老後の貯蓄は9700万円「お金は貯まる一方」66歳男性の年金生活

老後の貯蓄は9700万円「お金は貯まる一方」66歳男性の年金生活

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

タイトルを見ると、何やら羨ましい話のように思えてきます。

一体どうしたら、老後になっても「お金が貯まる一方」の暮らしを送れるのでしょうか?

今回は「All About」の老後のアンケート調査から記事をご紹介していきます。

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今回のテーマは『金融資産5000万円達成後に実行すべき資産を守るための7つの行動』です。 金融資産5000万円を達成して以降も資産を増やすことは大事ですが、減らさないことも大事と考えてきました。 しかし、残念ながら世の中には、資産が大きく育ったにもかかわらず、その後に資産を減らしてしまう人がいるようです。そこで今回は、資産5000万円を達成後、資産を減らさないためにやるべき行動を7つご紹介します。
また、『【9割の人が知らない】5000万円を貯めた人が陥る資産形成の罠7選』も公開しています。資産が増えることは良いことばかりではありません。時に悪い方向に進んでしまう恐れがあることに気づきました。多くの人にあまり知られていない、資産形成で陥る罠についてご紹介しています。直近で非常に多くの高評価を得た動画となっておりますので、併せてご覧ください。
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回答者プロフィール

まずは回答者のプロフィールからです。

回答者本人:66歳男性
同居家族構成:本人、妻(65歳)、母(89歳)
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:佐賀県
リタイア前の職業:正社員
リタイア前の年収:600万円
現在の現預金:9000万円、リスク資産:700万円
これまでの年金加入期間:厚生年金440カ月、 個人年金保険25年

家族は本人のほか、妻と母がいます。

母が同居しているのは、当ブログで紹介する世帯としては初めてではないでしょうか。

資産は9000万円の現預金とリスク資産は700万円ですから、株の暴落といったリスク資産の大幅減が生じたとしても、そこまで大きなダメージは受けずに済みます。

よって、よほどのことが無い限り、逃げ切りは堅そうに見えます。

現在の収支(月額)

続いて現在の収支です。

老齢基礎年金(国民年金):6万9000円
老齢厚生年金(厚生年金):8万1600円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):個人年金保険87万7000円(年額)
年金以外の収入:株の配当16万円(年額)、不動産収益60万円(年額)
配偶者の年金や収入:年金6万円、個人年金保険80万円(年額)
支出:24万円

