「お金が貯まらない人」が知らないうちにしていること10選

 今日は、ネットで見かけたこちらの記事から。

 お金を貯めたいのに、お金が貯まらないと悩んでいる人はいませんか?

 始めてみると、あまりにも地道で、目標ははるかかなた。

 しかし、我慢しきれず、いろいろと買ってしまう。

 そして、気づけばお金が無い。。

 そんな人はたくさんいるのでしょう。

 実際、家計に関する調査の結果を見ても、貯蓄ゼロ世帯が3割いることが分かっています。 

<貯蓄ゼロ世帯の割合(年代別)>
•20代   35.6%
•30代   33.7%
•40代   33.7%
•50代   31.8%
•60代   29.4%
•70代以上  28.3%

 がんばって貯金しようとは思っているはずなのに、なぜお金が貯まらないのでしょうか?

 お金が貯まらない理由は簡単な話で、「お金を使っているから」です。

 でも、そんなにお金がなくなるような大きな買い物をしてはいない。

 そうです。

 お金が貯まらない理由は、大きな買い物ではなく、普段のちょっとした買い物の方にあるのです。

 そして、普段からのちょっとした行動に、お金が貯まる人との違いがあるのです。

 そこで今回は、お金が貯まる人なら決してやらない、何気ない行動にスポットを当ててみたいと思います。
 

お金が貯まらない人がしていることその1 通勤・帰宅時にコンビニ・エキナカなどを習慣的に利用する

 毎朝、会社で出社してくる同僚を見ていると、コンビニでパンやおにぎりを買ってきたり、コーヒーやドリンクを買ってきたりしている後輩たちを見かけます。

 朝、いきなりお金を使っています。

 その後も、お昼にはコンビニで弁当を買う。

 午後の小休止に近くにコンビニへ行って、ドリンクやコーヒー、お菓子を買ってくる。

 帰宅時に、コンビニやエキナカに立ち寄って、夕食を買ったり、おやつやドリンクを買ったりする。

 高頻度でコンビニなどのショップを利用していることになります。

 これではお金が貯まらないはずです。

 お金が貯まる人は、そもそもお金を失う場所となるお店に足を運びません。

 コンビニは便利であるがゆえに、極めて危険な場所です。

 お金が貯まらないと嘆いている人は、自分がコンビニに行っている頻度を思い出してみましょう。

 もし回数が多いと心当たりのある人は、コンビニへ行く回数を減らす努力をしてみてはいかがでしょうか。
 

お金が貯まらない人がしていることその2 自分で何にお金を使ったのか覚えていない

 会社にいて同僚と話をしていたときに、たまたま「お金がない」とこぼしていたことのある後輩から同じ言葉を聞きました。

 「何にお金を使ったのか分からない」

 「いつのまにかお金がなくなっている」

 お金は消えたりしません。

 お金が自分から旅立ったわけでもありません。

 お金が財布から無くなっている理由は、ただ単にお金を使ったからです。

 この手のパターンの人は、一気に財布がさびしくなるような大きめの買い物はしていません。

 毎日毎日少額の買い物を積み重ねてしまうことで、気が付くと財布の中に入っていたお金がなくなっているのです。

 よくありがちなのは、カフェで毎日買うコーヒーです。

 1杯350円なら、365日買い続けると、127,750円の出費です。

 1日で見れば、大したことのない金額ですが、たまるととんでもない金額になっています。

 お金が貯まる人は、少額の買い物の危険性を理解しているため、たとえ少額であっても、本当に必要な支出か慎重に判断しています。

 または、買い物の対象にしないよう、リスク回避しています。

 たとえば、コーヒーは家で作って、ボトルに入れて持ち歩くとか。

 あとは、レシートをもらって、家計簿アプリにすぐ登録するようにして、1週間ごとに支出を振り返ってみましょう。

 意外な支出に驚くかもしれません。
 
 

お金が貯まらない人がしていることその3 クレジットカード払いでリボ払いやボーナス払いにする

 欲しいものはクレジットカードで手に入れる。

 支払いは、口座の残高が気になるので、リボ払いで。

 あるいは、あとで入るはずのボーナスをあてにして、ボーナス払いで。

 そんな買い物のしかたをしている人はいませんか?

