巣ごもり生活は一歩間違えると支出増大の危機に陥る

どうも。『毎日が祝日』いわいです。

新型コロナウイルスの影響ですっかり外出が減った人も多いのではないでしょうか?

会社の後輩たちを見ていると、ライブやコンサート、舞台が中止になったという声が聞こえてきます。

「週末の楽しみを返せ」「生きがいを失った」

そこまで?と思いながら話を聞いております。

一方、元々ひきこもり気味の休日を送っていた者にとっては、正直言って何ら変わりがありません。

むしろ良かったのではないかと思うことも。

その一つが「巣ごもり」という言葉です。

「巣ごもり」は「引きこもり」とは異なる

「引きこもり」というネガティブな印象を与えがちな単語に比べると、「巣ごもり」という言葉ははるかに聞こえがよいです。

私は会社の同僚に「休みの日は何をしているか?」と問われると。「家に引きこもっている」と回答することがよくあります。

家の中にいることが多いという意味でそのように解答しています。

もちろん平日はサラリーマンとして働いており、厳密に言えば「引きこもり」ではありません。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ目的で意図せず家の中にいることが多くなったため、「巣ごもり」という言葉が使われるようになりました。

世間一般的に言われる「引きこもり」とは一線を画すだけに、別の表現を使うのは間違いではないでしょう。

私も今後は「休みの日は何をしているか?」と聞かれたら「巣ごもり生活をしている」と答えるようにしてみます。

巣ごもり生活は本来ならお金が貯まるはず

私は以前から「巣ごもり生活」を実践しており、お金を使わない生活には自信があります。

以前、以下のような記事も書きました。

「引きこもり節約術」のメリットを簡単に要約すると以下のとおりです。

引きこもり節約術のメリット

1.飲食の費用がかからない
2.買い物しない
3.交通費・ガソリン代がかからない
4.部屋の整理・掃除ができる
5.趣味や勉強に没頭できる
6.ストレスがかからない

外出しないためお金がかからず、時間もあるためやりたいことに没頭できる。

しかも、余計な人間関係のためのストレスがかからないとメリットが多いことを紹介しています。

もちろんデメリットもありますが、今回はメリットだけ紹介しておきます。

とにかく引きこもっていれば、本来なら支出が減り、お金が貯まるはずなのです。

ところがそうは問屋が卸さないようで、世の中はお金がかかるよう仕向けられており、その罠にまんまと引っかかる人たちが多いようです。

巣ごもり生活は一歩間違えると支出が増える

なぜ巣ごもり生活で支出が増えてしまうのでしょうか?

その理由は、インターネットです。

今のご時世、ネットで何でもできる時代です。

家に居ながらにして買い物でも何でもできてしまいます。

そのため、家にいれば支出を減らせるという従来のロジックが通用しなくなってきています。

今回は支出を増やしかねない代表的なものをご紹介します。

1.ネットスーパー

新型コロナウイルスの脅威を考慮すると、外出しないことがウイルス感染から回避できる最も有力な方法と考えられます。

しかし、外出しなければ食材を購入することができず、生きる上で支障をきたします。

ところが、現在ではネットスーパーが存在しており、自宅に食材を届けてもらえます。

ただし、ネットスーパーを利用する際には注意点があります。

それが送料です。

「〇〇〇〇円以上送料無料」となっていることから、ついつい送料無料になる水準まで買い物をしてしまう可能性があります。

送料を無料にするために本当は今すぐ必要でもないのに、一応買ってみたり試しに買ってみたりしたことのある人も多いのではないでしょうか。

かくいう私もその一人です。

通常お店に行って買い物をすれば絶対に買わないようなもの、特に重いものなど、ネットスーパーという気軽さゆえに思わず買ってしまうことがあります。

その結果、支出がかさんでしまう恐れがあります。

2.食事のデリバリーサービス

家で食事を自炊することが節約の第一歩です。

しかし、昨今の新型ウイルスの騒動を考慮すると、ずっと家にいるのが息苦しく、ストレスに感じることもあるでしょう。

また、ずっと自炊では食事に飽きてくる可能性もあります。

そんなとき、家にいながら外食気分を楽しめるのがデリバリーサービスです。

今ではウーバーイーツなどを利用すれば、家にいながらにしてさまざまな料理を楽しむことができるようになりました。

定番のピザだけでなく、ハンバーガーや寿司、カレーなどジャンルも実にさまざま。

もちろん地域差もありますが、多種に渡る料理を自宅から注文できる時代になりました。

ところが、値段は自炊より圧倒的に高いです。

そのためデリバリーサービスの利用頻度が上がれば上がるほど食費が増えることになります。

注意しなければ、外食と何ら変わらないコストがかかります。

3.映画などのサブスクリプションサービス

家にいる時間が増えると、やることがなくテレビばかり見てしまう人も多いかもしれません。

ただ、地上波のテレビではつまらないと感じる人もいるでしょう。

テレビでは物足りない人は、アマゾンプライムやネットフリックスのような映画などのサブスクリプションサービスがよいかもしれません。

特に映画が好きな人であれば、映画は見たいけれども新型コロナウイルスの感染リスクを考えると、映画館には行きたくないと考える人がいても何ら不思議ではありません。

であればなおさらサブスクリプションサービスはオトクかもしれません。

定額を支払えば、作品が見放題になるからです。

ただし月額はさほど高くない金額ではありますが、これまでに無かった支出が発生することになります。

4.ゲーム

子どもがいらっしゃる家庭の場合、学校が休校となったことで、子どもが家にいる時間が急激に増加することとなったはずです。

そして休校となった理由が理由だけに、安易に外へ遊びに行くこともできず、家にいる時間が増えたはずです。

家にいて勉強をしてくれれば親としては助かりますが、残念ながらそうもいかないはずです。

となると、ゲームを買って時間を潰すという家庭も多かったかもしれません。

また、大人でも家にいる時間が多くなるため、ゲームを買ったという人もいるでしょう。

さらに、今回の新型コロナウイルス騒動では、感染源の一つとしてスポーツジムがあり、感染リスクからジムへの足が遠のいた人も多いのではないでしょうか。

そんな人にとっては、ニンテンドースイッチ対応の『リングフィット アドベンチャー』というゲームで自宅にいながらフィットネスができるものもあり、重宝しているかもしれません。

これらのゲームも本来であれば発生していなかった支出です。

ありあまる時間は自己投資に使う

以上4つをご紹介してみましたが、他にも支出の増える項目はあるでしょう。

しかし、こんなときだからこそ有効活用すべきものがあります。

それは「時間」です。

外出できない、しづらいのであれば、本を読むなり勉強するなり、将来のために自己投資に充ててみてはいかがでしょうか?

お金の無駄遣いだけなら、将来の収入増で多少は取り返せるかもしれません。

しかし、時間の無駄遣いは一生取り戻すことはできません。

過ぎ去った時間は二度と戻ってこないのですから。

自分は将来どのようになりたいのか、どのような老後を送りたいのかよく考えましょう。

真剣に答えを探し、その答えを導き出すことができたときには、時間つぶしなどしていられないことに気づくはずです。

まとめ

以上『巣ごもり生活は一歩間違えると支出増大の危機に陥る』でした。

いかがでしたか?

巣ごもり生活は支出増大の危機と隣り合わせにあることがお分かりいただけましたか?

お金だけでなく時間も無駄にしないよう十分気をつけてください。