45歳未満でFIRE達成した7人が教える、生活を維持するためのコツ

45歳未満でFIRE達成した7人が教える、生活を維持するためのコツ

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

当ブログでもおなじみになってきた「ビジネス・インサイダー」の記事です。

FIREは達成したとしても、極楽のような生活を一生送れるわけではありません。

FIREを維持するには長い間、質素な生活の実践が求められる可能性があります。

そこで今回は実際にFIREを達成した人たちがどうやって生活を維持しているかを教えてくれました。

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1.貯蓄のみに固執せず、お金を増やす方法を考える

37歳で退職した後、クリス・ライニング氏は貯蓄ばかりを重視するのをやめ、代わりにお金を増やす方法を考えることにした。

「山のように貯金があれば安心かもしれない。それはそれでいい」と、彼はInsiderの記事で述べる。「しかし、そのお金を30年間の平均リターン率が約10%の株式市場に投資すれば、2万5000ドル(約370万円)が40万ドル(約5900万円)に成長する可能性もある」

まず一人目は「お金を増やす方法を考える」でした。

FIREすると思考が「いかにお金を減らさないか」という"守り"に入りそうです。

しかし、資産を増やすことを考え、もっと投資することを検討しているようです。

投資していれば得ていたはずの利益を逸したらもったいない、と考えているのでしょう。

2.FIRE後も副業で稼ぎ続ける

「ブログが収入源になったのは偶然のようなものだ。開設後最初の1年間では、週に5時間記事を書くだけで、6万2326ドル(約920万円)の年収となった」と彼女は書いている。時間を消費することなく、確かな収入をもたらしているのだ。

二人目は「副業で稼ぐ」です。

会社を辞めて空いた時間を浪費せず、お金に換えてFIRE後も資産を増やしている典型的な事例です。

勤労とは言えない程度の労働で収入を得られるのであれば、これほどラッキーなことはないでしょう。

やはり収入があれば、資産減少を抑えられます。

当ブログでもサイドFIREを推奨していますが、理由は収入を得ることで資産減少を抑えられるからです。

3.FIREですべてが解決するわけではないと理解する

「FIREによっていくつかの問題は解消されるだろうが、幸福度のベースラインはおそらく変わらないと知っておくことが重要だ」

FIREは問題解決の手段ではないと、彼は考える。「何かから逃げるためにFIREをしたいのなら、それは間違った動機だ」

三人目はお金の問題ではなく、考え方の問題でした。

FIREは、あくまで幸せを手に入れるための一つの手段にすぎません。

そして仕事が嫌でFIREしているなら、それは間違っていると言っているようです。

4.FIRE後は生活が劇的に変わるということを知る

「孤独になることもある。かつて職場のチームやクライアントとの付き合いで感じた仲間意識が恋しくなる日もある」と、彼は自身のブログ「ミレニアル・マネー(Millennial Money)」で述べる。働く30代にとっては当たり前に思える交流だ。

「でも、今ほどよく眠れたり、しっかり休めて落ち着けたりしたことはなかった」と彼は続ける。そこにトレードオフはあるが、人によって受ける影響は違うものだ。

四人目は生活の変化を理解しておくべきだと語りました。

孤独を感じ、チームで働いていたことが懐かしいと思うこともあるようです。

しかしFIREしたということは、ゆっくり落ち着けることでもあります。

のんびりしすぎて退屈し、張り合いが無くなり、会社に戻る人たちが一定数います。

自ら刺激を与えないと、FIRE生活は続かないのでしょう。

5.住居のグレードを下げて節約することも検討する

2人は住居費の安い場所に住むとともに、さまざまな方法で節約をして年間支出をわずか2万ドル(約300万円)に抑えた。「車は買い換えず、食事も家で済ませることが多かったです。外食はめったにない贅沢でした」と、ジョー氏は2017年にInsiderに語った。

五人目は住居費の節約でした。

住居費は人生で最も大きな支出になることが多いです。

その住居費をいかに抑えるかがFIRE生活を左右することもあるようです。

6.パートナーと意見を一致させる

FIRE関連ブログ「マッド・フィンティスト(Mad Fientist)」を運営するブランドン氏は、早期退職したいと思ったとき、妻と話し合いをした。妻自身はFIREを望んでいなかったが、夫妻は互いの夢を実現する方法を見出した。

ブランドンの妻・ジル氏は、Insiderのタンザ・ラーデンバック記者にこう語った。「友人や家族と過ごす時間、旅行、ボランティア活動など、何を優先するのか、何に時間を費やしたいのかについて、お互いの意見を一致させた」

六人目はパートナーとの意見の一致でした。

結婚している場合、そして子どものいる場合、FIREするなら家族の理解が必要です。

まさか奥さんに内緒で会社を辞めて、明日から無収入になったら、奥さんに理解してもらえますか?

奥さん、子ども、親などの理解があってこそのFIREです。

仮に一人暮らしであっても、離れて暮らす親には理解してもらったほうが心配をかけずに済みます。

きちんと理解してもらえるまで説得を試みたほうがよいでしょう。

7.他の人と違うやり方でもいい

スティーブ・アドコック氏とコートニー・アドコック氏は、それぞれ35歳と33歳でFIREしたときに型破りな生活を始めた。夫妻でエアストリームのトレーラーを購入し、それ以来その移動式住居で暮らしている。

夫妻に貯金はたくさんあるが、わずかな出費で暮らせるのはトレーラー生活のおかげだとスティーブ氏は言う。「この暮らし方なら、望めばいくらでも生活費を安くできる。実際、必要なら家賃をゼロにすることもできる」と、彼は自身のブログ「セーブ・シンク・リタイア(Save Think Retire)」で述べる。

七人目は他の人と違うやり方でもいいということでした。

FIREは「4%ルール」など知られたルールもあります。

しかし、それがすべてではありません。

FIREにもいろいろなスタイルがあってよいと思います。

そもそもFIREは会社を辞めてからが本番です。

自分のやりたいように生きればよいのですから、自己実現のために会社を辞めるだけです。

FIREは独立・起業と似たようなものなのです。

まとめ

以上『45歳未満でFIRE達成した7人が教える、生活を維持するためのコツ』でした。

いかがでしたか?

最後にまとめです。

45歳未満でFIRE達成した7人が教える、生活を維持するためのコツ

1.貯蓄のみに固執せず、お金を増やす方法を考える

2.FIRE後も副業で稼ぎ続ける

3.FIREですべてが解決するわけではないと理解する

4.FIRE後は生活が劇的に変わるということを知る

5.住居のグレードを下げて節約することも検討する

6.パートナーと意見を一致させる

7.他の人と違うやり方でもいい

FIRE生活を維持するには一つは金銭面、もう一つは精神面からの対策が必要なようです。

金銭面は分かりやすいですが、一人目の増やしに行くという観点は無かったです。

FIRE界隈の有名人は資産が増えていることを考えると、サイドFIREで収入を得ながら暮らしていくのが正解なのかもしれません。

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