50代で貯蓄2000万円以上の割合と貯蓄がない人がやるべき3つの老後対策

50代で貯蓄2000万円以上の割合と貯蓄がない人がやるべき3つの老後対策

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

久しぶりに「ファイナンシャルフィールド」の記事をご紹介します。

今回は50代の資産ということで、50歳を控えた私にとってはちょっぴり気になるところです。

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50代単身世帯の貯蓄額

金融広報中央委員会によると、50代単身世帯の貯蓄額は下図のとおりです。

「老後資金2000万円問題」がありましたから2000万円以上を基準とすると、2000万円以上の貯蓄がある世帯は13.7%でした。

あなたはこれを多いと思いますか?

それとも少ないと思いますか?

私は少ないと思いました。

単身世帯だから貯蓄できない?

いや、単身世帯の多くは未結婚で子どもなしではないかと想像します。

だとすれば、教育費が発生しない分、貯蓄はしやすいはず。

怖いのは「非保有」世帯が39.6%もいること。

これは、あえて調査に対し回答が面倒だから「非保有」にしてしまえ、とした人たちが多くいることを願います。

50代になって、貯蓄がないとはにわかに信じがたいです。

貯蓄額の中央値が53万円など、嘘だと思いたいです。

50代2人以上世帯の貯蓄額

では2人以上世帯はどうでしょう。

貯蓄額は以下のようになりました。

貯蓄が2000万円以上ある世帯の割合は18.0%でした。

単身世帯と比較して割合としては高くなりました。

2人以上世帯を夫婦と子どもと想定した場合、夫婦のほうが二人でいるが故にお金を使う制約がかかり、お金が貯まりやすいのでしょうか。

それとも共働きで単純に世帯収入が多い傾向にあるため、貯蓄の多さにもつながっているのでしょうか。

ちょっとそのあたりの詳細はこのデータだけからは分かりません。

ちなみに貯蓄非保有世帯が24.4%もいます。

やはりに信じがたいデータです。

ずっと貯蓄してきた人間からすると、なぜ貯蓄がないのか理解不能です。

一部の方は収入が少なく、生活も厳しいことから貯蓄できない世帯もあるだろうとは思います。

しかしそのような世帯ばかりではないはずで、お金を使ってしまい貯蓄できないのでしょう。

「貯蓄のない50代が検討したい老後対策3つ」は正しい?

では貯蓄のない50代がこれから老後資金を貯めるために検討したほうがよい3つの対策とは一体何でしょうか? 記事では以下の3つが挙げられていました。

1.生活を小さくする
2.年金の繰下げ受給を利用する
3.資産運用を始める

これ、本気でしょうか?

「1.生活を小さくする」は理解できます。

貯蓄のできない最大の理由は支出の多さによるところが大きいと想像されます。

よって支出を削減することで貯蓄できるようになります。

しかし、2つめの対策が「繰り下げ受給」ですか?

お金を貯められない人がもらうお金を増やしたところで使うだけ。

しかも年金をもらい始めるまでは実行できない対策です。

効果性には疑問です。

「資産運用」もそうです。

お金を貯められないのに資産運用に回せる資金を捻出できるはずがありません。

本当に実施したい老後対策3選

お勧めする対策は支出の削減ですが、さらにすぐにできそうなのは以下の3つです。

1.通信費
2.保険
3.娯楽費(洋服、趣味、サブスク)

通信費はスマホとプロバイダです。

格安スマホへの乗り換え、不要なオプションの解約、スマホとプロバイダのセット割といった方法で初期の工数だけ乗り越えれば毎月労せず支出を削減できます。

保険は大半の人は不要です。

生命保険、医療保険を解約するだけで数万円は捻出できるはずです。

多くの人にとってポイントとなるのは「娯楽費」ではないかと思います。

趣味のお金は削りたくないはず。

しかも残り人生を考えれば、楽しいことに使うお金を我慢するなど絶対にやりたくないことでしょう。

私も本当は推奨したくありません。

しかし、現実問題として貯蓄したいのであれば"聖域"に手をつけなければいけません。

ちょっとだけ頻度を減らすところから始めてみるとよいのではないでしょうか。

まとめ

以上『50代で貯蓄2000万円以上の割合と貯蓄がない人がやるべき3つの老後対策』でした。

いかがでしたか?

貯金できない人にとって、いきなり投資まで行くのは至難の業と思われます。

先取り貯蓄とか基本的なことから始めて、とにかく支出を減らす。

これに尽きるかなと思いました。

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