『高齢世帯「苦しい」全世帯で57%』の記事で思った唯一のこと

『高齢世帯「苦しい」全世帯で57%』の記事で思った唯一のこと

今日はこちらの記事から。

高齢世帯の半数が年金のみ 「苦しい」全世帯で57%

老後資金2000万円不足問題が出て以来、自身の老後のことが心配で仕方がない人が増えたことでしょう。

歩調を合わせたわけではないでしょうが、老後資金に関する記事が劇的に増えました。

今回の記事もそんな中で出てきたわけですが、ちょっと気になり目を通してみました。

そして、ふと一つのことが頭をよぎりました。

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高齢者世帯の半数以上が「生活苦しい」

今回の記事の元になるのは、厚生労働省の調査結果だそうです。

生活への意識を質問したところ、高齢者世帯で「苦しい」と答えた割合は55・1%に上り、前年から0・9ポイント増加した。全世帯でも57・7%だった。

(引用元:https://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/190702/lif19070220390034-n1.html)

無年金の人らを除く高齢者世帯のうち、総所得に占める公的年金・恩給の割合が100%の世帯は51・1%。

(引用元:https://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/190702/lif19070220390034-n1.html)

生活が苦しいと答えた高齢者世帯が過半数を超えています。

実家の両親のことを思い出さずにはいられなかった

今回の記事を読んで、自分の両親のことを思い出さずにはいられませんでした。

たまに実家に帰ると、たくさんの料理を用意して待っていてくれます。

こっちは食べ盛りの高校生ではなく、40代半ばのおっさんにもかかわらずです。

両親とはお金の話をいまだにできておらず、どれだけのお金があるのかは全く分かりません。

つい先日、話をする機会があったので、老後資金2000万円不足問題に絡めて質問してみました。

「もらっている年金の範囲内で生活できているのか?」

回答は、「一応黒字だ」でした。

本当かどうかは定かではありません。

今は黒字かもしれませんが、いつかはどちらかが倒れ、入院したりとなると、どうなるか分からないでしょう。

若いころは思いもしませんでしたが、実際に親の死が徐々に近づいてくると、有難味が今更ながら分かってきた次第です。

40代はもっと苦しい老後が待っている

そんなことを考えつつ、自分のことも心配です。

現在すでに年金をもらっている人たちよりも、年金の支給額は確実に減ると思います。

我々40代が年金受給対象年齢になったとき、支えてくれる労働人口は少なくなっているため、年金制度を維持するためには支給額を減らさざるを得ないはずです。

となると、生活が苦しいと感じる人が57%どころでは済まない時代が待っているかもしれません。

赤字になることを覚悟して老後資金を貯めておけ

老後の生活を苦しくしないためには、いくつかの方法があります。

まずは、働けるうちは働き続けること。

収入が年金一本になってしまうから生活が苦しくなるのです。

よって、他の収入源を作っておくことが大切になります。

次に、働いて得た収入をしっかり貯めておくことです。

老後資金2000万円はあながち外れてもいない可能性があります。

そのため、年金では不足する生活費を貯めておいた老後資金で補う必要も出てくるかもしれません。

最後に投資を挙げておきます。

ただ、投資で確実にお金が増えるわけではありません。

老後資金を老後になってから溶かしてしまっては元も子もありませんから、お勧めはしません。

選択肢の一つとして検討しておいてください。

まとめ

以上『『高齢世帯「苦しい」全世帯で57%』の記事で思った唯一のこと』でした。

いかがでしたか?

親元を離れて暮らす人は、たまには親に電話でもしてあげてください。

おそらく喜んでくれるはずです。

そして、親の心配をするとともに、自身の老後の対策を考えてみましょう。

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