「定年男子 定年女子」に重要なのは「お金」よりも「孤独」対策

「定年男子 定年女子」に重要なのは「お金」よりも「孤独」対策

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

「定年男子 定年女子」に重要なのは「お金」よりも「孤独」対策

老後の孤独対策は、個人的に少し気になり始めていたので、今回取り上げてみることにしました。

それでは早速いってみましょう。

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定年前に貯金が150万円しかなかった著者

今回の記事は、一冊の本をベースに書かれています。

本の著者は、経済コラムニストの大江英樹、社会保険労務士/ファイナンシャル・プランナーの井戸美枝、両氏です。

大江氏は、確か証券会社に勤務していた人です。

この人は別のところでも話していますが、定年退職する頃には貯金がほとんど無かったそうです。

例えばよくいわれる、「定年退職時に3000万〜4000万ないと老後は破綻する」は間違っていると分かりました。実は、私は定年退職時に預貯金がたったの150万円しかありませんでした。娘ふたりを中学校から大学まで私立に通わせ、高校時代はそれぞれアメリカとオーストラリアに留学。おそらく教育費は普通よりもかかったほうだろうと思います。そのうえ、父が商売に失敗し、その借金の肩代わりもしたため、お金は本当になかったのです。

借金の肩代わりをしていた話は知らなかったですね。

娘さんの留学の件はよく分かりませんが、確か奥さんもそこそこ収入のありそうが仕事をしていたはずです。

ですから、収入面においては普通の人に比べれば苦労は少なかったでしょう。

むしろ支出の多さ、父の商売の件で貯金が無かったパターンです。

1ヶ月の生活費を把握する

ただ、老後資金がさほどなくても心配していなかったと語っています。

理由はこちら。

しかしそれでも、老後についてさほど心配してはいなかった。退職金や企業年金、公的年金が出るということも理由のひとつだったが、それだけではない。定年の2年前から自分で家計簿をつけ、1カ月のおおよその生活費を把握していたことも大きかったと振り返っているのだ。

退職金、企業年金、公的年金の三本柱があったことが大きかったようです。

証券会社なら退職金はそこそこでしょうし、企業年金までもらえる。

公的年金も普通の人より金額は多いはず。

もちろん現役時代ほどお金は使えないでしょうが、贅沢せずに暮らすには十分な金額がもらえたのではないでしょうか。

老後が近づくと考え方が変わる

老後資金2000万円問題が取り沙汰されたときには、不思議に思っていたそうです。

そのため2019年に「2000万円問題」が取り沙汰されたときも、「なぜ、あんなことが話題になるのだろう」と不思議に思っていたのだとか。「ぜいたくはできないけれど、食べていくくらいならなんとかなる。だから定年後は一切仕事はやめて、趣味を中心に好きなことをやって残りの人生を楽しもう」と考えていたというのだ。つまり、多くのサライ世代と似た考え方だったとも言えそうだ。

そして、定年後は趣味中心の人生を楽しもうとしていたようです。

しかし、その考え方が変わったとのこと。

ただ、この発想は的を射ていると思います。

誰もが「老後は不安だ」といいますが、老後が不安なら、老後をなくせばいいのだと思いついたのです。人は働くことをやめたときから老後が始まるのだから、可能な限り働き続けたほうがいい、と考えるようになりました。

確かに「老後」をどう捉えるかで、生き方は大きく変わりそうです。

働き続ければ、「老後」は来ません。

これで「老後」の不安は一気に解決します。

老後最大の不安は「孤独」

これでお金の不安はある程度は軽減できそうです。

しかし、老後にはもっと大きな不安があります。

俗に老後の3大不安といわれるのが「健康」「お金」「孤独」です。このなかで圧倒的に深刻な問題なのが実は「孤独」だということが、定年後に身に染みました。

圧倒的に「孤独」だったそうです。

これは普通の人は耳を傾けておいた方がよい意見かもしれません。

私のように人付き合いが嫌いで、圧倒的に一人でいることが好きという人間でも老後になると変わるかもしれません。

こればかりは分かりません。

孤独対策としては、「きょうよう・きょういく」に尽きます。

約2年前に書いた記事がこちらです。

仕事とはいかずとも、老後に何か用事が常にあり、外へ出たり、動いたりすることが大切のようです。

誰かから必要とされる老後が幸せなのかもしれません。

まとめ

以上『「定年男子 定年女子」に重要なのは「お金」よりも「孤独」対策』でした。

いかがでしたか?

老後資金については語られることは多いですが、孤独対策の方が重要だという意見が聞かれました。

長い老後へ向けて新たな対策を立てなければいけないようです。

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