本当に効果的な節約術とは支出を減らすことより捨てること

本当に効果的な節約術とは支出を減らすことより捨てること

いろいろな貯金法や節約術を試してはみたものの、なかなかお金を貯めることができない。

そんなお悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。

残念ながら、ちまちまと支出を減らしても、お金は貯まりません。

お金を貯めるには、もっと大胆に支出をカットする必要があります。

そこで今回は、より効果的に行うためにあなたが捨てたほうがよいものをご紹介します。

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1.自分に合わない貯金法を捨てる

そもそもお金が貯まらない人は、お金の貯め方自体を間違っている可能性が高いです。

病気に例えれば、風邪をひいて病院に行ったのに、風邪薬ではなく血圧を下げる薬を処方されたようなものだと言えばご理解いただけるでしょうか。

要するに、自分に合わない方法でお金を貯めようとしても、お金は貯まりません。

貯金は、一夜にして達成できるようなものではなく、長期に渡り継続して行わなければなりません。

そのため、自分に合う方法かどうかは極めて重要な要素になります。

例えば、ネットや本でもっともよく紹介される貯金法といえば、先取り貯金が挙げられます。

僕個人としても新卒の頃から実行して、実際に成功した貯金法です。

しかし、先取り貯金は勧める声が多い一方、うまくいかないという声が一定数あるのも事実です。

おそらく、モチベーションが湧きづらい貯金法であることが原因ではないかと考えられます。

少ないお金でやりくりするだけの話なのですが、貯金が苦手な人にとってはどうも難しいようです。

そこで、もっと目に見えてお金の貯まる方法を取り入れてみるのがよいのではないでしょうか。

目に見えてお金が貯まっていく貯金法の代表的なものといえば小銭貯金です。

貯金が大の苦手という人であれば、小銭貯金から入る方がモチベーションを維持しやすいかもしれません。

ただし、小銭ではお金の貯まるスピードが圧倒的に遅い。

そこで、小銭貯金ならぬ「お札貯金」を始めてみるとか。

毎日3千円貯金すれば、1年間で109万5千円貯まります。

要するに、自分の性格に適した貯金法を探し出し、実行する努力が必要だということです。

2.不要品を捨てる

僕が節約術としてもっとも推奨したい方法は、不用品を捨てることです。

自分の消費行動を大きく変えるのに不要品を捨てることはうってつけです。

家の中には、買ってみたもののまったく使っていないものがたくさんあるのではないでしょうか。

お金がないのに物がたくさんあるのは、お金より物に執着しているからです。

これからの自分にとって不要なものを捨てることは、物への執着から逃れることを意味しています。

そして、自分に必要なものを知ることにもつながります。

自分に必要なものを知れば、お金をかけるべきものが分かります。

お金をかけるべきものが分かれば、おのずとお金をかける必要のないものが出てくるため、今まで買っていたはずのものを買わなくなっていきます。

よって支出が減っていくという流れができあがることになります。

この一連の行動は、よく知られた言葉で言い換えれば、断捨離と呼ばれています。

断捨離の意味は以下のとおりです。

  • 断:入ってくるいらない物を断つ
  • 捨:家にずっとあるいらない物を捨てる
  • 離:物への執着から離れる

よく断捨離を試してみたものの、思うように物を捨てられない人がいます。

それは、あなたがまだ物に対する執着から離れ切れていない証拠です。

バッサリと物を捨てられないことこそが、あなたの貯金失敗をすでに予言しているのです。

3.優先順位の低いものを捨てる

お金を貯めるためには、支出を減らす必要があるのは言うまでもありません。

それなのに、お金の貯められない人は、いろいろなものを欲しがり、そして購入してしまいます。

いろいろな趣味、洋服、ブランド品、住居にインテリア、自動車など。

さらに自己投資の名のもとにいろいろなセミナーにいったり、自分磨きと称してエステに行ったり。

ありとあらゆるものに手を広げ、結局手元にお金は残りません。

全方位的に支出できる人は、一部の高収入層のみです。

高収入ではないと思うのであれば、すべてのものにお金をかけるのではなく、一部のものにお金を投じるようにしなければいけません。

選択と集中です。

優先順位をつけ、本当に必要なものにだけお金を使い、必要ではないと判断したものは使うお金を減らすのではなく、まるごとカットしましょう

これが支出のメリハリと呼ばれるものです。

4.見栄・妬みを捨てる

そして最後に、実はもっとも大事なこととして、見栄や妬みを捨てることです。

次々に新しい洋服やブランド品を購入して自分を着飾るのは、他人に対する見栄である可能性があります。

また、他人に対する妬みから、余計な支出を招くこともあり得ます。

見栄・妬みの出発点は、他人との比較です。

他人と比較するから自分もこうしたいといった欲望が芽生え、余計な支出につながります。

貯金できる人は、他人の目など気にすることなく、自分で物事を判断しています。

本気でお金を貯めたいと思うのであれば、明確な自分軸を持たなければいけません

そもそも、たいして高い収入を得ていない人間が、周囲のことなど気にしている暇などないはずです。

まとめ

以上『本当に効果的な節約術とは支出を減らすことより捨てること』でした。

いかがでしたか?

大きな成果を得たければ、施策を大きく変えなければいけません。

たくさんのお金を貯めたいと思うならば、ちまちまとした節約術に終始するのではなく、大胆にいろいろなものを捨ててしまった方が圧倒的な効果を生みます。

周囲に惑わされることなく、自分の意志を貫く強さこそが本当に必要なものです。

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