緊急事態!強制的に引っ越し決定!これからの家はどうする?

タイトルのとおりですが、強制的に引っ越しをすることが決定しました。

はっきり言って、想定外です。

転職とかセミリタイアのための引退までは住み続けることができると思っていた現物件。

しかし、最後の時がこんな形で訪れるとは夢にも思っていませんでした。

一体何が起こったのでしょうか?

どうやら建て替えが決定したらしい

ちょうどこの記事を書いている日、住んでいる賃貸物件の更新のため、不動産屋へ向かいました。

そして、いつもと変わらぬ更新の手続きを行うはずだったのですが、待ち受けていたのは予想外の出来事でした。

不動産屋より伝えられたのは、オーナーが物件の建て替えを検討しているという事実。

よって、今回の更新が最後となります。

つまり、2年後に強制的に引っ越すことが決定しました。

この記事を書きながらも、いまだにちょっと信じられません。

東京に出てきて以来、10年以上にわたり住んできた現在の部屋。

なにか感慨深いものもあります。

確かに入居の時が築17年の木造アパートでしたから、今ではもう30年になろうとしています。

30年は建て替えのタイミングなんでしょうかね。

それにしても、なんだか急な話だなと思っていたのですが、どうやらそうでもなかった模様。

不動産屋に言われた言葉で気づきました。

「実は、すでに新たな住民の募集は行っていません。」

ハッとしました。

確かに隣の部屋が久しく空室となっており、その下の部屋も退去後まったく新しい人が入ってこなかったのです。

なんでこんないい場所なのに全然部屋が埋まらなくなったのだろうか?と疑問を抱いていましたが、実は建て替えのためだったのでしょう。

そして、さらに不動産屋から言われた言葉。

「〇〇さんが最後の住民になります。」

うわ~、そうなのね。。

そんなことを言われると、なんだか悲しくなります。

それにしても、まさかこんな日が来るとは思いもしませんでした。

永遠は無いと改めて気づかされました。

大家さん都合の退去のメリット・デメリット

さて、今回は大家さんの都合で退去することになったのですが、意外なメリットがありました。

メリット 敷金がそのまま帰ってくる可能性が高い

不動産屋から説明を受けたのですが、本来退去時にはハウスクリーニングなどを行い、次の入居に備えます。

しかし、今回は物件の建て替えということで、すぐに建物を取り壊すことになるので、退去時のハウスクリーニングは行わないのではないかとの話でした。

よって、敷金はそのまま返ってくる可能性が高いだろうとのことでした。

なるほど、確かにそうです。

建物を取り壊すのであれば、あえて原状回復させる必要もありません。

これは全く気付きませんでした。

あまり多くない事例かもしれませんが、こんなこともあるんだなという程度に知っておくとよいかもしれません。

デメリット 必ず引っ越ししなければならない

逆にデメリットとしては、必ず引っ越ししなければならないことでしょうか。

これまでは、契約延長か引っ越しかどちらかという二択でしたが、今回は一択。

現物件に残るという選択はできません。

ですから、必ず2年で引っ越すことになります。

特に、これまで引っ越すという選択を全くしてこなかったわけですから、引っ越し慣れもしておりません。

それだけ住み心地の良かった場所を離れなければならず、大変残念です。

こうなると、次はどんな場所に引っ越せばよいのか、その選択肢に大いに頭を悩ませる2年間となりそうです。

これからの住まいの選択肢

では、これからの住まいはどうするのか?

パッと現段階で思いつくところは、以下の4つです。

1.近場で同じような賃貸物件を探す

1つめは、現在住んでいる場所の近場で、同じような条件の賃貸物件を探すことを考えています。

やはり、今の場所は住む上では非常に便利。

駅から近いのはもちろんのこと、スーパーやコンビニが徒歩圏内に複数あり。

体調が悪くなっても、内科は近くにありますし、歯医者もあり、もうとにかく便利。

都会すぎず、田舎すぎず、ちょうどいい雰囲気の場所で気に入っておりました。

それ故、今の場所をあまり離れたいとは思っていなかったのも事実。

なんなら中古マンションを買おうかなと調べていたこともあるくらいです。

それだけに、今の場所を中心に考えたいのが本音です。

2.違う場所に物件を借りる

ただ、せっかく東京にいるわけですから、ずっと同じ場所に住み続けるより、他の場所も知っておくというのもアリかもしれません。

ついつい安定を求めがちなので、変化を起こすのも悪くないかも。

じゃあ、一体どこに?となるわけですが、正直他の地域のことがよく分かっていません。

できれば、同じくらいの家賃で収まる場所に住みたいです。

安いのがもちろん理想ですが。

このあたりは、これからネットで家賃を調べてみて、どのあたりがよいのかを考えてみたいと思います。

当然、今後の仕事のことも含めて考えなければいけません。

退職して、次にどうするか。

セミリタイア後の収入確保をどうするかといったことも視野に入れておく必要があります。

3.思い切って中古マンションを買う

思い切って、賃貸ではなく住宅を購入するという選択肢もあり得ます。

さすがに一戸建てを買う度胸はありません。

それに、一人暮らしに一戸建ては無駄に広すぎます。

ほどほどのサイズの中古マンションを、手ごろな値段で手に入れるというのは、十分に選択肢として考えられます。

何といっても貯金は4000万円以上あります。

住宅ローンを組むつもりはなく、現金一括で買うことができます。

これがここまで貯金してきた最大のメリットです。

大きな買い物もできます。

普通の人からすれば、住宅の購入にローンを組まず、現金一括で購入するという選択肢はないでしょう。

貯金は何のためにするのか?

その答えは「選択肢を増やすため」です。

ただ、現時点で物件を購入する選択は、きわめて低いです。

なぜなら、不動産屋の話によると、物件が売れなくなってきているらしいです。

東京オリンピックの次のオリンピック(2024年パリ大会)まで待てば、結構価格が下がるのではないかとのことでした。

売れているように見えるのは、そもそも最初の募集数を減らしているからであって、要するに売れているように見せかけているだけ。

売れている数は減ってきているとのことでした。

事実、自身でも少なくとも東京オリンピックまでは待とうと思っていたので、2年後の価格がどうなっているかは注目です。

気になる物件があるのならば、定点観測し続けて、価格が変化するか様子を見るとも手だ、というアドバイスももらいました。

4.実家に帰る

もう一つ考えられる選択肢は、これを機に仕事を辞めて、実家に帰るというものです。

お金はある程度貯まりました。

あとはのんびり過ごすのもいいかと思いつつも、両親のことが心配だったりしています。

若いころはあまり考えもしませんでしたが、いよいよ両親とも別れの時が近づいています。

あえて実家に戻って、両親と残された時間を過ごすというのも悪くない選択肢なのかなと考えていました。

そんな折、今の家を離れなければならないのであれば、タイミングとしてはちょうどよいのかもしれません。

親も70半ばでまだ自動車を運転できていますから、生活が成り立っていますが、ここから先はどうなることやら。

そう考えると、実家に帰って、親の面倒を見るのも無い話ではありません。

当の親は喜ぶかどうかは分かりませんが。

まとめ

以上『緊急事態!強制的に引っ越し決定!これからの家はどうする?』でした。

いかがでしたか?

今住んでいる住宅から出ていかなければならないという事態がありうることがお分かりいただけましたか?

マンション・アパートの場合、十分可能性のある話です。

物件を選ぶ際にも、築年数はちゃんと見て、いろいろなことを想定しておいたほうがよいでしょう。