4000万円以上お金を貯めたけど貯金の目的は特になかった

4000万円以上お金を貯めたけど貯金の目的は特になかった

どうも。『毎日が祝日』いわいです。

ネット上の記事でよく見かけるのは、貯金の目的を決めるべきとする言葉です。

しかし私には貯金の目的は特にありませんでした。

にも関わらず4000万円以上の貯金に成功しました。

よく見かけるネットの記事は嘘なのでしょうか?

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ←こちらのクリックをお願いします。

Youtubeチャンネルの最新動画を公開中です!
今回の動画は『資産6000万円到達から半年。感じた生活のリアルと生じた変化7選』です。金融資産6000万円に到達して半年以上が経過しました。 そこで今回は半年経過して、感じた生活のリアルと生じた変化をご紹介していきます。
また、『【本物の準富裕層が語る】「金融資産5000万円は勝ち組」は真っ赤なウソ』も公開していますので、併せてご覧ください。
チャンネルのお気に入り登録者数が増えておりますが、まだまだ少ないです。
まだ登録していない方は、ぜひお気に入り登録をよろしくお願いします。

貯金のきっかけは貧しさからの脱出だった

そもそもなぜ私が貯金をし始めるようになったのか?

それは子供時代が影響していることは間違いありません。

世の中の多くの人がお金に対する考え方の形成に家庭環境が影響するように、私もやはり家庭環境に影響を受けました。

私の家は貧しいとは言いすぎですが、決して裕福とは言えませんでした。

ファミコンやラジカセ、ステレオといった商品は友達の多くが持ち始めて、ようやく遅ればせながら買ってもらえていたような状況でした。

修学旅行に行く際に渡されたお小遣いも友人たちに比べればはるかに少ない金額でした。

私はあまりお金のない中でやりくりする術を子どもの頃に学ぶこととなりました。

また、新しいモノに興味を持たないという特徴は、子どもの頃にモノを欲しがっても買ってもらえないために形成されていったのではないかと思います。

だから就職して給料を手にするようになってからは、手に入れたお金は手放したくない、お金を持っていたいという気持ちが強かったように記憶しています。

貯金すること自体が目的だった

つまり、貯金すること自体が目的の貯金になっていました。

具体的な金額目標は1億円でした。

やはりお金持ちの基準は1億円でしょう。

その感覚は当時から持っていました。

1年間の貯金目標は、まずは100万円でした。

ただ、100万円を40年間貯めても4000万円にしかなりません。

そのため、給料が増えたとしても支出は増やさないようにしなければいけないと考えていました。

だから支出を把握するために、当時は家計簿をつけていました。

1年間に100万円の目標はほぼ毎年のように達成できていましたが、車を購入したりして、大きく後退することもありました。

それでも持ち直して、30代に入ってから1000万円、2000万円と突破していくことになりました。

貯金のペースが上がり始めたため、本当に1億円が可能になるかもしれないという想いもありました。

では、1億円を貯めて何をしたかったのか?

実は答えはありませんでした。

単に1億円貯めたかっただけで、どのように使いたいかは何一つ決まっていなかったのです。

目的のある貯金は失敗する?

私の個人的な見解ですが、目的のある貯金は失敗するような気がしています。

いや、正確に言えば失敗ではありません。

貯金の目的とは、お金を使うことです。

ということは、目的の金額を達成しても、そのお金は無くなってしまうことを意味しています。

旅行に行きたい、バッグを買いたいという小さな目標から、結婚資金、教育資金、住宅購入の頭金などの大きな目標まで、明確な貯金の目的を持つことはよいでしょう。

しかし、結局お金を使い、それまでの貯金はリセットされ、再びお金のない状態に陥ってしまいます。

目的のものが購入できれば貯金自体は成功だとは思いますが、結局貯金のない人に逆戻り。

貯金のない人になってしまうのだから、私は"失敗"と呼んでいるのです。

お金を使わないからお金が貯まる

一方、私のような目的のない貯金はどうでしょう?

お金を使うポイントがありません。

「いざという時のため」という言葉を聞いたことはありませんか?

「いざという時のためにお金を貯めている」なんてよく言いますよね。

ただ、「いざという時」は来ません(笑)。

これがお金の貯まっている人の最大の理由です。

結局はお金を使わないからお金が貯まるのです。

使う目的のある貯金は、結局使いますから必ず無くなります。

これがお金の貯まっている人と貯まらない人の差です。

老後資金を考え始めたのは40歳を過ぎてから

老後資金2000万円不足問題が登場して以来、若くして老後資金を気にする人が増えたように思います。

私自身が貯金を始めた20年以上前には、特に老後資金のことを考えてはいませんでした。

老後のことを考え始めたのは40歳を過ぎてからです。

老後資金2000万円不足問題が出たころにはすでに2倍の4000万円が貯まっていました。

その頃になると、若くして立てた1億円という目標はもはやどうでもよくなっていました。

なぜなら1億円貯めても使い道がないからです。

60歳を過ぎてから1億円を使うために生活をするくらいなら、もっと早くから自分のやりたいことに時間を費やしたほうがよいのではないかと考え始めるようになったのです。

これがセミリタイアを考え始めたきっかけです。

40代になり、支出をどんどん減らすことができたおかげで、少ない収入でも十分やっていける自信はつきました。

定年退職を迎えても働き続けなければならない人たちが多くいる中、私はフルタイムでの仕事をいつ辞めるか選択できるような状況まで来ました。

目的の無かったはずの貯金が、まとまったお金になったことでセミリタイアという目的を持つに至りました。

何の目的もなくただお金を貯めるのも決して悪くはないのです。

まとめ

以上『4000万円以上お金を貯めたけど貯金の目的は特になかった』でした。

いかがでしたか?

貯金には目的は不要です。

目的がなくともお金は貯められますし、むしろ目的を持たない人たちの方が貯金できているのではないかとすら思っています。

しかし、お金は使ってこそ価値が出るのも事実です。

お金を貯めながら有効な使い道を考えてみてはいかがでしょうか。

Youtubeチャンネルの最新動画を公開中です!
今回の動画は『資産6000万円到達から半年。感じた生活のリアルと生じた変化7選』です。金融資産6000万円に到達して半年以上が経過しました。 そこで今回は半年経過して、感じた生活のリアルと生じた変化をご紹介していきます。
また、『【本物の準富裕層が語る】「金融資産5000万円は勝ち組」は真っ赤なウソ』も公開していますので、併せてご覧ください。
チャンネルのお気に入り登録者数が増えておりますが、まだまだ少ないです。
まだ登録していない方は、ぜひお気に入り登録をよろしくお願いします。

スポンサーリンク

貯金老後資金,貯金

Posted by いわい