投資初心者の実態。投資を始めて1年以内にやめた人が1割近くいる
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
今回はグローバルファイナンシャルスクールというところが、2022年7月に「投資経験1年以内の投資初心者 544人にアンケート」として実施した調査結果を踏まえた記事となっております。
投資経験1年以内の投資初心者という点が注目です。
私は最初に投資に手を出してからすでに15年以上経過しました。
ただし積立投資はようやく3年超え。
まだまだ初心者の域を出ませんが、多少は先輩なのでアンケート結果から気になった点について語っていきたいと思います。
「資産を増やしたいから」投資を始める
まず1つめの質問は「なぜ投資を始めたのですか?」。
いろいろ回答はありそうですが、結果は以下のとおりとなりました。
半数が「単純に資産を増やしたいから」。
悪くないと思います。
資産を増やしたいと思うのは自然なことです。
私とて元々色々と手を出し始めた理由は「お金持ちになりたい」「お金で苦労したくない」といった決して高尚とは言えない動機からです。
問題は投資を長く続けられるかどうかなのですが、気になるアンケート結果が次に出てきました。
7.9%はすでに投資をやめている
続いての質問は、投資を始めて1年以内で、まだ投資を続けていますか?
すると、7.9%の人はすでに投資をやめていると回答。
1割弱の人は1年も経たずに投資をやめていました。
その理由はこちら。
理由の第1位は「投資に回す時間が無くなった」から。
全く意味が分かりません。
2位の「市場動向が見通せないから」も同様に意味不明です。
そのために積立投資が存在しているのに、とガッカリしてしまいます。
それに1年で市場動向が見通せて、いとも簡単に利益が出せるなど考えが甘いです。
3位の「損失が出た」という理由も残念でなりません。
おそらく短期投資で儲けようとして上手くいかず撤退したのではないでしょうか。
長期・分散・積立投資を推奨している当ブログとしては、この手のタイプの人には自分の投資手法を見直してもらいたいと提案します。
積立投資なら時間がなくても市場動向など気にしなくても黙々と積み立てていくのみで、何の手間もかからないからです。
すでに1000万円以上投資した人が1割以上いる
次に「今までの投資金額」を聞いたところ、こちらにも驚きの回答がありました。
ボリュームゾーンとしては10万円から49万円でした。
投資デビュー1年以内にしては多すぎでは?と感じるほどです。
そんな中、10.9%の人が1000万円以上を投資しています。
さらに5.3%は3000万円以上。
最大値はなんと「8765万円」だそうです。
恐ろしい。
そりゃ損失を出したらすぐに撤退したくなりますよね。
一括投資するには金額があまりにも大きすぎます。
FXに投資したい人が35%存在する
最後に現在の投資商品と今後投資したい商品を尋ねたところ、こちらも興味深い結果が得られました。
投資信託、個別株に次いで第3位にFXが入っています。
昨今の円安で為替に注目が集まっているのかもしれません。
あとは、多くの人は短期投資派なのかな、という印象を受けました。
そうでなければFXに興味関心は持たないだろうと思います。
やはり投資のイメージは「安く売って、高く買い、利益を得る」というものなのでしょう。
今年売れに売れまくった厚切りジェイソンの本でも読んで、長期投資という投資手法もあるのだと知ってもらいたいです。
まとめ
以上『投資初心者の実態。投資を始めて1年以内にやめた人が1割近くいる』でした。
いかがでしたか?
せっかく投資に興味を持っても、結局長続きしないのはもったいないです。
私も最初は短期投資でうまくいかず、投資から離れてしまいました。
そんな人にこそ長期投資を学んでもらいたいです。
以下関連記事です。
投資したくない人には投資をすべき理由をまとめたのでご一読いただきたいです。
一定年齢以上で資産があり支出が少ないなら、無理に投資をする必要はありません。
インデックス投資でも億り人になれるチャンスは十分あります。