一生独身で最期まで謳歌したい!老後資金はいくら必要ですか?

一生独身で最期まで謳歌したい!老後資金はいくら必要ですか?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

久しぶりに「ファイナンシャルフィールド」からです。

タイトルを見て思わず記事を笑ってしまいました。

一生独身で最期まで謳歌するのって難しくないですか?

記事では一体どのような回答をしているのか気になるので、早速見ていきましょう。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ←こちらのクリックをお願いします。

一生独身なら老後資金はいくら必要?

まずは「一般的な老後生活にはいくらかかるのか」のシミュレーションから。

モデルケースとして「65歳で定年退職し、その後は無職、そのまま85歳まで生きる」です。

総務省の「家計調査報告 家計収支編 2022年」によると、65歳以上の単身無職世帯の平均的な1ヶ月あたりの収入と支出、そして赤字額は以下の表のとおりです。

収入(可処分所得)12万2559円
支出(消費支出)14万3139円
1ヶ月の赤字額2万580円
1年の赤字額24万6960円
20年の赤字額493万9200円

この計算から「老後にお金が尽きることなく寿命を迎えるためには、65歳時点で少なくとも約494万円の貯蓄が必要だということが分かりますと結論づけています。

より豊かな老後を過ごすための費用

この計算はあくまで平均であり、老後生活を謳歌するにはもっと多くのお金が必要でしょう。

(公財)生命保険文化センターの調査によると、最低限の生活費に「10~15万円未満」の上乗せがほしいと感じる人が最も多いという結果も出ていたそうです。

ただし、これは単身世帯ではないデータ。

そこで記事では先述の支出を「最低限の生活費」とし、「余裕のある暮らし」の分として10万円を上乗せし、単身世帯で豊かな老後を過ごすための金額を計算しています。

収入(可処分所得)12万2559円
支出(消費支出)24万3139円
1ヶ月の赤字額12万580円
1年の赤字額144万6960円
20年の赤字額2893万9200円

特段計算をしなくても、10万円支出が増えれば、1年で120万円増えますから、20年なら2400万円増えるという暗算で十分可能な計算でした(笑)。

老後を謳歌しようと思ったら、老後の赤字が3000万円近くまで拡大しました。

老後資金が3000万円近くあれば老後を謳歌できるのか?

さて、ここからが本題です。

記事のタイトルは「一生独身で最期まで謳歌したい!」でした。

最後まで老後を謳歌するのに3000万円で足りるでしょうか?

答えは「人による」と言わざるを得ません。

人によっては旅行に何度も行きたいとか、パーッと使いたい人もいるでしょう。

派手なお金の使い方をしていれば、3000万円なんてあっという間になくなります。

お金を使いたいと思っている人にとっては3000万円でも足りないでしょうし、あまりお金を使わない人であれば3000万円もあれば十分なのです。

よって、この手のお金の話は平均で算出された金額を鵜呑みにするのではなく、自分に置き換えて計算する必要があります。

先の計算においても収入は人によって異なります。

だからこそ自分だったら収入・支出がいくらになるか、概算で構わないので計算をしてみるのです。

それともう一つ。

今回の記事では85歳までで試算していましたが、私は足りないと思います。

95歳までは生きることを考慮して計算しておいたほうが身のためだと思います。

ちなみに私は100歳まで生きる前提で老後資金の計算をしています。

まとめ

以上『一生独身で最期まで謳歌したい!老後資金はいくら必要ですか?』でした。

いかがでしか?

人生を謳歌しようと思ったら、老後資金は「いくらあっても足りない」というのが本当の答えだと思います。

お金を使いだしたら際限は無いでしょうから。

残りの人生で何をしたいのかを考え、それに必要な金額を計算するのがよいでしょう。

「人生のやりたいことリスト」でも作ってみて、それぞれいくらかかるのかを計算してみるとよいのではないでしょうか。

以下関連記事です。

50歳目前の準富裕層がなぜ普通の人より老後不安が小さいのか?その理由をお教えします。

65歳をすぎて老後破産におちいる人たちには「ある意外な共通点」がありました。

現役時代は小金持ちだった老夫婦が一気に資産を失った「あり得ない誤算」についてご紹介しています。

スポンサーリンク