 これではお金が貯まらないです。

 リボ払いは利息も付きますから、一括払いに比べれば圧倒的に損です。

 ボーナスは、絶対確実にもらえるものとは限りません。

 お金が貯まる人は、リボ払い・ボーナス払いは使わず、一括払いです。

 またクレジットカードの危険性を理解している人であれば、そもそもクレジットカードは使わないという選択をすることもあります。

 僕も若い頃はクレジットーカードではなく、すべて現金払いにしていました。

 貯金の習慣が身につくまでは、クレジットカードを持たないというのはいかがでしょうか?
 
 

お金が貯まらない人がしていることその4 レシートはもらわない。クレジットカードの利用明細を確認しない

 何にお金を使ったのか分からないのであれば、後から振り返ってみればいいだけの話です。

 しかし、お金が貯まらない人ほど、買い物の振り返りをしていません。

 というか、できない人が多いです。

 なぜなら、自分の支出を把握していないからです。

 お金が貯まらない人には、レシートをもらわない人がいます。

 それでどうやって自分の支出を把握し、今後の改善に活かすのでしょうか?

 クレジットカードを使って買い物をしているのであれば、買い物の履歴は利用明細にすべて書かれているはずです。

 お金が貯まらないのであれば、なぜ利用明細を見て、どこにムダな支出があるか、確認をしようとしないのでしょうか?

 それは、本気でお金を貯めようという意志がないということです。

 お金が貯まる人は、必ずレシートをもらい、家計簿をつけます。

 あるいは、クレジットカードの利用明細を必ずチェックし、余計な支出がなかったかどうかの振り返りをします。

 何事においてもPDCAは大事ということです。
 
 

お金が貯まらない人がしていることその5 しょっちゅう飲み会に行く

 お酒が大好き。

 飲み会の場の雰囲気が好き。

 誘われると断れない。

 2次会・3次会まで行っちゃう。

 結果、給料日前に困窮する。

 そういう人、結構いますよね。

 僕の会社の同僚にもいます。

 お金がないなら、行かなきゃいいのに、と見ている側は思うのですが、本人からすると断ると相手に悪いとか相手の期待に応えなきゃという変な責任感を抱えてしまっているようです。

 意外に思われるかもしれませんが、相手の側は断られてもあまり気にしていません。

 これが毎回断られるとなると、相手もちょっと疑問を抱き始めるかもしれませんが、たまに断るくらいなら大丈夫です。

 相手も何人もの人に声を掛けていますし、自分だって都合が悪ければ断っているはずです。

 お金が貯まる人は、行けないときには行かないとキッパリ断ります。

 仮にスケジュール的には行けるとしても、お財布的な事情を考慮して、何かしらの理由をつけてやんわり断ります。

 2次会・3次会もそうです。

 会を重ねれば重ねるほどお金がかかります。

 そして最悪なのが、終電を逃してしまい、タクシーで帰宅するということです。

 あるいは、近くのマンガ喫茶やホテルなど、寝泊まりできるところに宿泊する。

 余計な出費がかさむ一方です。

 1次会に出席すれば十分。

 下手に2次会・3次会も参加し続けると、「この人は参加してくれる人」とカウントされてしまい、常に声を掛けらる対象になってしまいます。

 ほどほどに参加しておけば、声を掛けられることもほどほどになります。
 
 

お金が貯まらない人がしていることその6 セールや特売品が好き

 セールや特売と聞くと、いてもたってもいられず、お店へ足を運び、そしていろいろな物を買う。

 しかし、買ってみたものの、安物買いの銭失い。

 使わずに終わってしまうような物が家に散乱してしまう。

 そんな経験は誰しもあるでしょう。

 しかし、セールは使い方を間違えると、ただただ支出してしまうばかりです。

 本来、セールは欲しい物を安く買う場です。

 欲しい物とは必要な物と言った方がよいかもしれません。

 自分にとって必要なものをより安く買うのがセールという場です。

 とりあえず安いから買うという場ではありません。

 そこを勘違いしていると、ついついお金をたくさん使ってしまうことになります。
 
 

