赤字家計を立て直す!赤字家計から脱出するための改善策6選
どうも。『毎日が祝日』いわいです。
『FPが解決に導く「赤字家計」からの脱出大作戦 原因の大半は、収入の多少ではなく使い方にありました』という記事を読みました。
気になったのは、冒頭の一節。
毎月、カード払いやキャッシングの返済で立ち行かなくなり、何とか今の赤字家計から脱出したいと思いたったことがきっかけで来られるお客様もいらっしゃいます。
クレジットカードのリボ払いやキャッシングに手を出してしまう人が後を絶たないということですな。
これは困ったものです。
そこまでしてお金を使いたいのでしょうか?
そんなことを言っても仕方ありませんので、赤字家計を立て直すためにはどうしたらよいのかを一緒に考えていきましょう。
赤字家計に陥る人の特徴
赤字家計とは、言うまでもなく収入より支出が多くなっている家計の状態ことを指します。
収入を超えてまでお金を使ってしまうというのは、ある意味病気なのかもしれません。
ここで、さらに気になるこんな一節が。
相談者は結婚歴の有無、子どもさんがいる、いないに関わらずシングル女性が圧倒的に多いです。
これは意外。
女性の方がしっかりと家計を管理できているのかと思いきや、そうでもなさそうです。
男性の場合は、下手なプライドが邪魔をして、相談に行くことができていないだけかもしれませんが。
そして、さらにこんな一節。
毎月収入が入るとすぐ、カード返済や、生活資金にお金が消えてしまい、お金が足りなくなるとキャッシング等で補てんすることを繰り返してしまうのです。
絵に描いたような悪循環。
これは非常にマズいです。
このような典型的とも言える赤字家計の状況からどうすれば脱出できるのでしょうか?
そこで、本記事を書いたFPさんは、次のようなコンサルティングをしているようです。
赤字家計から脱出するための改善策その1 自身の深刻さを理解する
まずは自分が"病気"であることを理解させるという作業です。
このFPさんは、「現金出納帳」でお金の流れを確認すると表現しています。
そして、細かな作業ですが、予想できる範囲内で日付ごとに支出と収入の予定を入れていきます。
とても単純な作業で「じゃ、明日は何に使いますか? 明後日は…」といった会話からスタートします。
支出項目は食費や最低限の生活費予算の確保、次にガソリン補充予定、請求がきている公共料金やカード支払い日等、細かく記録していきます。
過去ではなく、未来の日付で予想される支出を記入していくというのがポイントです。
現金出納帳作成作業を始めると、たいてい10分もたたないうちに「早速、1週間後にはマイナスですね!」というように、お金が回っていない事実と向かい合っていただきます。
あっという間に赤字に陥るって、どれだけお金を使っているのでしょうか。。
通常、赤字家計体質の方は、マイナスとなった時、ついついキャッシングに頼る発想になることも多いですが、この機会に悪い習慣をやめて、別の対応策を探ることを提案しています。
マイナスに陥るだけでもどうかと思うのですが、ついついキャッシングに頼るというのも。。
やはり、これは悪い病気なのでしょう。
とにもかくにも、やはり改善するためには現状把握からという基本中の基本からということです。
赤字家計から脱出するための改善策その2 お金の使い方を見直す
ここで気が付くのは、お金を使いすぎて、赤字に陥っているということから、一定の収入がある女性がこのような状況にあるということです。
収入自体が少なく、生活がギリギリというわけではありません。
収入が一定以上あるからこそ、逆にお金を使ってしまうということになります。
そして、この「お金の使い方」にこそ大きな問題が隠れています。
「ついつい家事が負担に感じて、外食が多くなる」
「ストレス解消のためにどうしてもユーチューブ等を見たいので通信費が高くなる」
「光熱費もエアコンが我慢できなくって…」
「保険なんかも、勧められるまま入っちゃってそのままで…」
なんだか言い訳がましいですが、これもまた事実なのでしょう。
意志が弱いというか、何というか。。
お金の使い方に軸がないですよね。
ただ、何となく使っている。
お金の使い方はは、自分に返ってくる「投資」でなければなりません。
衝動的なストレス発散に使うことは、ただの「浪費」でしかありません。
自分の支出が「投資」になるよう心がけるようにしなければいけません。
赤字家計から脱出するための改善策その3 1人で課題を抱え込まない
課題が発生したとき、相談できる人はいますか?
家計の記事で見ることがあるのは、夫婦の関係性が上手く行っていると家計改善も上手くいくということです。
お互いが協力的。
ところが、家計改善が上手くいっていない家計は、夫婦が問題をお互いのせいにしている傾向が見られます。
家計改善は一人だけの話ではありません。
夫婦、場合によっては家族全員で協力しあって解決しなければならない問題なのです。
また、家族内でも解決できそうになければ、FPをはじめとする専門家に相談するのがよいでしょう。
赤字家計から脱出するための改善策その4 現金で買い物する
その他にも、この記事には書いていませんが、赤字家計から脱出するための改善策はあります。
例えば、クレジットカードを持たず、現金で買い物するという方法です。
クレジットカードやスマホ決済で買い物をすると、お金を使っているという心理的なハードルが下がるため、お金を使いがちになる傾向があります。
お金を無駄に使うことを防ぐために、あえてクレジットカードは持たようにするという方法です。
財布からお金が減っていく感覚を味わうことができますから、買い物の抑止力として期待できます。
赤字家計から脱出するための改善策その5 固定費を見直す
家計が赤字に陥る原因は、収入より支出が多くなるからです。
赤字家計であれば、すべての支出を見直す必要はあるのですが、固定費を見直すことでストレスなく支出を減らすことが可能となります。
最もウェートの大きいのは家賃などの住宅関連ですが、引越しを伴うなど、節約には労力を伴います。
そこで簡単で効果的なのが、スマートフォンの通信費を削減することです。
格安スマホへの乗り換えで4千円から5千円の節約が可能となります。
家のインターネット回線も比較的簡単に安い回線に変更することが可能です。
調べてみれば、いろいろありますよ。
赤字家計から脱出するための改善策その6 先取り貯金する
固定費を見直して、一定額をねん出することができても、それをすぐに使ってしまっては何の意味もありません。
そこで確実にお金を貯金に回すために、先取り貯金を始めましょう。
貯金は余ったお金を貯金するのではなく、あらかじめ決めた金額を貯金するものです。
銀行に行ったり、ネットで申し込んだりして、口座を開設して、毎月いくら積み立てるかの手続きをしなければいけませんから、その点が面倒くさいかもしれません。
しかし、そのハードルをクリアすれば、赤字家計は改善されるはずです。
意を決して、手続きを行いましょう。
そして、残りのお金で1ヶ月を乗り切れるよう、支出をコントロールしていくのです。
まとめ
以上いかがでしたでしょうか?
赤字家計から脱出できそうなイメージは湧きましたか?
また、赤字家計に陥らないよう注意すべき点は掴むことができましたか?
それにしても、お金を使い切ってしまう女性の話、やっぱり信じられません。
確かに自分の後輩でも、全然貯金が無いという女の子がいるのを思い出しました。
赤字家計を脱出しなければ、いつまでたってもお金という呪縛から解き放たれることはありません。
いまこそ赤字家計を立て直すべく、家計の改善に取り組み始めましょう。