死ぬまで働くことになる「高齢労働社会」を回避する方法5選

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

「日本人は、死ぬまで働く」というちょっと悲観的な表現に思わず目が留まってしまいました。

今回はこちらの記事から高齢者になってからも働き続けなければいけない状況を回避する方法を探ってみたいと思います。

すでに高齢者世帯の4割が老後破産状態

今回の記事では、まず冒頭の一節に驚きを隠せませんでした。

日本は3,617万人が65歳以上の高齢層で、人口に占める割合は28.7%である。彼らの収入の78.8%は公的年金・恩給だが、高齢者世帯の4割程度が生活保護以下の「老後破産」の状態である。そして現在、生活保護の約50%を高齢者が占めている。

https://www.mag2.com/p/money/1084991

ここ最近は自分の資産状態ばかりが気になっていて、社会全体を見回す余裕がありませんでした。

まさかすでに高齢者世帯の4割程度が老後破産状態だとは。

恐ろしいことです。

現在の高齢者世帯は私の世代に比べたら年金額は多いはずです。

私は年金を受給するまであと15年以上ありますが、年金額は現在よりも減ると予想しています。

現在で4割程度が老後破産状態なら、15年・30年と経過したら一体どのような状況になるのでしょうか。

想像するだけで恐ろしいです。

老後資金2000万円問題は「死ぬまで働け」のメッセージ

2年前に「老後資金2000万円問題」が取り上げられ、大きな話題になりました。

私個人としてはすでに2000万円以上の貯金がありましたが、多くの人にとっては衝撃的な内容として捉えられたようです。

ただ老後資金2000万円問題の本質は、おそらく次の一節ではないかと考えています。

「年金を払いたくないから死ぬまで働け」というのが本音である。実際、政府は年金の受給年齢をどんどん後にスライドしようと画策しており、60歳が65歳に、65歳が70歳になろうとしている。

https://www.mag2.com/p/money/1084991/3

年金を払いたくない、払えるお金は無いから死ぬまで働いてくださいというのが政府の本音だと思います。

私は年金受け取りを65歳と仮定して老後資金の計画を立てていますが、この計画は頓挫する可能性があります。

なぜなら年金支給開始が65歳のままとは限らないからです。

67歳から70歳くらいまで引き上げられる可能性があると考えています。

死ぬまで働き続けるのを回避する方法

だからと言って、死ぬまで働き続けることなどできません。

健康体を維持できるとは限りませんし、仕事のストレスから解放されたいと思う方が自然です。

だからこそ今からできることをやっておかなければいけません。

1.節約して貯金

まずは貯金です。

とにかく貯めようとするために行動するしかないです。

節約術は当ブログ内にたくさんの記事を書いています。

大半の貯金できない人はムダな支出、不要な支出が圧倒的に多いです。

あるいは欲求に負けてお金を浪費してしまっています。

これらをやめるだけで簡単に貯金は可能になります。

一番簡単で効果的な節約は、家賃の安い部屋へ引っ越すことでしょう。

あるいは格安スマホへ乗り換えたり、スマホプランを見直すことです。

2.転職して収入アップ

次に転職です。

貯金できない理由の一つは、残念ながら収入の少なさにあると言わざるを得ません。

おそらく多くの人が転職することで収入を増やせるのではないかと思います。

これは面接時のネゴシエーションも重要になるでしょう。

私は30歳過ぎての未経験職種にも関わらず、50万円以上の年収アップを勝ち取った経験があります。

自分を上手く見せることができれば転職による年収アップは実現可能です。

また同一職種でも給与水準の低い業界から高い業界へ転職するだけで、将来の給与額が増える可能性もあります。

働く上で業界選びは非常に重要だと思います。

その点、私の場合、成長産業への転職に成功したことで中小企業にも関わらずそこそこの年収になったと考えています。

収入が増えたら注意点が出てきます。

それは支出を増やさないことです。

せっかく収入が増えたのに支出が増えたら、結局貯金額は変わりません。

貯金を増やすには収入が増えても支出は増やさないのが鉄則です。

3.副業

最近は副業可の会社も増えてきたようです。

早く帰れる、土日は休めるという人は、空いた時間を活用して収入アップを図ることも可能です。

私の場合、元気な20代後半から30代前半の数年間に副業にもチャレンジし、結果として1000万円ほど貯金することに成功しています。

その代わり、その数年間は本業と副業の二重生活でほぼ休みはありませんでした。

思い起こせば自分のやりたいことにとことん取り組んだので、体力的にはきつかったですが楽しかったです。

よく考えたら、20年前に私はすでに現在推奨されるようなことをやっていたのですね。

大金持ちにはなれませんでしたが、おかげさまで小金持ちには到達できそうです。

副業をやっていると遊ぶ時間もないので、おのずとお金が貯まっていきます。

4.投資

最近は「貯蓄から投資へ」の流れが随分と加速したように思います。

若い人の中でも投資に関心を持つ人の割合が以前に比べて増えた印象を持ちます。

ただ投資は簡単ではありません。

下手をすれば資産を失います。

その点ではリスクが大きいですが、リターンも大きいです。

またNISAやiDeCoといった制度も整備されてきており、投資を始めるにはこれらの制度を有効活用しない手はありません。

早く始めれば始めるほど効果も多くなるでしょう。

ただし個人的には投資推奨派ではありません。

方法論として投資があるという話で、収入が少ない人は貯金のほうがいいと思っている人間です。

(投資はあくまで自己責任でお願いします。)

5.極限まで支出を抑える

あとはいかに生活費を抑えるかです。

私が老後にある程度の自信を持っている理由は、徹底した支出削減を行ったことで、毎月の支出がかなり少ないからです。

よく老後に支出が減ると言われますが、私は老後になっても支出が減る要素はほぼありません。

そのくらいまですでに支出削減できています。

むしろ老後の方が医療費などで出費がかさむ可能性すらあります。

支出が少なければ、少ない年金でも毎月やりくりでき、働かずに済むかもしれません。

まとめ

以上『死ぬまで働くことになる「高齢労働社会」を回避する方法5選』でした。

いかがでしたか?

最後にまとめです。

死ぬまで働くことになる「高齢労働社会」を回避する方法5選

1.節約して貯金

2.転職して収入アップ

3.副業

4.投資

5.極限まで支出を抑える

結局回避方法としては当たり前のことしか書いていません。

いかにお金を貯め、お金を増やすかです。

そして支出を減らすかです。

紹介した記事の中には「死ぬまで働く覚悟を持ったほうがいい」とありました。

死ぬまで働くなどまっぴら御免です。

老後に完全リタイアしたいなら、現役時代にしっかり資金を貯めておきましょう。