貯金したいなら見直そう!お金のかかる趣味9選

2018年9月11日

 セミリタイア生活を送り始めると、時間を自分の好きなことに充てることができるようになります。

 となれば、自分の趣味に多くの時間を費やすことができます。

 ただ、趣味と言ってもいろいろあります。

 中にはお金がかかる趣味もあります。

 あなたが株式投資や不動産投資で莫大な資産を築き、悠々自適な生活を送ることができるのなら、お金のかかる趣味を楽しめばよいでしょう。

 ただ、僕のようにアルバイト生活を想定した貧乏セミリタイアの場合、セミリタイア後の暮らしは、できるだけ支出を抑えたいところです。

 となると、大きな支出を覚悟しなければならないお金のかかる趣味を持つことは、セミリタイア生活の大敵となりかねません。

 そこで今回は、セミリタイア後の生活を脅かしかねない、お金のかかる趣味たちを紹介します。
 
 

1.旅行

 旅行にはたくさんのメリットがあります。

 単純に楽しいです。

 現実逃避にはうってつけです(笑)。

 また、自分があまり知らない土地に行くということは、新しいことを学ぶということでもあります。

 ですから、自分の成長にもつながります。

 新たな価値観を身に着けることもできるでしょう。

 ですから、旅行自体を否定することはありません。

 1年に1回くらいなら、上手に出費を抑えながら旅行に行った方がいいのではないかと思うほどです。

 問題視しているのは、1年に何回も旅行に行くことです。

 僕の会社にもいますが、3連休があるたびに海外に行く女の子がいます。

 一体旅行にいくらのお金をかけているのだろう?とこちらが心配になるほどです。

 適度な回数で旅行に行くことは否定しません。

 ただし、ほどほどにしなければ、お金はあっという間になくなるということを理解する必要があるでしょう。
 

2.レストラン巡り

 食事は生きている中での楽しみの1つです。

 美味しいものを食べると、本当に幸せな気分に浸れます。

 また、食事を外食で済ませれば、自分で作る必要がありませんし、キッチンが汚れることもありません。

 余計な調理器具も持たなければ、キッチンが物であふれることもありません。

 ミニマリストには良いのかも。

 ただ、外食には出費がつきもの。

 美味しい評判の良いレストランとなると、それなりの出費を覚悟しなければなりません。

 外食もたまにならよいのでしょうが、これがしょっちゅうとなると考えものです。

 食事1回のお値段が数千円ならまだしも1万円オーバーなんてこともあり得ます。

 美味しいものを食べたい気持ちも分かりますが、適度な頻度にしておかないと、あっという間に資産を食いつぶしかねません。 

3.ライブ・コンサート

 僕は就職してからコンサートの恐ろしさを知りました。

 ジャニーズのファンは、全国各地へ追いかけるんですね。

 北は北海道から南は九州まで。

 ドーム3DAYSは全部参戦とか。

 チケットを買うだけでお金がかかるというのに、さらに全国各地へ飛び回れば旅費もかかるわけです。

 グッズとかも買うでしょうから、もうお金がいくらあっても足りません。

 自身がそのような趣味を持っていなくても、家族や彼氏・彼女がジャニーズ好きとか特定のアーティスト好きの場合、どんどんお金を使われてしまう危険性があります。
  
 

4.舞台

 ジャニーズ同様、就職してから恐ろしさを知った趣味です。

 宝塚をはじめ、舞台が好きな人も多いようで。

 僕は全く興味がないジャンルでしたから知りませんでした。

 好きな人は、とにかく舞台を見まくりに行くんですよね。

 同じ演目でも何回も見に行ったり。

 舞台もチケットを買うのにお金がかかります。

 足元を見るかのように、チケット転売サイトやオークションサイトでは定価より高い金額でチケットを売っています。

 そして、どうしても見に行きたいために、高値のチケットを購入してしまうわけです。

 会社の後輩を見て、危険な趣味だなと思いました。

 事実、給料日前にはヒーヒー言ってます。
 
 

