月収30万円の40代が3300万円貯めることができた”本当”の理由

月収30万円の40代が3300万円貯めることができた"本当"の理由

月収30万円の40代が3300万円貯めることができたワケ』という記事を読みました。

年齢的には僕と近いですが、僕より少ない収入でなかなかの金額を貯めています。

タイトルを見て「マジか!?」と思ったので読み進めてみましたが、その節約方法には目を見張るものがありました。

一方で、実は貯金ができた本当の理由に意外なオチもあり。

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今回の動画は『47歳で金融資産5000万円を築く過程で捨てて良かったもの7選』です。おかげさまで47歳のときに金融資産5000万円を達成しました。その過程でいろいろなものを捨ててきました。捨てた結果、支出が削減でき、貯金のペースが上がっていきました。そこで今回は「これを捨てれば貯金できる!」というものをご紹介していきます。
また、『【本物の準富裕層が語る】「金融資産5000万円は勝ち組」は真っ赤なウソ』も公開していますので、併せてご覧ください。
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1.すでに家も購入し完済している

月収が手取りで30万円ですから、年収にすると500万円といったところでしょうか。

決して高収入でありません。

しかし、3000万円以上貯金しただけならまだしも、家を購入し、すでに完済していることも分かりました。

これがどれだけすごいことかを見るために、「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](平成30年)」のデータをご紹介します。

年収500万円から700万円未満の世帯の金融資産保有状況は一体どのようになっているのか、以下の表をご覧ください。

金融資産非保有12.6%
100万円未満3.3%
100~200万円未満4.3%
200~300万円未満 3.6%
300~400万円未満4.0%
400~500万円未満 3.7%
500~700万円未満11.0%
700~1,000万円未満9.6%
1,000~1,500万円未満12.7%
1,500~2,000万円未満8.9%
2,000~3,000万円未満9.6%
3,000万円以上 12.6%

3,000万円以上保有している世帯は、全体の12.6%しかいません。

しかもこのデータは、全世代含めてのものですので、40代での達成となるとその割合はもっと低いと想像できます。

しかも家を購入して3000万円ですから、家を購入していなければ5000万円以上は貯金できていたのではないでしょうか。

これは本当にすごいことです。

一体どのような方法でお金を貯めているのか興味が湧いてきます。

2.徹底された節約術の数々で支出を防ぐ

お金を貯めた方法は、貯めたお金を投資で増やしたりしたわけではありません。

徹底された地道な節約によるものでした。

例えば、今回の記事で紹介されていたのは以下の4つです。

  • ランチはから揚げと白米を弁当箱に詰めて終了
  • 子供の服はメルカリ
  • スマホは格安SIM
  • 小遣いは月数千円で済ませる

この4つを見るだけで、支出は徹底的にカットしているのだろうと想像つきます。

極めつけは、「唯一のストレス発散法」として紹介されていた、大好きな甘いものを食べる方法。

「1kg300円の業務用のきなこに砂糖とゴマを混ぜ、毎日3口食べる」と書かれていました。

これはすごい。

僕はここまでできないです。

この人はチョコモナカジャンボが大好きらしいのですが、チョコモナカジャンボを買うのも我慢だそうです。

僕なら食べたくなったら、我慢せず買ってしまいます。

このストイックさは見習うべきところがあります。

そして、このエピソードから、お金を貯められない人は、自分に負けているだけだと分かります。

それにしても、ここまで支出を抑え、貯金をするのには何か理由があるのでしょうか?

3.ストイックな生活の目標はセミリタイア

ストイックな生活をおくり、貯金を増やしていくそのモチベーションは一体どこにあるのかと思ったら、意外な理由でした。

基本的に仕事が嫌いなので、50歳までにセミリタイアしたいんです。節約した分、リタイアの時期が早まると思えば、ツラくありません。

(引用元:https://nikkan-spa.jp/1563143/2)

まさか50歳までにセミリタイアしたかったとは。

僕と全く同じ理由でした。

これだけストイックに支出を切り詰めることができていると、セミリタイア後も支出が極端に増えることはないでしょう。

となれば、セミリタイア後は収入が少なくなっても生活していけるようになりますし、老後も年金でやりくりしていけるようになります。

支出を抑えることは非常に大きなメリットがあると言えます。

4.実は手取り月収30万円ではなかった

いや~凄い人がいるものだと思い、最後を読むと奥さんの情報がありました。

奥さんも節約に協力的だったようで。

そうでなければ手取り月収30万円なのに、このスピードで3000万円を超える貯金などできません。

一体どんな家計なのか、最後に掲載されていた情報を見ると、驚愕の事実が判明増した。

========
■高岡さんの家計簿(子供2人、妻・月収15万円)
<月収(手取り・賞与なし)30万円(+妻15万円)>
家賃(完済済み) 0円
固定資産税 2万円
食費 3万円
水道光熱費 6000円
通信費 3000円
雑費・小遣い等 1万円
教育費 5万円
保険 3万円
―――――――――
貯金 約30万円
========

(引用元:https://nikkan-spa.jp/1563143/2)

妻・月収15万円?

あれ?

ということは、二人合わせて手取り月収45万円。

額面なら700万円を軽く超える年収の家庭ではありませんか。

もちろん二人ともずっとこの月収ではなく、徐々に昇給して今があるとは思いますが、にしてもまさかのどんでん返し。

ちょっとがっかりしましたが、それでも毎月30万円貯金するというのは、僕とほぼ同じペース。

僕は独身ですから簡単ですが、結婚して子どもがいて毎月30万円貯金するのは、そう簡単にできることではないです。

とにかくムダな支出がまったくありません。

ムダがないからこそ教育と保険にお金をかけられます。

やはりお金を貯めるには、支出を抑えればよいという教えを与えてくれる事例と言ってよいでしょう。

まとめ

以上『月収30万円の40代が3300万円貯めることができた"本当"の理由』でした。

FPさんはお金の専門家ですが、実は自分では意外と貯金できていなかったりします。

だから、今回の事例のような実際に貯金できた人がどのようなことをやったのかという記事をほうが、生々しくて参考になったりします。

「なるべく我慢せずに済むような方法で」なんて言葉を目にすることもありますが、なかなかお金を貯められない人にとっては我慢せずに済む方法などないと思っておいたほうがよいでしょう。

本気でお金を貯めたいと思ったら、はじめのうちは今回の記事の人のように、ある程度ストイックにやらないといけないと覚悟すべきです。

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