「すぐできる!お金が貯まる3つの習慣」は正しくない

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

すぐできる!お金が貯まる3つの習慣

出ました、お金の貯まる習慣ネタです。

パッと眺めて、全然私には当てはまらないと思いました。

あまり関係なさそうなお金の習慣をご紹介します。

「習慣1:お金が貯まる人は整理整頓が上手い」のウソ

1つめは、「お金が貯まる人は整理整頓が上手い」です。

日々の仕事に追われていると、部屋の片づけがおろそかになってしまうことがあります。部屋が片づいていないとどこに何があるのかが分からなくなり、本当はあるのに「ない」と思い、新たにモノを買ってしまうというパターンに陥りがちです。

整理整頓については、確かに頷ける点はあります。

頻繁にものをなくす人は、改めてものを買ってしまい、見つけたときにはムダな買い物をしたことになります。

調味料を買ってきたら、冷蔵庫などに余裕でたっぷり残っていたという経験をした人も多いでしょう。

ですから、整理整頓の上手い人はお金が貯まりそうです。

しかし、私の場合、正直言って整理整頓ベタです。

特に昔は掃除が大嫌いで、部屋の中が思い切り散らかっていました。

それでも貯金は順調に毎年最低でも100万円貯めていました。

ということは、整理整頓は必ずしもお金を貯める上では必要ないことになります。

お金を貯めるためには、整理整頓よりもお金を使わないことのほうが重要です。

お金を使わなければ、余計なものは増えません。

ものをなくす理論であれば、もののありかを覚えておく、ものの定位置を決める、使ったら元の場所に戻すといったことを実行すれば、ものはなくさなくなります。

部屋が散らかっているけれど、ものの場所は把握している人がいますが、私もその一人です。

散らかっているなりにものの定位置が決まっているので、意外となくしません。

もちろん整理整頓上手のほうがよいのでしょうが、絶対必要条件ではないのです。

「習慣2:食べ物は賞味期限・消費期限の長いモノを買う」のウソ

2つめは、「食べ物は賞味期限・消費期限の長いモノを買う」です。

お金を貯めたいと思う人の多くが節約を心がけており、生活の中で最も節約しやすいのが食費です。そのため食品を購入するときにあえてスーパーの閉店間際に出向き、割引済みのお惣菜や賞味期限が迫っている商品を購入する人がいます。でもそれって、本当に必要なモノですか?

根本的には値段の高いものより安いものを買ったほうが支出は減ります。

となれば、食費を削るためには安いもの、賞味期限・消費期限が迫って値段が下がったものを買うことについては特段問題ないと思われます。

ここで問題となるのは、安いという理由だけで余計なものまで買ってしまうことです。

そして、たくさん購入することで消費しきれず、無駄遣いに終わることです。

安さを理由に大量購入する人がいますが、重要なのは値段ではなく本当に必要かどうかです。

その見極めを怠ると、無駄遣いが発生します。

ですから、ちゃんと消費するのであれば、賞味期限・消費期限の近い値下げ商品を買っても何ら問題はありません。

事実、私も仕事帰りに値下げ商品を買って夕食にすることが多いです。

そして、その日のうちに食べきります。

ですから、特に無駄遣いは発生せず、むしろ支出を抑えることができていると言えます。

そもそも食費以外の消費支出が極めて少ないので、食費に多少お金を投じても特に問題はありません。

その辺りの異常な消費支出の費目構成は、こちらの記事をご覧ください。

「習慣3:自分からコミュニケーションや挨拶を積極的にする」のウソ

3つめは、「自分からコミュニケーションや挨拶を積極的にする」です。

お金を貯めることと挨拶と何の関係が? と思うかもしれませんが、コミュニケーションの基本です。周囲の人と円満な関係を築けていければ、余計なトラブルに巻き込まれることは少なくなります。

もはや完全にお金との因果関係はありません。

家族と会社、最低限の人付き合いをしておけば、お金は貯まります。

もちろん人付き合いは重要ですから、周囲の人と円満な関係を築いておくに越したことはありません。

しかし、交友関係を広げることで、むしろ飲み会が多くなって交際費がかさむといったデメリットもあります。

お中元、お歳暮、年賀状、お年玉、お土産、その他にも人間関係を円満にするために必要な支出はたくさんあります。

周囲の人と円満な関係を築いていれば、余計なトラブルに巻き込まれないのでしょうか?

正直言って関係ありません。

老後の一人暮らしになったらどうなるかは分かりませんが、少なくとも若いうちは何とでもなります。

特にセミリタイアを目指して高額を貯金している人は、どちらかというと人付き合いを嫌っている傾向があるようにさえ思います。

お金を貯めることを目的とするならば、人付き合いを重要視する必要はないのです。

まとめ

以上『「すぐできる!お金が貯まる3つの習慣」は正しくない』でした。

いかがでしたか?

よくありがちなファイナンシャルプランナーの記事は、得てして実際にお金を貯めている人とは一致しないものです。

本質的にお金に結び付くことは一体何かをよく考えて行動すれば、お金は自ずと貯まるはずです。

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Posted by いわい