FIREなんてやめとけ!3つの理由と早期退職に向かない人3選

2024年1月8日

FIREなんてやめとけ!3つの理由と早期退職に向かない人3選

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

「仕事から早く解放されたい」とFIREを目指している人は多いことでしょう。

しかし、世間的にはFIREが万人から受け入れられているわけではありません。

むしろ「FIREなんてやめとけ」と思われているようです。

それは一体なぜでしょうか?

また、FIREには向き・不向きがあるようです。

今回の記事では、FIREなんてやめとけと言われてしまう理由、そしてFIREに向かない人とはどのような人なのかを挙げてみました。

それでは早速行ってみましょう。

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FIREはやめとけと言われる理由1 資産が持たない

FIREはやめとけと言われる理由1つめは「資産が持たない」からです。

FIREと言えば「4%ルール」と呼ばれる資産を維持し続ける考え方が有名です。

支出を資産の4%以内に収めれば資産が枯渇しないと言われています。

しかし株価は常に上昇するとは限りません。

時にマイナスになる年もあるでしょう。

ここ最近はコロナショックを除けば右肩上がりのトレンドにあります。

その間に「FIREムーブメント」が登場し、メディアを賑わせました。

ですから「FIREムーブメント」は登場以来、本格的な不景気をまだ経験していません。

今後試練の時期がやってきたときにFIRE達成者たちの真価が問われます。

あと、FIREは決して裕福な生活を送れるわけではなく、ある程度支出を切り詰める必要もあるでしょう。

よって「悠々自適」とは言い難い生活になる人もいるはずです。

FIREはやめとけと言われる理由2 飽きる

FIREはやめとけと言われる理由2つめは「飽きる」からです。

FIREに憧れる人は「仕事が嫌」という理由が最も多いと思われます。

会社を辞めて、仕事に行かなくてよいことがどれだけ素晴らしいことかと信じて疑わないはずです。

しかし早期退職して、仕事を辞めた解放感に浸れる時間はせいぜい最初の1ヶ月くらいでしょう。

結局ただ時間を浪費するだけの日々に辟易し、会社生活に戻るのです。

FIREはやめとけと言われる理由3 時間を犠牲にしすぎる

FIREはやめとけと言われる理由3つめは「時間を犠牲にしすぎる」からです。

FIREするためには一定の資産が必要です。

よって資産形成することになるのですが、必要な金額を貯めるのにそれなりの時間がかかります。

その間、資産形成を優先させるために支出を抑えることになります。

支出には娯楽ではなく自己投資をも犠牲にします。

そしてこの犠牲が目標の資産額達成まで続きます。

長い時間をかけて資産は成長しますが、自分自身のビジネススキルは成長が鈍化し続ける可能性があります。

人生で重要な"思い出作り"も後回しになり、資産形成に走ります。

そして生きる上では今を大切にすることが大事なのに、未来を優先させすぎています。

早期退職と経済的自立をあまりにも優先させる結果、今の時間が犠牲になるのです。

FIREに向かない人その1 仕事にやりがいを感じている

「FIREなんてやめとけ」と思われる向かない人の一人目は「仕事にやりがいを感じている人」です。

仕事にやりがいを感じているなら会社を辞める必要がありません。

仮に仕事に疲れを感じ、会社を辞めても、きっとその後の生活がうまくいかないはずです。

少しの間は体が休まるかもしれません。

しかし、しばらく経つと日々の「やりがいのなさ」を痛感するはずです。

刺激の無い毎日に絶望し、「FIRE卒業」するのが目に見えています。

FIREに向かない人その2 孤独が苦手

「FIREなんてやめとけ」と思われる向かない人の二人目は「孤独が苦手」です。

FIREすると、他人との交流が激減します。

毎日会社に行っていると無意識かもしれませんが、常に他人とコミュニケーションをとることになります。

ところが会社を辞めれば、他人と会わなくなるのが日常となります。

自ら積極的に動かないと、他人と全く会話をしない日が続くことになるでしょう。

FIREすることは何かを手放すことでもあることは理解しておくべきです。

他人と一緒にいることが楽しいと感じている人、ストレスを感じない人は、FIREすると逆にストレスを溜めてしまうことになります。

FIREに向かない人その3 やりたいことが明確ではない

「FIREなんてやめとけ」と思われる向かない人の三人目は「やりたいことが明確ではない」です。

FIREすると、週5日会社に拘束されていた時間が解放されます。

毎日の時間を自由に使えます。

それゆえに、自分でやることを決める必要が生じます。

これが意外と苦労します。

例えば「会社を辞めたら旅行したい!」と思っていたとしましょう。

FIREして、毎週のようにどこかへ旅行できますか?

世の中の大半のFIREは貧乏FIREになっているでしょうから、毎週のように旅行するような資金的余裕は無いはずです。

となると、FIREしてから何をするのかが明確になっていないと非常に苦労します。

FIREしたいなら、FIREする目的を明確にしてからにすべきです。

「会社を辞めたい」だけで早期退職すると、高い確率で後悔することになるでしょう。

まとめ

以上『FIREなんてやめとけ!3つの理由と早期退職に向かない人3選』でした。

いかがでしたか?

FIREは憧れる人も多いでしょうが、決して天国が待っているとも言い難いところがあります。

天国になるかどうかはあなた次第。

何のために早期退職するのか、よく考えて決断すべきです。

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