【新説】一体なぜ!?家計簿をつけない人は貯金ができる3つの理由
あなたは家計簿をつけていますか?
貯金法の話になると、その施策の一つとして高い確率で登場するのが家計簿です。
貯金するなら家計簿をつけた方がいいと。
実際、僕も以前は家計簿をつけていました。
しかし現在では家計簿をつけていません。
家計簿をつけていないからといって、貯金ができていないのかというとそういうことはありません。
2018年の貯金額は340万円。
手取り給与の半分以上を貯金することに成功しています。
家計簿をつけていない人なのに、なぜこれだけの貯金ができたのでしょうか?
理由1 お金を使わないから家計簿は必要ない
家計簿をつけない人は貯金ができる1つめの理由は、そもそも「お金を使わないから家計簿は必要ない」のです。
僕は普通の人からすると、驚くほどお金を使わずに済む生活ができるようになっています。
2018年12月の単月での貯金は、およそ34万円。
これなら無理して家計簿をつける必要はありません。
お金を使わないですから、そもそも家計簿に記録する必要のある購買行動がほとんどないのです。
貯金ができるようになる一番簡単な方法はお金を使わないことです。
お金を使わなければ、貯金ができるし家計簿も不要になる。
一石二鳥です。
理由2 クレジットカード払いだから家計簿は必要ない
僕は普通の人に比べるとはるかにお金を使わないとはいえ、1円たりともお金を使わないわけではありません。
水道光熱費や通信費、日々の食費や勉強のために買う書籍など、当たり前のように支払うお金はあります。
これらの支出も僕は何にどれくらい使ったのか、正確に把握できています。
なぜ正確に把握できているかというと、支払いはすべてクレジットカードを利用しているからです。
僕の場合、メインカードである
利用明細のCSVファイルをダウンロードして、ピボットテーブルを使って集計すれば、あっという間に何にいくら使ったのかを把握できます。
家計簿が面倒で長続きしない人も多くいます。
クレジットカードを利用すれば、面倒な家計簿は不要になるのです。
ただし、貯金ができない人に対して、僕は現金会計をすすめています。
貯金ができない理由は、お金を使いすぎるから。
クレジットカードや電子マネーはお金を使っている感覚を奪います。
まずは現金会計で適切な金銭感覚を身につけるのが重要であると考えています。
理由3 大きな現金支出は家賃だけだから家計簿は必要ない
クレジットカードをメインで使うとはいえ、現金会計がまったくないわけではありません。
ただ現金会計といっても、何に支払っているかは分かっています。
最大の支出は、毎月銀行へ行って振り込んでいる家賃です。
家賃の金額はさすがに何もしなくても分かります。
何と言っても毎月の最大金額の支払いですから。
さすがに家賃の金額を把握していない人などいないでしょう。
家賃を把握できていれば、それ以外の現金支出は1万円にも満たない金額です。
会社でのランチや体調不良時に行く病院での診療費・薬代など。
なんとなく何に使っているかは覚えています。
僕にとってはそれで十分です。
1円単位まで細かく把握する必要はありません。
ムダ遣いをしていないことも分かっています。
大事なのはお金の流れの大勢を把握することですから。
お金をたくさん使うから家計簿が必要になるし面倒くさくなる
僕の場合、お金を使わないので家計簿がそもそも必要ない生活を送ることができています。
多くの人はそういうわけにはいかないでしょう。
毎日毎日何かしらにお金を使っている。
たいして必要でもないものに、そのときそのときの欲求を満たすためだけにお金を使ってしまいます。
しかもお金が出ていく頻度も多い。
1日の中で何度も何度も、何かしら買っています。
となれば、家に帰ってから家計簿をつけるのが面倒くさくなるに決まっています。
毎月1日でまとめて書こうなどと思った日には、まず書くことは不可能でしょう。
毎日書こうとしても、朝食をコンビニで、ランチ代、仕事の合間のドリンク代、夕方に小腹が空いたからおやつ、そしてディナー、しまいには帰りにコンビニでスイーツでも、みたいな生活を送っていたら、そりゃ家計簿を書き続けるのは誰でも嫌になりますし、続きません。
だから家計簿をつける作業をいかに簡略化するかは、お金をなるべく使わないようにするの一択なのです。
家計簿をつけるときは目的が大事
僕自身、過去には家計簿をつけていました。
そのときの最大の目的は「何にお金を使っているかを把握すること」でした。
あなたは何を目的に家計簿をつけていますか?
家計簿をつけた方がいいと言われたから、ただなんとなくつけている状態になっていませんか?
いろいろな物事、目的もなく続けるのは困難に決まっています。
まずは何のための家計簿をつけるのか、その目的を明確にしましょう。
繰り返しますが、家計簿をつけること自体が目的になってしまっては、絶対に長続きしません。
家計簿を続かないなら貯金簿をつけてみては?
もし家計簿が続かず悩んでいるのであれば、家計簿はやめて貯金簿をつけてみてはいかがでしょうか?
家計簿はお金を使ったものを記録していくものとして書いている人が多いでしょう。
それに対して貯金簿はどこにいくらのお金があるかを記した帳簿です。
〇〇銀行にいくら、現金として財布の中にいくら、など自分の資産がいくらあるのかを把握するためのものです。
これなら毎日つける必要などなく、毎月1回月末や給料日あたりを基準日として作成してみるとよいのではないでしょうか。
僕も貯金簿は作成しています。
現金、複数の銀行口座、証券口座、さらには金券やポイント、SUICAの残高まですべて把握してエクセルに入力し、全金融資産をほぼ毎日チェックしています。
ほぼ毎日というのは、「資産に変動があったら入力する」というルールで運用しているからです。
これによって、今自分がどれだけの資産を持っているのか、目標まであといくらかが分かります。
さらに給与と毎月のおおまかな支出が分かっていますから、何年後にいくら貯まるという予測も可能になります。
家計簿が難しいなら、貯金簿から始めてみるとよいかもしれません。
まとめ
以上「【新説】一体なぜ!?家計簿をつけない人は貯金ができる3つの理由」でした。
お金を使わない生活の家計簿におけるメリット、ご理解いただけましたでしょうか?
実はあなたが目指すべきは、しっかり家計簿をつけることができる人ではなく、家計簿がなくても貯金できる人、家計簿を必要としない人なのです。