40代からはじめる!豊かな老後を迎えるための3つの戦略
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
40代になると少しずつですが老後のことを意識し始めます。
私の場合はセミリタイアを志向していることもあり、より老後については考えることが増えています。
そんな中で見かけたのがこちらの記事です。
「戦略」という言葉は大袈裟な気もしますが、参考になる点は多いのでご紹介します。
老後の準備をはじめるのは40代がベストタイミング
まず40代のうちに老後の準備を始めておくのが良い理由は、まだ体力と時間が残されているからです。
40代は50代に比べて若くて体力もまだありますし、老後資金の資産形成の観点からしても、準備できる期間が十分あります。つまり、老後の準備は、少し早いと思われる40代からはじめるのがベストなのです。
40代からはじめる老後の準備その1:家計戦略
老後の準備1つめは、お金についてです。
これから待ち受ける長い老後を考えたとき、お金の心配が筆頭候補と言ってよいかもしれません。
老後のお金について考えるべき点は4つあります。
1.年金
まず1つめは年金です。
老後の収入の柱と言えば年金です。
将来自分が年金をいくら受け取れるのかを知っておけば、老後にどうすればよいのか方向性を考えることができます。
将来の年金を知るには、「ねんきんネット」で調べることができます。
現在の収入から単純に年金額を算出したり、仕事や収入が変わってどうなるかをシミュレーションしたりできるので、いろいろなパターンで年金額を予想することが可能です。
ただし、年金制度自体に注視しておく必要があります。
年金制度自体は残り続けると思いますが、金額は減ると予想しています。
そのため、ねんきんネットでシミュレーションした金額の3割減程度に見ておくのがよいのではないでしょうか。
2.退職金
2つめは退職金です。
勤務先に退職金制度がある人は、必ずチェックしておくべきです。
昔に比べて金額は下がっているようですが、それでも退職金があるのは老後を暮らす上で有利になります。
ただし、退職金だけで老後を凌ぐことができる人はほんの一握りだと思われます。
3.老後資金
3つめは老後資金です。
受け取れる年金と退職金の見込みを把握し、老後の生活費がどの程度の金額になるかを考えれば、老後に必要となる老後資金が予想できます。
すでに平均年齢が80歳を過ぎていますから、100歳まで生きるくらいの想定で老後資金を算出しておいてもよいくらいです。
そして、不足する分を労働収入を得ることができている40代のうちから貯め始めるべきです。
これからの時代、45歳を過ぎるとリストラ対象となる可能性が出てきます。
できるだけ早く老後資金を貯め始めるのが有利となります。
4.資産運用
4つめは資産運用です。
老後資金に不足がある、またはもう少し余裕を持たせたいという場合、資産運用で増やす選択肢があります。
老後資金を貯める方法としてはiDeCoが最もおススメとなります。
60歳までは引き出せないため、強制的に老後資金を貯めることができます。
また、掛け金がすべて所得控除の対象になるほか、運用益にも税金がかからないため、税制上も有利となります。
40代からはじめる老後の準備その2:セカンドキャリア戦略
老後の準備2つめは、仕事についてです。
40代を過ぎてからも、これまでと同様のキャリアを続けていける保証は全くないと言わざるを得ません。
また、定年後にも仕事を続けていく必要があるかもしれません。
老後を見据えて動くには、まだ体力的にも時間的にも余裕のある40代のうちに、下のようなことをやっておくべきです。
・定年後にやりたい仕事をある程度決めておく
・必要となる資格の取得やスキルアップをする
・職種によっては副業をするなどで経験値を高めておく
・人脈を築いておく
老後資金が不足するとなれば、老後も仕事を続ける選択肢も考慮しなければいけません。
40代のうちから準備をしておけば、いざ老後を迎えたとき、複数の選択肢を用意できるかもしれません。
40代からはじめる老後の準備その3:生きがいづくり戦略
老後の準備3つめは、生きがいについてです。
ただ働くにしても、お金のために働くのとやりがいのために働くのとでは大違いです。
長く楽しめる趣味を持っていれば、長い老後もきっと退屈することはないでしょう。
そして、人脈を築いておくことも長い人生を乗り切る上では必要です。
40代のうちに人脈を築いておけば、新たなキャリアにつながるかもしれません。
また、プライベートでも交流できる場を設けておけば、家で一人ゴロゴロするような老後からは避けられるかもしれません。
まとめ
以上『40代からはじめる!豊かな老後を迎えるための3つの戦略』でした。
いかがでしたか?
体が動く40代は、老後まで見据えた上で重要な時期と言えます。
何より老後を過ごす上での健康面も含め、じっくり考えるには良い時期ではないでしょうか?