「安いモノ天国」日本のこの幸せな生活が終わる日

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

悲しいタイトルの記事に見えますが、実は節約に関する記事でした。

早速見ていきましょう。

「食」が値上がり、安い外食にもダメージ

長引く巣ごもり自粛によって、毎月の食費や日用品代が増えているのは誰もが感じるところだ。そんな状況の中、続々と食品値上げのニュースが報道されている。

輸入小麦については、農林水産省が製粉会社などに売り渡す小麦の価格が10月から引き上げられ、その値上げ幅は令和3年4月期と比べ19%にも上る。それを受けて、日清フーズが来年1~2月からの商品価格改定を発表、小麦粉製品は約3~6%、パスタ、パスタソース製品約3~9%、冷凍食品約4~7%の値上げとなる。しかも、小麦粉製品は7月に、そばやパスタ・パスタソース製品は9月にも上がったばかりだ。

9月に入ってからでしょうか。

連日商品の値上げのニュースを目にしていたような気がします。

小麦粉、パスタ、パン、食用油。

個人的にショックだったのはポテトチップスです。

カルビーが値上げを発表していましたが、先日湖池屋も値上げを発表しました。

ただの値上げだけでなく、また量が減るのではないかと悲しい気分になります。

そして牛丼も値上げのニュースがありました。

当然これで終わるわけがなく、今後もいろいろな商品で値上げは続くことになります。

デフレの申し子・100均も絶滅の危機?

記事の筆者が危惧しているのは100円均一ショップです。

コロナ遠因のコスト高騰は、別の身近な価格にも影響を及ぼしそうだ。アジアで工場の稼働が止まる、輸送費がより上がる、さらには後でも触れるがエネルギー価格がとんでもなく上がりつつある現状では、これまで海外で安く製造してきた100円グッズ業界が苦しくなるのではと危惧している。

先の食品とは違い、「原材料費が上がったので来月から値上げします」と言えないのが、価格を固定している100均グッズだ。先日も、業界大手のキャンドゥがイオンの子会社になる道を選んだが、このままでは収益確保が厳しいという台所事情もあったのだと想像する。

確かに食品業界はある意味値上げしやすいのかもしれません。

それに対して「100円」と明確に価格を謳っている100均は厳しい状況にいる可能性があります。

キャンドゥがイオンの子会社になるというニュースは恥ずかしながら知りませんでした。

牛丼も値上げ、100円均一も厳しいとなれば、いよいよ低価格を売りにしていたビジネス・企業は立ち行かなくなる危険性が出てきそうです。

価格の安さより、トータル支出額で節約を

ここからが本題の「節約」の話です。

給料が上がらなくても、「安さ」のおかげで耐えてこられた日本の家計は、厳しい時代を迎えるかもしれない。

物価が上がるリスクを想定して、今こそ、家計費の配分から見直しをしたい。増えるものの予算を増やし、減らさせるものは削る。食費や日用品、光熱費は増加、逆に外出にかかる支出(例えば被服費や交際費)は削るか、あるいは毎月の家計費からではなくボーナスから半年分の予算を組む方法もある。

食費も日用品費も光熱費も徐々に上昇します。

だからこそこれからの節約は「安く買う」は通用せず、買うもの自体を減らしていく必要があるでしょう。

そもそも「安いもの」がなくなっていくのですから。

買って所有ではなく、利用料を払う

さらにはメルカリなどで売ることを想定して購入する強者もいるようです。

安いモノを購入することで支出を減らすというのが従来型の節約法だが、安いモノがこの先減っていくなら、やや高めでも価値の落ちないものをあえて買う選択もある。

メルカリなどフリマアプリ利用者の声によれば、「買う前に、まずいくらで売れるかを調べる」という人が半数以上とか。特に若者層では、リセールバリューから逆引きで購入を決めるのは珍しくないようだ。

購入した価格と、その後に売れた価格の差が、いわゆる「自分が使った期間の使用料」と考える。「所有のために買った」のではなく「使用料を払った」感覚だ。

なるほど、最近の若者では珍しい購買行動ではないようです。

私はメルカリを利用したことがなく、メルカリで売ろうとも思いませんが、一つのアイデアとして悪くないかもしれません。

私たちに対抗策はあるか?

今後も確実に物価は上がり続けるのですが、給与は上がる保証がありません。

よって、これまでケチケチとした節約をしてきた人は根本的な考え方を変えないといけないかもしれません。

「安いものを買う」のではなく「支出をカットする」よう方向転換すべきです。

不要なものには一切お金を使わないメリハリが必要です。

不要なものを見極めるには断捨離がおすすめです。

断捨離は一言で言えば不用品を捨てることですが、断捨離することによって本当に自分に必要なものが見えてきます。

ものだけでなくサービスにも目を向けるべきです。

最たるは保険で、本当に必要なのかどうか。

毎月引き落としやクレジットカードに請求が来る定額のサービスも本当に必要なのかどうか考えてみるとよいでしょう。

おそらく惰性で利用し続け、本当は不要なもの・サービスは結構出てくると思います。

「そこまでしなければいけないの?」と思う人がいるかもしれません。

しかし、すでに貯金できている人はこれらのことを当然のごとくやっている人たちです。

貯金ができている理由は「収入が多いから」ではなく「支出が少ないから」だということを理解すべきです。

まとめ

以上『「安いモノ天国」日本のこの幸せな生活が終わる日』でした。

いかがでしたか?

本当にお金を貯めたいと思ったら、これまでどおりのことをやっていては不可能になるかもしれません。

改めて自分の購買行動を見直す必要に迫られそうです。

そして資産形成を長期的に見たとき、「投資」をしているかどうかが大きな分かれ目になるでしょう。

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