3児の父のFIRE決断者が語る、お金を使わず幸せに暮らすための節約マインド

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

3児の父・みもじさんの記事です。

私は存じ上げませんでした。

資産状況が見えない記事でしたので何とも言えませんが、子どもが3人もいてFIREに踏み切るのはなかなか勇気のいることだと思います。

それだけ資産があり、自信があるのでしょう。

FIREは子どものいる世帯ではなかなか難しいイメージがありますから、勇気をもらえる人も多いかもしれません。

FIREに至らずとも資産形成したい世帯にとっても節約に対する考え方は参考になるはずです。

節約は「パソコンで不要なファイルをゴミ箱に捨てるようなもの」

みもじさんの節約に対する考え方は面白い例えで大変興味深いものでした。

みもじさんは「パソコンで、使っていないファイルをゴミ箱に捨てる時の感覚と同じ」と例えてくれた。確かに、使っていないもの=無駄なものを整理するだけ、という感覚であれば、無理に我慢したりストレスがたまったりすることもない。

節約と言うと大半の人にとっては我慢のイメージがつきまとうかもしれません。

しかし実際は違います。

本当に必要な支出を割り出し、無駄な支出を見直すだけです。

無駄の整理だけであればストレスが溜まらないはず。

みもじ流節約術5選

今回の記事の中で登場した節約術は以下の5つです。

1.必要以上に物を増やさない

まず1つめは「必要以上に物を増やさない」ことです。

必要以上に物を増やさない(買わない)ことで、部屋やクローゼットが散らかることを防ぐ効果もあるという。「物が散乱しているだけでも人はストレスを感じてしまうので、それを防ぐ意味があります」

物は捨てる時も労力が必要、とみもじさんは語る。「ゴミ袋に入れたり、ゴミ出しの曜日を確認したり、ゴミステーションに持っていくなどの労力を使いますよね。あまり感じていないかもしれませんが、実はそんな細かいところにもストレスは生まれます」。不必要な買物をしているのが前提の話だが、その頻度が減ればおのずとストレスを受ける頻度も減っていくというわけだ。

物を増やさない、つまり物を買わないことです。

物を買わなければお金が出ていかず、手元に残ります。

物を片づけたり、捨てる労力がなくなるのもメリットです。

極端なミニマリストを目指す必要はありませんが、不要なものを多く持ちすぎの人が多いです。

物を持たないようにするという基本思想が素晴らしいです。

2.コンビニや自販機での買物はしない

2つめは「コンビニや自販機での買物はしない」ことです。

コンビニや自販機での買物はしない。「計画的に購入していればスーパーなどのより安い店で買うことができます。逆に、単価が高いお店で買物をすることに罪悪感があります」。

コンビニや自販機の利用は、おそらく計画的な出費ではないことが多いのではないでしょうか。

よく節約系の記事には「コンビニを利用しない」と出てきます。

私もコンビニはほとんど利用しません。

支出を抑えたければコンビニは利用しないことをお勧めします。

3.レジャーは子供が楽しめることを最優先する

3つめは「レジャーは子どもが楽しめることを優先する」ことです。

「休日はレジャー施設に行くのもよいですが、広い公園などで思いっきり体を動かすことが多いです。外出時の飲物はマイボトルでコーヒーやお茶を持ち出すことがほとんど。外出先で買うとどんな添加物が入っているかわかりませんし、お金を払ってまで健康を害することはしたくありませんから。

後から子供に感想を聞くと、お金のかかるところより、無料でも「家族と一緒に体を動かせた方が楽しかった」と言われることが多いそう。「大人はお金のかかる場所の方が楽しいと思いがちですが、子供にとっては関係ないみたいです。子供が楽しめることを第一優先で行動しています」

