40代必見!「老後の後悔ジャンル別トップ30」で老後に備える
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日は楽天マガジンで見かけた本から。
楽天マガジンではどういう理由でどういう本が掲載されるのか分かりませんが、老後に関して2018年12月に発売された本が掲載されておりました。
新刊かと思って読んだ側からすればビックリです。
ただ参考になる話はあったのでご紹介していきます。
健康編は「運動不足」と「歯」
60歳以上の男性120名に聞いた「老後の後悔」についてです。。
中には著名人の方も含まれております。
まず健康面の質問は「40代の生活を振り返って、後悔していることは?」でした。
1位の回答は圧倒的に「運動不足」。
これは予想通りといったところでしょうか。
続くのは「過剰な飲酒」「過剰な喫煙」「不規則な生活」がほぼ同率。
60歳以上の人は肉体的な衰えを感じ、40代の頃からもう少し体を動かしておけばよかったと実感しているのでしょう。
もう一つは「40代のうちからメンテナンスしておくべきだった体の部位は?」との質問です。
もっとも多くの回答を集めたのは「歯」でした。
これは私個人としては意外でした。
噛む力が衰えたとか、何か感じることがあったのでしょうか。
私の祖父母は入れ歯でしたが、私の両親はいまだに普通に自分の歯で食事できています。
堅い食べ物は徐々に食べづらくなってきたとは言ってました。
あとは口腔ケアをしておかないと、他の体の病気につながるかもしれないという意味で歯を中心に口の中は健康を保っておくに越したことはなさそうです。
家計の後悔は「投資をしてこなかったこと」
続いては家計編。
まず最初の質問は「40代の生活を振り返って「使い過ぎた」と後悔している支出は?」。
これは意外にも「食費、外食費」が1位でした。
住宅や車、旅行といった大きな支出になりそうな費目より食費が圧倒的な1位となりました。
これはお酒とか飲み会といった理由なのでしょうか?
ちょっと意外な感じですが、住宅などは必要なものですから、比較すると食費はもっと削れたのではないかとの考えのように思います。
そしてもう一つは「40代の生活を振り返って「もっと使えばよかった」と後悔している支出は?」。
こちらは1位が「資産運用、投資」でした。
長期投資の観点で言えば、遅くとも40代で投資を始めておけば、20年から30年も経てばそれなりの金額になっていたでしょう。
40代で貯金ができなかったと考えている人が多いようですから、独身・子ども無しはチャンスです。
40代で一気に貯金しておけば、50代以降がラクになるはずです。
住宅購入は60歳以降でも十分と推奨していたのも印象的です。
私のプランが比較的ハマっているような感じです。
仕事以外に打ち込めることがない
続いて生きがい編から。
質問は「40代の生活を振り返って後悔していることは?」でした。
結果は「家族との時間をもっとつくればよかった」が1位。
2位が「趣味を続けておけばよかった」、3位が「スポーツを続けておけばよかった」。
そして「結果的にどうなったか?」という質問に対し、TOP3の回答が「仕事以外に打ち込めることがない」「友人が少なく寂しい」「家族との距離を感じる」となりました。
何か悲しい調査結果です。
仕事に打ち込んだ人ほど老後に孤独を感じやすいようです。
独身だと老後は一人になる可能性が極めて高いですから、趣味などを通じて何らかのコミュニティに属して他者とコミュニケーションを取れる状態を作っておくのがよいかもしれません。
40代のうちから終活を始めておく
最後に意外な質問。
「40代を振り返って、後悔していることは?」という質問に対し、最も多かった回答が「不要な物を片付けておくべきだった」でした。
これはいわば終活の始まりです。
不要品の整理は多くの人がやらなければならないと思いながらも、ダラダラと先延ばしにして、家の中がなかなか片付かない経験をしているはずです。
ただでさえ老後は体を動かすのが億劫になっていくわけですから、早いうちに不要品を処分し、家を片付けておくことがよいのかもしれません。
不要品が多く減れば、老後は小さな家でも十分に家財が収まる可能性もあります。
また、40代ともなると親の終活を目にする可能性が出てくる年代です。
親の終活とともに自身も老後に備え始めたほうがよい年齢と言えるのでしょう。
まとめ
以上『40代必見!「老後の後悔ジャンル別トップ30」で老後に備える』でした。
いかがでしたか?
40代は老後へ向けた準備を始めるタイミングとなる時期と言えそうです。
健康、お金、人間関係などをじっくりと見直し、各種準備に取り掛かりましょう。
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