生活保護の半数は65歳以上!「老後不安」脱出の3つのコツ

生活保護の半数は65歳以上!「老後不安」脱出の3つのコツ

どうも。『毎日が祝日』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

生活保護の半数は65歳以上!「老後不安」脱出の3つのコツ

お金を貯める理由に「老後の生活への不安」をあげる人が多いようです。

実際のところ老後の生活はどのようになるのか、現代における実態が垣間見えるデータが出ておりました。

なんと生活保護を受けている人の半数は65歳以上だと言うのです。

実際のデータを見ることにしましょう。

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あなたが抱く「老後不安」は現実に起きている

今回の記事では平成30年の厚生労働省「被保護者調査」のデータが紹介されています。

年齢人数全体に対
する比率
~19歳22万2629人11%
20~24歳2万4165人1%
25~29歳2万9365人1%
30~34歳4万1963人2%
35~39歳5万9613人3%
40~44歳8万7935人4%
45~49歳12万3837人6%
50~54歳12万8560人6%
55~59歳13万7819人7%
60~64歳17万1357人8%
65~69歳25万9664人13%
70~74歳25万3846人12%
75~79歳22万8606人11%
80歳以上29万9599人14%

平成30年度の生活保護の被保護人員は206万8958人。

まずこの数字に驚きました。

すでに200万人を超える人が生活保護を受けているという実態を初めて知ったからです。

そして年齢が上がるにつれて人数が増えていき、60歳を超えたあたりから一気に増えています。

65歳以上からさらにもう一段増えています。

生活保護者全体における65歳以上の比率は50%ですから、生活保護受給者の半分が65歳ということが分かります。

高齢者が老後の生活に立ち行かなくなっている実態が浮き彫りになっています。

老後資金2000万円不足は嘘じゃない?

このデータだけ見ると、一瞬「老後資金2000万円不足問題は本当なのでは?」と思ってしまいそうになります。

しかし、日本の現在の65歳以上人口はおよそ3,600万人いることを忘れてはいけません。

生活保護受給者が134万人ですから、その割合は3.7%。

ということは大半の人は生活保護を受けるほど困窮してはいないことも見えてきます。

ただし、これはあくまで現在の年金との兼ね合いの話です。

問題は私たちが年金を受給し始める20年後にどうなっているか。

20年後は現在よりも年金の支給額が減少すると私は見ています。

そのため、今後は生活保護を受けざるを得ない人が増える可能性は高いと考えています。

老後に対し過度な不安を抱くのはいけませんが、何も準備をしないのも問題です。

老後資金をできるだけ貯めておきたいのであれば、できるだけ早くから貯金し始めるに越したことはありません。

一定以上の年齢に達してしまうと、多くの金額を稼ぐことが難しくなってくるからです。

「老後不安」脱出3つのコツ

では、老後に生活保護を受けずに済むよう「老後不安」を脱出するためには一体どうすればよいのでしょうか?

今回の記事の中では3つのコツを紹介しています。

ステップ1:公的な医療保険を確認して、無駄な民間の医療保険を見直し
ステップ2:パートナーの死亡や自身の介護となった場合の保障を確保
ステップ3:iDeCo、企業DC、つみたてNISAを活用して有価証券投資で資産を増やす

(引用元:https://limo.media/articles/-/16875?page=4)

支出を減らし、老後の保障を確保し、投資する。

それだけです。

子育て世代に関して言えば、老後に向けて貯金するのは難しいでしょう。

まずは教育費の支払いが最優先となるからです。

とにかく支出を抑えられるかどうかが貯金のカギ。

余計な保険を解約していくのは確かに大事なことです。

保険以外にもスマホの通信費を格安スマホに切り替えることで節約するとか、支出削減のために細かくできることはたくさんあります。

一方で新たに保険に入ったり、投資するはいかがなものでしょうか?

民間の保険なんて、はっきり言ってしまえば不要です。

投資については、効果が得られるほどのまとまった金額を投資に回せるかどうか。

そして、タイミング悪く下落局面に入ってしまった場合はどうすればよいのか。

そう考えると投資に過度な期待は禁物です。

子育てが終わった瞬間、一気に貯金できるよう生活水準を下げておくのが最も賢明な判断でしょう。

少なくとも年金を当てにして、老後資金を何も用意しないことだけは避けたほうがよさそうです。

まとめ

以上『生活保護の半数は65歳以上!「老後不安」脱出の3つのコツ』でした。

いかがでしたか?

生活保護の実態を知ることができたのは貴重でした。

老後については過度に不安にならず、ただ綿密な準備はしておくに越したことはありません。

「ねんきんネット」も見ながら、将来の自分の年金を把握しつつ、必要な老後資金を算出しておきましょう。

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