特におひとりさまは要注意!老後にお金を一気に失う意外な理由
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
「マネー現代」に掲載された老後に関する記事です。
老人ホームの事例のほか、いろいろな老後に関する記載がありました。
その中で個人的に思うところがあったため、今回ご紹介していきます。
実家に行くと家電や車が買い替えられていた
今回の記事では老人ホームの男性がタイトルになっていますが、私が気になったのは次に登場した男性の事例です。
長女の女性が気づいた変化を語っています。
「父はわが家からクルマで1時間ほどの実家でひとり暮らしをしているのですが、母が亡くなってから、なんだかテレビやレコーダー、カメラ、炊飯器、ヒーターやポットといった家電がいつ行っても真新しいんです。そのうち毎年のようにクルマまで買い替えるようになって、おかしいなと」
調べてみたところ近所の電気屋と自動車ディーラーが毎日のように家を訪れていたとのこと。
「父は『新しいのが出ると向こうから持ってくる。付き合いだからしょうがない』『〇〇電器の坊ちゃんはお前の同級生じゃから、邪険にはできん』と言い訳していましたが、さらに聞くと、大半の商品をリボ払いで買っていたんです。慌てて調べたら、負債が1000万円近かった。預金は2000万円以上あるというから、すっかり安心していたのに……」
娘からしたら、変えるたびに家電が変わっている。
さらに自動車まで。
さすがに怖いですよね。
負債が1000万円以上って、なかなかの話だと思います。
狙われる高齢者
なぜこのようなことが起こったのでしょうか?
理由は以下の一節に記されています。
「街のお店ならまだしも、悪質な業者になると、おカネのある独居高齢者の個人情報を入手して狙い撃ちします。飛び込み営業で屋根の修理や水回りの工事をし、法外な金額を請求してくるケースもよくありますが、いったん払ったおカネを取り戻すのは非常に困難です」
これ、本当に怖い話です。
これだから年寄りの一人暮らしは要注意なんですよね。
私自身の老後も心配ですが、現時点では自分の親が心配。
うちはお金はそんなにないと思いますが、それでも心配です。
今のところ二人とも元気ですが、これから衰えるのは確実。
きちんと判断できなくなる可能性があります。
私が恐怖を抱く理由は実は実体験があるからです。
母から聞かされた私の祖父の事例
ある日、私の母が祖父の住んでいる実家に帰ったところ、見覚えのない新聞があったそうです。
気づけば購読する新聞が複数に。
おかしいと思い確認したところ、購読させられたようです。
すぐに解約したそうですが、年寄りを狙い撃ちしたとしてひどく怒っていた記憶があります。
祖父は新聞ですから月額数千円程度。
単価は安いですが毎月請求されますから、気づくのが遅れれば遅れるほど被害が大きくなります。
家電や自動車ともなると一撃でものすごい金額を失います。
当然計算していた老後のプランも狂うでしょう。
老後資金を狙っているのは金融機関だけではありません。
いかに老後のお金を守るかは真剣に考えなければならない重要な問題なのです。
まとめ
以上『特におひとりさまは要注意!老後にお金を一気に失う意外な理由』でした。
いかがでしたか?
おそらく多くの人は今回の記事のような詐欺まがいの出来事は他人事だと思っているでしょう。
しかし、実は意外に身近なところにあることは理解しておくべきです。
それが他人に騙されない、資産を守る第一歩となるのです。
以下関連記事です。
仮にお金が貯まっても、使わなければ死の間際に後悔することになります。
資産5000万円以上で備えが万全でも老後不安は尽きません。
老後に働きたくなくても、お金が無ければ働かざるを得ません。