不測の事態はやってくる!特別に用意しておくべき老後の生活費6選
『老後資金の必要額と貯め方を学ぶ』という記事を読みました。
この記事を読んで、「確かに!」と思うところが多かったため、今回ご紹介させていただきます。
単純計算で老後資金を計算する人が多いと思いますが、ハプニング的に発生する支出というのも存在しています。
今日は、現時点では想定し損ねるかもしれない、突発的な支出をご紹介します。
特別に用意しておくべき老後の生活費その1 大病したときの入院費
確かに。
僕も100歳までの資産計画を作成してはいましたが、将来的に病気をするという想定を全くせずに、単純計算で100歳まで作成していました。
ですから、入院費が発生するという想定は全くしていませんでした。(汗)
プラスアルファの金額を見ておかないといけないです。
保険に加入している人であれば、どのような保障があるのか、改めて内容を確認しておくとよいでしょう。
保険によって、入院費が支払われる限度日数が異なりますし、1日あたりの入院給付金も異なります。
意外と自分が加入している保険の中身をしっかり把握していない人が多くいます。
この機会に、保険の証書を引っ張り出して、じっくりと眺めてみてはいかがでしょうか。
あと、何歳まで保険料を支払う必要があるのかもチェックしておくべきでしょう。
特別に用意しておくべき老後の生活費その2 家電用品の買い替え
これも完全に見落としていました。
確かに家電の寿命はいつかやってきます。
修理にしろ買い替えにしろ、それなりの金額が発生します。
僕の場合は、一昨年にテレビとパソコンがやられてしまい、軽く10万円以上の支出になったことがありました。
家庭にある家電であれば、他にも洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、掃除機といったあたりが一般的でしょうか。
65歳以降になってから、それぞれ何回の買い替えが必要になるのか、計算をしておいた方がよさそうです。
また、車が必要な地域に住んでいるのであれば、車の買い替えも発生する可能性があります。
そういえば、僕の親父は65歳を過ぎてから、200万円近い新車を買っていたような。
ついつい気持ちが緩んで、奮発してしまうのかもしれません。
特別に用意しておくべき老後の生活費その3 住まいのメンテナンス費
これも確かにありうる支出なんですよね。
僕はこれも計算に入れていませんでした。。
60歳までには必要なリフォームと大きなメンテナンスは済ませておきましょう。
このアドバイスは的確です。
特に定年退職後、年金以外の収入がなくなってから、住まいに大きなトラブルが発生した場合、その出費は大きな痛手となります。
マンションなどの集合住宅では、もはや想定できないこともあるでしょう。
特別に用意しておくべき老後の生活費その4 大型レジャー費
老後は、仕事を終え、趣味を楽しみたいという人も多いはず。
となれば、趣味に関するお金は余計に用意しておかなければなりません。
よく聞く話では、やはり旅行でしょう。
できる限り、年金でやりくりできる範疇でとどめたいところですが、必要であれば趣味の分も含めて老後資金を貯めておくべきです。
何歳まで趣味を楽しむことができるか分かりませんが、年数との掛け合わせで用意すべき金額が決まってきます。
特別に用意しておくべき老後の生活費その5 介護が必要となったときの介護費用
これも考えていないです。
そうなることを恐れ、考えることを避けていたのかもしれません。
自分の介護のことなど考えたくもないですから。
ただ、現実的に考えれば、当然可能性がゼロのわけがありません。
そもそも自己判断できるような状況であればよいのですが。。
単純にお金だけの話で言えば、介護保険でなんとかなるかもしれません。
ただ、老人ホームなどの施設への入居となると話は別。
それ相応の金額の用意が必要です。
特別に用意しておくべき老後の生活費その6 高齢者施設の入居費と生活費
これは想定していないので、入れていませんでした。
まあ、考えてもいませんでしたが。
正直、施設には入りたくはないというのが本音です。
ただ、将来どう考えるかは分かりません。
その時が来たときに、選択肢を持つことのできるだけのお金を持っていた方が有利であることは間違いありません。
また、施設の金額もピンキリです。
近隣の施設の金額を調べておくと、用意しておくべき金額の参考になるでしょう。
まとめ
以上いかがでしたでしょうか?
老後の生活費を考える上で、今回紹介した項目はすべて計算の中に入っていましたか?
老後は思いのほかお金がかかります。
1ヶ月の生活費で、夫婦で月24万円、単身でも15万円程度。
これを年金だけですべて賄うのは不可能です。
それに加えて、今回の記事で紹介したような支出が上乗せされてきます。
安心した老後を迎えるためにはどうすればよいか?
それは、安心できるだけの貯金をしておく。
当たり前のことですが、それしかありません。
投資で一発など狙わず、堅実に貯金をしていきましょう。