こちらもしっかりしています。

まず、本人の公的年金が月15万円。

個人年金保険が年87万円ですから、月で約7.3万円。

さらに投資からの収入で、不動産投資の収益まであり、これが月6.3万円。

そして、妻の公的年金プラス個人年金保険で月12.6万円。

合計すると月の収入は、なんと41万円です。

この収入で支出が24万円ですから、資産が減るはずもありません。

かなり高い確率で逃げ切れるでしょう。

「お金の使い道を日々考え中」

これだけの資産を築けたポイントとして、ご本人が語っているのは「子どもがいなかったこと」を挙げています。

そのせいもあってか、お金は貯まる一方だそうです。

さらに注目なのは、築40年の家はすでにリフォーム済であることです。

老後の住まいではリフォームや住居設備の修繕といった急な出費がつきものなのですが、そのリスクも当面はなさそうです。

また、気になる発言が「特に節約しているつもりはないが、趣味は散歩、 図書館 、テレビ」という点。

元来、お金を使うタイプでは無かったということなのでしょう。

45年間、夫婦でフルに働き、子どもがおらず、お金も使わない。

その結果が今の資産につながったということになります。

66歳となった今、「お金の使い道を日々考え中」という言葉が逆に悲しくなります。

『DIE WITH ZERO』的に言えば、思い出作りの支出がこれまでの人生で不足しているかもしれません。

そこは良いお金の使い道を見つけてもらいたいものです。

「ねんきん定期便で年金額が分かっていた」

老後資金は4000万円を目安に貯めていたそうですが、結果としてはその倍以上の金額を貯めることに成功しています。

あと、ポイントとなりそうなのは、現役時代から年金を把握していたことです。

ねんきん定期便でおおよその夫婦の年金額が分かっていたため、生活費を余裕をみて計算してお小遣いで調整していたと語っています。

非常に綿密に準備が行われてきて、計算どおりに事が進んだと想像できます。

そして、最後に現役世代に向けたアドバイスを次のように送ってくれています。

「健康に生活できる最低限の食費だけは絶対に節約しないでほしい。今を楽しむためにお金を使うのか、不安を払拭(ふっしょく)するために資金を貯めるのかのバランスは年単位で家族会議で決めて、できるだけストレスのない計画を立てましょう」

資産形成において、ストレスは大敵です。

我慢の積み重ねでお金を貯めたところで、いつか暴発するでしょう。

その点を考えると、至極当然のアドバイスとも言えます。

資産形成の基本中の基本

今回の事例は、老後資金の準備の成功例と見て間違いありません。

では、なぜ資産形成が上手くいったのでしょうか?

最大のポイントは「支出の少なさ」ではないでしょうか。

「お金は使わなければ貯まる」という当たり前のことを実行できた点が大きいです。

世の中の大半の人が貯金できない最たる原因は「単なるお金の使いすぎ」です。

一般庶民がお金持ちと同じような全方位的なお金の使い方をしていれば、貯まらないのは当然です。

それなのに、資本主義経済の荒波に飲み込まれ、お金を使い、搾取される側に回っているだけなのです。

ですから、いかに「その他大勢」から抜け出すかがカギであり、そのためにはお金の使いどころを徹底的に見直すべきなのです。

そして、年金を把握しているという点も見逃せません。

年金額を知らずして、老後資金を貯めようという思考が私には理解できません。

「ねんきんネット」を使えば、いつでも自分の年金額は把握できますし、将来のシミュレーションも可能です。

老後資金を貯められない人は、自分の知識・情報・勉強不足も自覚すべきです。

まとめ

以上『老後の貯蓄は9700万円「お金は貯まる一方」66歳男性の年金生活』でした。

いかがでしたか?

今後の日本は、資産の有無で二極化がより明確になっていくと予想されます。

今回の事例ではあまり語られなかった「投資」をやっているかいないかで、大きな差がついてくると思います。

ただ、投資をするにも、まずは貯蓄ができなければ始まりません。

貯蓄するためには、支出を減らせるかどうかがすべてです。

支出の見直しが資産形成すべての始まりですので、とにもかくにも支出の削減から取り組みましょう。

以下関連記事です。

8000万円もの老後資金を用意できても、使うことができずにいるのは、それはそれで不幸なことなのかもしれません。

月の年金19万円で、ある程度もらえているはずの66歳の元公務員男性が現役時代の後悔を語ってくれました。

アンケート調査から65歳以上の人に聞いたところ、3割超の回答が「〇〇〇万円」で衝撃的でした。

◆Funds(ファンズ)とはFunds(ファンズ)とは、 資産形成をしたい個人とお金を借りたい企業を結ぶ「貸付ファンド」のオンラインマーケットです。 undsに参加する企業(以下、参加企業)はFundsを運営するファンズ株式会社の審査を通過した企業のみで構成されており、 ファンドの予定利回りは約1.0%〜3.0%で、株式や投資信託のような値動きはなく、堅実な資産形成を期待できます。
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また、『【9割の人が知らない】5000万円を貯めた人が陥る資産形成の罠7選』も公開しています。資産が増えることは良いことばかりではありません。時に悪い方向に進んでしまう恐れがあることに気づきました。多くの人にあまり知られていない、資産形成で陥る罠についてご紹介しています。直近で非常に多くの高評価を得た動画となっておりますので、併せてご覧ください。
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