5.車

 車が好きな人も多いです。

 スポーツカーが好きな人、クラシックカーが好きな人、アメ車が好きな人、いろいろな種類の車好きがいます。

 また、自分で乗り回すのが好き、改造をするのが好きなど、好きになるポイントも人によって異なります。

 ただ、とにかくお金がかかる。

 まず車を購入するのに100万円単位でお金がかかります。

 高級車であれば、1000万円オーバーもざらにあります。

 パーツを購入するにもお金がかかりますし、運転すればガソリンも必要です。

 メンテナンスの費用も必要ですし、自動車保険に入らなければいけないでしょうし、数年おきに車検も必要となります。

 とにかくお金がかかります。
 
 

6.ゴルフ

 僕も昔はやっていました。

 まず道具を揃えなければいけません。

 ドライバーなどのウッドから、アイアンセット、パターにボール。

 スパイクも必要ですし、クラブを入れるバッグも必要です。

 ボールは初心者だとよく無くすので、安いボールを多めに買っていました。

 そして、ラウンドできるようになるためには、ある一定の技術を身に着けてからでないと周囲の人たちに迷惑がかかります。

 そのため、ゴルフ練習場へ行って、練習をするわけです。

 当然、練習にもお金がかかります。

 一定の技術が身につけば、ようやくゴルフ場へ行ってラウンドです。

 1回ラウンドするのに1万円以上かかります。

 好きな人は毎月1回から2回行きます。

 そして、ゴルフ道具へのこだわりが出始め、どんどんクラブを変えていったりします。

 僕も当時は40万円くらいゴルフ道具にかけたのではないかと記憶しています。

 たまに楽しむなら良いのでしょうが、ハマりすぎると手痛い出費となることを覚悟しなければなりません。
 
  

7.ギャンブル

 お金のかかる趣味の最たるものと言っても過言ではありません。

 僕も一時期はまっていました。

 競馬、麻雀、パチンコ、パチスロ。

 特に怖かったのは、パチンコとパチスロでした。

 開店前にお店の前には行って、良い台を取るべく並びます。

 そして、朝から打ちまくる。

 しかし、毎回出るとは限りません。

 あっという間にお金がなくなります。

 1日に数万円負けることも。

 そもそもギャンブルの仕組みが分かっていれば、胴元が儲かるようになっているわけで、長い目で見ればだいたいの人は負けるわけです。

 また、「ギャンブル依存症」という言葉があるように、中毒性が強いため、一度はまると抜け出すことも難しくなったりします。

 ですから、ギャンブルはやらないに越したことはありません。
 

ペット

 動物が大好きという人も多いです。

 犬や猫。

 他にもいろいろなペットを飼っている人がいます。

 ペットを飼うということには、エサ代を始め、いろいろな支出が伴います。

 そもそもペットを購入する必要があります。

 高級なペットならウン十万なんてこともあるでしょう。

 また、ペット可の物件は一般的な物件より割高です。

 基本的にお金がかかる上に、生活がペット中心になる、なんてこともあり得ます。
 
 家族みたいな存在かもしれませんが、やはり注意が必要です。
 
 

お金がかかる趣味その9 コレクション

 興味を持った物については、どんどん集めたくなりますよね?

 その気持ち、すごくよく分かります。

 僕も収集癖があった人間です。

 好きになったら、とにかく集めたい。

 マンガやCD、DVDなどなど。

 実は、昔集めていた『スラムダンク』の単行本が、いまだに実家の棚に全巻並んでいたりします。

 しかし、当然のことながら、物を集めるためにはお金が必要となります。

 しかも、全部買うわけですから、そこそこの支出になります。

 買うだけではなく、集めた物を並べておくための収納場所も用意しなければなりません。

 場合によっては、専用ケースを用意したり、レンタルルームまで借りなければならないなんてことも。

 家族がいれば、家族の理解も必要でしょう。

  

終わりに

 以上いかがでしたでしょうか?

 趣味は、人生を充実させる素晴らしいものです。

 ですから、趣味を否定するつもりはありませんが、楽しみ方を一歩間違えると、失うものも大きいです。

 ゆえに、趣味には注意が必要です。

 お金を貯めたいという希望があるのなら、趣味に対する支出を減らす努力も必要です。

 これを機に、趣味の見直しを図ってみてはいかがでしょうか。