年間配当約500万円!働き盛りの40代後半でFIREした理由

年間配当約500万円!働き盛りの40代後半でFIREした理由

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

楽天証券のメディア「トウシル」に掲載された記事です。

実際の投資家さんにインタビューした記事で、今回は高配当・優待投資でFIREしたペリカンさんという方が主役です。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ←こちらのクリックをお願いします。

40代後半、働き盛りでFIREした理由

ペリカンさんは2018年、40代後半の働き盛りで、会社を辞めてFIREに突入しました。

しかし、実のところFIREを目指してFIREしたわけではありませんでした。

まず会社を辞めた経緯は以下のとおりです。

会社員時代は100人規模の中小企業のサラリーマンをしていて、役員に昇格し、会社も上場も目指そうとしているタイミングで、会社を退職したんです。

 上場を目指しているにもかかわらず、事業も今一つ伸びておらず、実は、経営陣の方向性と違和感も感じていて「いったんちょっと会社を離れてみようかな」と思って退職しただけなんです。

会社員の心理として、今の会社に居続けてよいのかは誰しも考えることはあるでしょう。

よく分かります。

ただペリカンさんが普通の会社員と異なったのがこちら。

ただ、時間ができたので、これまでサラリーマンの傍らやってきた株式投資に、ここでしっかり向き合ってみようと思ったんです。株価はひどいことになっていましたが、逆に下がったからこそ買える株もありました。

 ブログでは配当金や優待、収支などを包み隠さず公開しているのですが、配当以外にも、売却益があったり、ブログの収入もあったりして、なんとなく生活できていることに気が付いてしまったんですよ。持ち家だし、借金もないし、このままいけるんじゃないかな…と思って、再就職しなかっただけなんです。

それまでの株式投資のおかげで配当収入などがあり、生活ができていたのです。

すでに持ち家だったこともあり、結婚して子どももいる状態でしたが再就職をしなくてよいとの判断に至ったとのこと。

記事では「ナチュラルFIRE」なんて単語が飛び出していました。

ナチュラルFIREをもたらした投資手法とは?

ペリカンさんのFIREは今までいろいろとFIREに関する情報を見てきましたが、あまり見ない例だと思いました。

自然にFIREできるなどうらやましい限り。

では一体どのような投資をおこなってきたのでしょうか?

タイトルにも「配当」と書きましたから、高配当投資であることは間違いありません。

ペリカンさんのポートフォリオは下図のとおりです。

ペリカンさんのポートフォリオ

いろいろと手を出してしますが、日本株が65%を占めています。

さらに日本株の中では優待株投資が30%でした。

投資歴25年ですから、昔は投資信託より個別株投資のほうが普通だったと思います。

記事では高配当株より優待株のほうに焦点を当てていました。

最近では地方銀行が注目のようです。

ちなみにペリカンさんの保有銘柄ベスト3が紹介されていましたので、こちらにも記載しておきましょう。

長期保有ベスト3高額保有ベスト3
1位任天堂任天堂
2位コロワイド三井住友FG
3位ぴあ三菱商事

高額保有ベスト3を見ると、高配当株のようです。

どのくらい保有しているのか分かりませんが、この手の株を多く保有しているので年間配当が500万円にも上るのでしょうし、そもそもの投資額が大きいということです。

インタビューでもほぼフルインベストメントと答えてしました。

メンタルが弱くて資金の大半を貯金で保有しなければならないタイプの人のはペリカンさんのようなFIREは難しいかもしれません。

あなたはこれからFIREを目指しますか?

では、改めて質問ですが「あなたはFIREを目指しますか?」

ペリカンさんの投資額は配当額からして軽く1億円を超えていることは分かります。

ちなみに住宅も購入済で無借金と語っています。

そしてFIRE生活に入ったのは2018年、40代後半です。

一方で「FIRE達成」と称している人たちの資産額で最も多かったのは「3000万円未満」だったことも分かっています。

結果として2022年の後半から「FIRE卒業」という名の「FIRE失敗者」が続出しました。

明らかに経済的自由は得られていない無謀な退職でしかなかったことが明らかになっています。

FIREに失敗した"自称FIRE"民は20代後半から30代の人がほとんどだったでしょう。

ペリカンさんとFIREに失敗した人を比較すると、明らかに投資額の差があります。

投資額の差があることは運用益の差にもつながりますし、安定感の差にもつながります。

3000万円でFIREするより1億円でFIREするほうが成功の可能性が高いのは明白です。

FIREを目指している人は、最初からFIREを目指すのではなく、まずは資産1億円を目指してみるとよいのではないでしょうか。

そして1億円が貯まった頃、自分が本当にFIREしたいのか、そしてFIREして何をしたいのかを考えてみるとよいのではないでしょうか。

まとめ

以上『年間配当約500万円!働き盛りの40代後半でFIREした理由』でした。

いかがでしたか?

記事で取り上げられ、インタビューされたりする人は一味違います。

調べてみたところ、先日ペリカンさんは本を出版されておりました。

もしよろしければ購入してみてください。

以下関連記事です。

5人のFPさんが「FIRE」を巡る厳しい現実を教えてくれています。

たった2年で「FIRE卒業」をした男性が早期退職で見失ったものを教えてくれました。

貯金5000万円でFIREした50歳バツイチ独身男性は意外な後悔を抱いていました。

スポンサーリンク