若い人たちに伝えたい!40代になって起こった体調・意識の変化7選

 僕も気が付けば40歳オーバー。

 いつまでも若いと思っていたのですが、現実は甘くありません。

 確実に老いてきています。

 そして、歳を重ねていくと、自分にいろいろな変化が起こってきます。

 まさか自分にこんなことが起こるとは、と思うこともしばしば。

 100歳までの計画を立ててはみたものの、これからの自分の体がどれだけ動くのか心配になります。

 僕より若い人では、想像もつかないことでしょう。

 でも、老いは必ず自分の身にもやってきます。

 避けることはできません。

 そこで今回は、若い人たちに向けて、僕の身に降りかかったさまざまな変化をお教えします。

 思いもよらないことが自分の体に起こることをぜひ肝に銘じておいてください。 
 
 

40代になって起こった体調・意識の変化その1 体が疲れやすくなる

 まずは分かりやすいところから。

 とにかく体が疲れやすくなりました。

 仕事が夜遅くまでかかってしまった次の日の回復しなさっぷりといったら、半端ないです。

 次の日がつらいので、なるべく早く帰ることができるよう、効率よく仕事を進めなければいけません。

 あと、1週間仕事をするわけですが、金曜日には体力が残っていません(笑)

 金曜日は本当につらい。

 早く帰りたくてしゃーないです。
 
 

40代になって起こった体調・意識の変化その2 体のあちこちに異変が起こる

 分かりやすいところからいくと、白髪です。

 これは40代と言わず、すでに30代の時点で生え始めていました。

 しかし、白髪は髪の毛だけではなかったのです。

 まず衝撃的だったのが、鼻毛です。

 何歳の頃かは忘れてしまいましたが、鏡を見ていて、鼻毛に白髪が混じっていたのを見つけた瞬間、ものすごい衝撃を受けたことは覚えています。

 さらに今年、まさかの下の毛の中にも白髪を発見。

 こんなところまで白髪になるのかとショックを受けました。

 次に、肩こりです。

 おかげさまで、僕は40歳をすぎるまで全然肩こりのない人間でした。

 しかし、さすがにここ最近、肩がこるようになってきました。

 普通の人に比べれば症状としては軽いものなのでしょうが、今までは無かったことが自分の身を襲っていますから、非常に困っています。

 肩のストレッチとかを日々やるようになりました。

 さらに、老眼。

 元々視力は非常に良かったのですが、40歳を過ぎた途端、一気に近くのものが見えづらくなりました。

 会議の資料が紙で配られたとき、文字が小さいと絶望的です。

 全然見えない。

 会議資料に書かれている数字を読み取るのに精いっぱいで、話が頭に入ってこない。

 あと、電車の中でスマホを見るときも大変です。

 腕を全力で伸ばさないと見えない程。

 自撮り棒が欲しいです。

 本来の用途と異なりますが。

 肉体的な変化は40歳を過ぎて、強く感じることとなりました。
 
 

40代になって起こった体調・意識の変化その3 ゆえに健康番組を見る機会が増える

 体につぎつぎと異変が起こり始めると、やはり健康に対する意識が高まります。

 そうなると、自然とテレビで健康関連の番組をチェックすることが増えました。

 テレビ番組を見ていると、「こういう運動がいい」「こういう食べ物がいい」という風に紹介されます。

 すると、それをすぐさまとりいれようとするわけです。

 単純なものです。

 でも、そういうものにすがりたくなるんです。

 今すでに自分の体が衰え始めたわけですから、それをなんとかしたいんです。

 そういう気持ちが芽生えてきました。

 年齢を重ねれば重ねるほど、健康の重要性が分かってくるのです。

 ですから、少しでも自分の体によい影響を与えることができそうなものがあれば、それを取り入れようとし始めています。
 
 

40代になって起こった体調・意識の変化その4 周囲との会話が健康中心になる(特に同世代)