お金が貯まらない人がしていることその7 よく大量に買いだめをする

 安い時に買っておけばお得。

 その感覚は、非常によく理解できます。

 実際のところ、購入時の価格としてはまとめ買いした方がお得であることは間違いありません。

 ただ問題なのは、買ったものを使い切れるがどうかです。

 消耗品なら、時間をかければ使い切ることはできるでしょう。

 ただ、使い切るまでの間、部屋が狭くなることになります。

 また、食料品をまとめ買いすると、賞味期限までに食べきる必要があります。

 食べきれなければ、ただの無駄遣いにしかなりません。

 ゴミも出ることになりますから、本来なら避けたいところです。
 

お金が貯まらない人がしていることその8 ギャンブルをする

 お金が貯まらなくなってしまう代表格と言ってもよいでしょう。

 競馬、パチンコ、パチスロ、競輪などなど。

 もちろん勝つこともあるでしょうが、負けることも多いはず。

 ときに1日で数万円負けるなんてことも。

 これではお金が貯まるわけがありません。

 要は、毎月安定した貯金が大事であって、大きな増減を招く要素となることがいけないのです。

 また、宝くじもギャンブルに含まれます。

 当たる確率は、ギャンブルよりはるかに低いです。

 宝くじを買うお金があるなら、堅実に貯金か投資に回したほうがマシでしょう。
 
 

お金が貯まらない人がしていることその9 バッグの中がごちゃごちゃしている

 バッグの中から何か物を取り出そうとしたら、どこにあるのか分からず、慌てて探してしまう。

 こんな経験はありませんか?

 もちろん誰もが経験したことのあることでしょうが、お金が貯まらない人はその頻度が多いはずです。

 お金が貯まる人は、バッグのどこに何を入れておくかを決めているので、物が見当たらないということはありません。

 もしあったとしても、普段の行動パターンが決まっているので、見つかるのも速いです。

 まずは、バッグの持ち物を減らし、本当に必要なものだけを持ち歩くようにしましょう。

 そして、入れる場所を決めておきましょう。

 類似したこととして、部屋の整理整頓。

 部屋を出ようと外出の準備をしていると、持っていきたいものがどこにあるのか分からない。

 すぐに物を失くしてしまう。

 物を捨てて、減らしましょう。

 そして、一度はすべてのものを部屋のどこかに収納し、居場所を決めてあげましょう。

 そうすれば、今後は一旦使ったら、元に戻す場所が決まります。

 新しいものを買うのなら、古い物を捨てることで、収納場所を確保しましょう。
 
 

お金が貯まらない人がしていることその10 冷蔵庫の中に賞味期限切れの食材が多い

 冷蔵庫がなぜかパンパンになっている人っていますよね。

 冷蔵庫の中身は、きちんと食べられるものだけが入っていますか?

 賞味期限切れの食材や調味料などがいろいろと入っていませんか?

 先に述べたバッグの中と共通する部分があります。

 いかに自分が持っている物を把握できていないかです。

 お金を貯めることのできる人は、自分の持っている物、冷蔵庫に入っている物をだいたい把握しています。

 あとは、買ったものは使い切ろうとする意識が強いです。

 まずは、一度買ったものはしっかり使い切るようにしましょう。

 使い切れなさそうな調味料は、最初から買わないよう気をつけましょう。

 どうしても必要な調味料であれば、100均に行って、量の少なめのものを調達してはいかがでしょうか。
 
 

まとめ

 以上いかがでしたでしょうか?

 思い当たる節がありましたか?

 お金が貯まる人は、これらの該当数が明らかに少ないです。

 一般的によく言われる言葉を使えば、しっかりしているわけです。

 頭ではわかっていても、行動できなければ何の意味もありません。

 なぜお金が貯まらないのかは、習慣によるところが大きいです。

 普段の何気ない習慣を変えることで、お金の貯まらない人から抜け出す努力をしてみませんか?