「シニア世代の資産運用」がなぜか大失敗するワケ
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
退職金を全額投資にぶち込んで大損したという話はよく見かけます。
「なぜそんなことをしたんだろう?」と思うことも多いです。
ただ、考え方によっては投資初心者にも言えること。
もしかしたら参考になるかもしれません。
シニア投資で大切なポイント
まず筆者が「シニア投資で大切なポイント」として挙げているのは以下の5つです。
①値上がりで儲けようとしない
②仕組みを理解しにくい商品は買わない
③運用コストは最大でも年1%以下に抑える
④現金化するタイミングを決めておく
⑤1つの金融機関だけに頼らない
一つずつ見ていくことにしましょう。
①値上がりで儲けようとしない
まずシニア投資で重要視すべきことは「儲けること」以上に「減らさないこと」だとしています。
確かに大切な老後資金ですから、いかに減らさないかは重要です。
だったら資産運用しなければいいのでは?と思ったのは私だけでしょうか(苦笑)
シニアなら資産運用せずとも安心できる老後資金を貯めておくのが一番です。
②仕組みを理解しにくい商品は買わない
次に「仕組みを理解しにくい商品は買わない」ことだそうです。
そもそも仕組みを理解できないのであれば手を出さないに越したことはありません。
誰かに言われるがまま手を出すのは最も避けなければいけません。
③運用コストは最大でも年1%以下に抑える
続いて「運用コストは最大でも年1%以下に抑える」ことです。
「運用コスト」と言われても投資初心者には何のことだか分からないのではないでしょうか。
ですから投資に詳しくない人が運用コストに気づくのはなかなか難しいと思います。
④現金化するタイミングを決めておく
そして「現金化するタイミングを決めておくこと」だそうです。
これはシニアでなくても難しいことですが、ポイントはどこでお金が必要になるかではないでしょうか。
一括で取り崩すのか、徐々に取り崩すのか、事前に決めておくのが無難かもしれません。
⑤1つの金融機関だけに頼らない
最後に「1つの金融機関だけに頼らない」ことです。
シニアの投資失敗でのあるあるは、金融機関の営業の言うことをそのままに受け入れてしまったことで大損してしまうという話です。
そもそも金融機関の営業マンは売るプロであり、売った相手の資産が増えようが減ろうが関係ありません。
営業マンからすれば売れればよいだけの話であり、あなたの味方ではないのです。
現役世代が投資で失敗しないために
ではシニアの失敗しないポイントを踏まえて、現役世代はどう立ち振る舞えばよいのでしょうか?
ポイントは以下の5つとなるでしょう。
①長期で儲ける
②分からないものには手を出さない
③運用コストはできるだけ安く
④出口戦略も考えておく
⑤金融機関を信用しない
まず、まだ若いという年齢的なメリットを存分に活かすために長期の視点で投資するのがよいかと思います。
となればコツコツと積み立て投資をするのが一番適しているのではないでしょうか。
分からないものには手を出さない、運用コストは出来るだけ安くというのは当然のことです。
また、すぐには必要ないかもしれませんが、一応最終的にはどのように売却していくか、出口戦略はイメージしておいたほうがよいでしょう。
そして、金融機関は信用しないことです。
営業マンに何を勧められても話を聞かないことです。
どの金融商品を買うかは自分で決めるべき。
どうしても他人の意見を聞きたいのであれば、職場の投資に詳しい人に聞くとかが良いのではないでしょうか。
身内の場合、金融リテラシーの低い親に聞こうものなら「投資なんて危ないからやめておきなさい」と言われるのがオチですから、身内じゃないほうがいいような気がします。
あとは、楽天証券やSBI証券のランキングを見て、実際に売れている商品を見ると投資初心者の方にとっては参考になると思います。
投資は自己責任です。
他人に勧められるがままに行うことだけは避けたいものです。
まとめ
以上『「シニア世代の資産運用」がなぜか大失敗するワケ』でした。
いかがでしたか?
他人の失敗談を活かさない手はありません。
ちゃんと参考にして、同じ失敗をしないよう気をつけましょう。
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