子どものいない私には分からないことですが、重要なことが書かれているように思います。

お金をかけて有名テーマパークへ連れて行ったりするよりも近くの公園で一緒に遊ぶことのほうが子どもにとっては良い思い出になるのかもしれません。

子どもとのレジャーにお金をかけるのは案外親のエゴなのかも。

4.他人と比較しない

4つめは「他人と比較しない」ことです。

マインドとしてはほかにもある。「他人と比較しないこと、ですね。人間は他人と比較することで幸福度が下がりますから。車を例にすると、コンパクトカーからRV車、ワンボックスなど車種がたくさんあります。さらに次々と新車が出ます。同じ車種でもグレードがいろいろとあります。たいていの人は、家族に適切な車を乗ればいいのに、不必要にグレードが高かったりオプションをつけたり、新車に乗り換えたりするんです。趣味が車という人は別ですが、これではお金が無駄になくなります」

「他人の比較しないこと」は滅茶苦茶重要です。

比較、嫉妬。

他の人を基準に消費しだすとキリがありません。

自分を基準に物事を判断するのが無駄な消費を抑える秘訣です。

5.お金がかからない教育を追求する

最後の5つめは「お金がかからない教育を追求する」ことです。

併せて、みもじさんは「お金がかからない教育」を追求している。教育費(学習塾の費用など)を抑えるために、小さなころから絵本を読むなどの勉強習慣を身に付けさせた。

「絵本は1歳くらいから読み聞かせを始めました。最初の本は生き物の絵が大きく描いてあるような絵本から(字がない絵本なので擬音語を発音しながら)。3歳くらいからは毎日、ご飯の後や寝る前など決まったタイミングに実施。日課のようにして1~2年で習慣化しました」

どちらかというと親の方の根気が必要とか。「幼稚園に入ってからは、図書館に毎週通い本人の好きな本を借りさせるようにしました。週に5冊程度は読んでいます。読書習慣のほかには、同じころから通信教育を始め、毎日勉強をすることを習慣化させています。勉強はリビングで行わせ、いつも子供の頑張りが見られるようにしています」

子どもの教育については独身・子ども無しの私には何も言えない領域です。

にしても、親の負担がすごく大きいように思います。

絵本の読み聞かせから始まり、勉強をリビングでおこなわせて見守るとか。

なかなか大変で覚悟が必要なはず。

あと、子どもには公立の学校に通ってもらうのでしょうか。

塾には通わないとか。

小さいうちはよいかもしれませんが、大学受験まで見据えるとなかなか難しそうです。

子どもが大きくなった頃が勝負どころかもしれません。

FIRE後の変化

記事では節約の中身だけでなくFIRE後の変化についても触れられていました。

仕事から離れたことで体調の変化や今後の目標など、FIRE生活がもたらすメリットがいろいろあったようだ。「労働時間、人間関係、業務へのプレッシャーなどから解放され、平穏な気持ちでいられるようになりました。血圧も低くなり、睡眠の質も向上しました」

そして何より、「家族で過ごす時間が増えたことが一番の幸せです。今までは仕事が最優先だったので子供と会えない日などもありましたが、今はご飯を一緒に食べ、『おはよう』と『おやすみ』『行ってらっしゃい』『お帰りなさい』を言うことができます。変だと思われるかもしれませんが、それだけで幸せです」。授業参観や保護者面談など一度も参加したことがなかったが、「やっとできるようになった」と、子どもの成長に携われる喜びを語ってくれた。

仕事のストレスから解放されたメリットが非常に大きいように感じます。

子どもがいる人は、子どもとの時間が増えることも嬉しいのではないでしょうか。

子どもがいてもFIREはできなくはないと思いますが、ハードルは高いと思います。

計画的な資産形成を若いうちからおこない、しっかり積み重ねていく必要があります。

そして夫婦が同じベクトルに向かって進んでいかなければいけません。

あとはFIRE達成と言っても会社を辞めただけの話であり、何も成し遂げていません。

子どもが大学を卒業し、子育てがひと段落するまではFIREを実行したにとどまります。

FIREを実行した決断に対する評価はそれまで待ちたいと思います。

まとめ

以上『3児の父のFIRE決断者が語る、お金を使わず幸せに暮らすための節約マインド』でした。

いかがでしたか?

FIREに辿り着くための方法はもちろん人それぞれですが、多くの人に共通するのは「支出の削減」です。

続きもしない無理な節約に励むのではなく無駄な支出を発生させないほうがノンストレスです。

お金が貯まらない人は改めて自分のお金の使い方を見直してみてはいかがでしょうか。

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