると「やりたいこと」を変える必要が出てきます。

会社を辞めてから「やりたいこと」を明確にしておかないと確実に時間を持て余す人生になってしまうと自覚しています。

5.都合の良い仕事があると思えない

セミリタイアを見送った五つ目の理由は「都合の良い仕事があると思えない」からです。

セミリタイアということは会社を辞めてから何らかの労働収入を得ることが前提となっています。

私のこれまでの職歴を考えると、事務的なことを週2~3回程度やれれば、みたいなことを考えていました。

しかし、世の中はそう甘くはありませんでした。

50過ぎのおっさんを事務で採用する企業など、そうはありません。

また、田舎に帰った場合はなおさら狭き門となります。

となると、セミリタイア後の仕事をどうするかが実は非常に大きな問題として浮上してきました。

Youtubeでがんばると言っても、まだ無収入の身です。

今後どれくらいの収入まで伸ばせるかなど分かるはずもないですし、収入を得られる保証もありません。

となれば、労働収入が手っ取り早いのですが、50歳以上でも採用されやすい職種となると、コールセンターとか、清掃員とか、介護職とか。

私が決してやりたいとは思わない仕事ばかり。

50歳を過ぎて退職したら、さすがに再就職は厳しくなるため、慎重に行動を進めなければならないと考えています。

6.いまだに両親の理解を得られていない

セミリタイアを見送った六つ目の理由は「いまだに両親の理解を得られていない」からです。

最近は帰省すると、50代のうちに会社を辞めることは話すようになりました。

しかし、親は同意していません。

やはり親は早期リタイアを理解できないようです。

親を不安にさせるわけにもいきませんが、仕事を長く続けたくはありません。

よって、今後も説得が続いていきます。

仮に説得できなかったとしても、一定の条件が整ったら、あるいは一定の年齢になったら退職に踏み切ると思います。

7.完全リタイアを視野に入れ始めた

セミリタイアを見送った七つ目の理由は「完全リタイアを視野に入れ始めた」からです。

これは5の「都合の良い仕事があると思えない」と少し関係してきます。

そもそも、仕事から離れたいという想いもありセミリタイアを目指し始めたわけですが、会社を辞めたけど結局仕事を続けなければいけないというのは「そりゃ、なんだ?」と思い始めました。

そして、都合の良さそうな仕事も見つからないとなったとき、だったら完全リタイアすればいいじゃない、と思い始めました。

完全リタイアするのに資産6000万円はさすがに少なすぎます。

年金の受け取りまでは、あと15年あります。

もう少し働いて、資産を増やしつつ、年金受け取り開始までの年齢を縮めることで完全リタイア実現の可能性も探り始めました。

ただし、仕事へのモチベーションと会社の経営状態と親の健康状態で完全リタイアに辿り着けない可能性は十分あるでしょう。

まとめ

以上『50歳・6000万円ではセミリタイアできないと判断した7つの理由』でした。

いかがでしたか?

最後にまとめです。

50歳・6000万円ではセミリタイアできないと判断した7つの理由

1.家の購入を控えている
2.物価上昇の影響を考慮した
3.年金をもっと増やしておきたくなった
4.セミリタイア後にやりたいことが明確になっていない
5.都合の良い仕事があると思えない
6.いまだに両親の理解を得られていない
7.完全リタイアを視野に入れ始めた

人によっては全然セミリタイアならOKと判断する条件は揃っているかもしれません。

しかし慎重派の私としては、まだ安心できないのが正直なところです。

もう少し資産を増やし、より確実性が増した段階でリタイアしたいと考えています。

以下関連記事です。

早期リタイアを焦らず、もう少し働き続けることで得られるものもあります。

実際にFIREした人が「FIREなんて辞めておけ!」と語っています。一体なぜでしょうか?

「お金持ちになれる人は若い頃から違う」とFIRE達成者も断言しています。

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今回の動画は『【本当に必要な老後資金】独身が65歳までに貯金すべき金額は?』です。最近、老後資金の必要額は4000万円とか5000万円とか、いろいろな説が飛び交うようになりました。 そこで今回は改めて自分にとって必要な老後資金はいくらなのかを考えていきたいと思います。 老後資金でお悩みの方はぜひ参考にしてください。
また、第2弾の動画『【必見】貯金が5000万円を超えたら生じた5つの変化』も公開していますので、併せてご覧ください。
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