 会社で飲み会をやっていると、たまに同世代のおっさんが固まるときがあります。

 うちの会社は平均年齢が30歳を切っているので、おっさんばかりが集まることは少ないのですが、たまに座席の関係でおっさんだらけになることがあります。

 そうなると、会話の話題は自分の体の話になります。

 「どこが痛い」「どういう症状がでた」「どこの医者に行ってきた」「この病気にはこの食材がおすすめ」

 そんな話ばかりになります。

 若いころにはそんな会話で盛り上がることは絶対になかったのですが、これが40歳を過ぎた人たちの集まりになると、健康の話題で盛り上がるようになります。

 それだけ、健康に対する関心が高まっているということなのです。

 これは、若いころには想像もつかないことでした。
 
 

40代になって起こった体調・意識の変化その5 物欲がなくなる

 僕はもともと物欲がそれほどあるほうではないので、そんなに金遣いは荒くありません。

 ただ、唯一お金を投じてきたのはファッションでした。

 会社でもそこそこの立場ですので、見た目には一応気を遣っていました。

 高級ブランドに手を出したりはしませんでしたが、ファストファッションよりは値段の高いブランドの服を買っていました。

 ただ、ここに来て、ファッションに対する関心が下がってきたのです。

 理由は分かりません。

 もうここまで来ると、ユニクロとかでもよいのではないかと思い始めました。

 興味関心が他のことへ移ってしまったのかもしれませんし、本質は外見ではないと感じとり始めたのかもしれません。

 とにかく、以前のようにファッションにお金をかけたいとは思わなくなりました。

 そして、他のものについても、もはや欲しいと思うものがない状況になっています。

 欲しいものは何かと聞かれたら、「時間」と答えるでしょう。
 
 

40代になって起こった体調・意識の変化その6 将来(老後)に対して真剣に考えるようになる

 最新の調査によると、男性の平均寿命はおよそ81歳です。

 よって、40代に差し掛かるということは、人生の半分を終えたということを意味します。

 最近は人生100年時代とも言われ始めていますが、それでも人生の折り返し地点が近づいています。

 ですから、いよいよ死を意識し始めます。

 となると、残りの人生をいかに生きていくか、真剣に考えるようになります。

 今のままで本当によいのだろうか?

 残りの人生を後悔しないよう生きるにはどうしたらよいのだろうか?

 そうすると、大きく2つの選択肢が浮上します。

 一つは、今のままの生活を続け、逃げ切りを図る道。

 もう一つは、さらなる成長を目指していく道。

 大きな決断を迫られることになります。

 どちらが良い悪い、という問題ではありません。

 それはその人の考え方次第です。
 
 

40代になって起こった体調・意識の変化その7 人生の考え方が変わる

 僕自身は、今のままの生活を続け、逃げ切りを図る道を考えていました。

 しかし、そこにふと湧いてきた「セミリタイア」の文字。

 自分が当初思い描いていた逃げ切り方とは少し異なります。

 それまではお金が重要と考えていたのですが、好きなことをやることが重要という考え方が浮上してきました。

 そして、お金より好きなことを取りたいという気持ちが勝ちました。

 残りの人生は、自分の好きなことをやりながら、のんびりする時間が欲しいと思ったからです。

 ただ、セミリタイアですから、完全リタイアではありません。

 このあたりをどうするかが僕の中では未定です。

 週4で働くというのは、セミリタイアと言うには働きすぎています。

 週3となると、収入が大きく減りますから、家賃の安いところへ引っ越す必要もありますし、そもそも引っ越した先に収入を得られる仕事が首尾よく見つかるかも分かりません。

 まだ踏ん切りがついていないというのも本当のところです。

 決まったことは、定年退職までは働き続けないということだけです。

 それでも、以前の僕からすれば、それは全く考えてもいなかったことでした。

まとめ

 以上いかがでしたでしょうか?

 40代は、心と体の曲がり角です。

 この40代の時期をいかに過ごすかが、自分の人生を左右すると言っても過言ではありません。

 30代までは順風満帆であったとしても、40代の過ごし方を誤ると、老後を迎えたときに悲惨な末路をたどることにもなりかねないのです。

 また、40代とは「終活」の始まりのときでもあります。

 特に、体の変化は受け入れざるを得ません。

 ですから、まだ若い人たちは、今後自分にいろいろな変化が起こることをあらかじめ想定しておいてください。