田畑信太郎「貯金1億円でFIREしたって幸せではなく悪夢」

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はYoutubeで見かけたこちらの動画から。

Youtubeで田畑慎太郎氏がFIREについて語るショート動画と偶然遭遇しました。

これがなかなか鋭い点を突いていたので、ご紹介します。

「貧乏FIRE」を志向している人たちは動画を見て、考え直してみるとよいかもしれません。

「30億円くらいないとFIREしたって意味はない」

田畑氏は短い動画の中で、FIREを志す人たちに対し衝撃的と思える発言を繰り返しています。

まず動画の冒頭にて「自分は年間何千万円の後半を使いたい」と語っています。

ここから世間一般でFIREを目指している人たちと考えていることが大きく異なります。

「FIRE達成」と言っている人たちの資産は数千万円程度の人がほとんどです。

ということは、年間で使えるお金は数百万円。

節約しながら細々と生活する人がほとんどになるのではないでしょうか。

「海外旅行も行けないような生活、俺は真っ平ごめんだ」と語っています。

この発言を多くのFIRE志向者はどう捉えるのでしょうか?

私は人として自然な発言なのではないかと思っています。

田畑氏はFIREする以上は「遊んで暮らしたい」という考え方なのでしょう。

さらに貧乏FIREに対して「そんな生活は幸せじゃないし、むしろ悪夢」と語っています。

幸せの定義は人それぞれですから何とも言えませんが、多くの人の本音は田畑氏が語るようにお金をたくさん使って遊んで暮らしたいのではないでしょうか。

「FIREするよりたくさん稼げるようになる」

田畑氏はここから畳みかけます。

「FIREするかしないかより毎日楽しく生活できるかどうかが大事」

「嫌な仕事から逃げてマイナスがゼロに近づいたところで別に幸せになるわけじゃない」

「FIREするかどうかより、たくさん稼げるようになりましょう」

「転職できる自由を得て、フリーランスだったら嫌な仕事を断れる自由を得るってことが大事」

「FIREするかどうかはぶっちゃけどうでもいい」

FIREを志向している方は、これらの発言を聞いてどのように感じますか?

たかだか資産数千万円で投資益のみで残りの人生を生活していこうと思えますか?

田畑氏の発言を聞いてからですと、多くの人が目指すFIREはすごくちっぽけなものに思えてきます。

もちろん人それぞれの目指すところは異なりますから、田畑氏の発言がすべてだとも思いませんが。

FIREして何をしたいのか?

当ブログではFIREを取り上げるたびに、常にFIREの目的を問いかけてきました。

何のためにFIREするのか?

FIREして何をしたいのか?

「FIRE卒業」した人は夢のFIREを実現したのに生きがいを見失い、あれだけ嫌だったはずの会社に戻る決断しています。

ですから、私も田畑氏と同様にFIREの前に「まず転職を検討する」のが良いのではないかと考えています。

今の会社・仕事が自分に適していないのだとしたら、いきなりFIREに至るのではなく環境を変えてみるという解決策だってあります。

20代・30代ならまだまだ軌道修正は全然可能です。

田畑氏の言うように、もっと大きく稼いでからFIREを検討してもよいのではないでしょうか。

まとめ

以上『田畑信太郎「貯金1億円でFIREしたって幸せではなく悪夢」』でした。

いかがでしたか?

田畑氏の率直な物言いはFIREを目指す人たちにとって、どのように聞こえたでしょうか。

改めて自分の目指すFIREは人生において正しい道を辿っているのかよく考えてみるとよいでしょう。

以下関連記事です。

5人のFPさんが「FIRE」を巡る厳しい現実を教えてくれています。

たった2年で「FIRE卒業」をした男性が早期退職で見失ったものを教えてくれました。

貯金5000万円でFIREした50歳バツイチ独身男性は意外な後悔を抱いていました。