40歳代から20年間の積立投資で老後資金2000万円は貯まるのか?
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
超久しぶりに「LIMO」の記事を紹介します。
記事の中身としては「40歳代から積立投資を始めても遅いのでは?」との疑問についてシミュレーションしてみるものです。
40歳代からの積立投資の是非と実際に2000万円を貯められるかについて見ていくことにしましょう。
40歳代から積立投資を始めても遅くない理由
結論から言うと、40歳代から積立投資を始めても全然遅くありません。
その理由は記事内では以下の3つにまとめられています。
1.預貯金では利息が付かないから
2.インフレが加速しているから
3.老後資金として2000万円以上を準備できる可能性があるから
40歳代からの積立投資が遅くない理由の1つめは預貯金では全く増えないこと。
長らく続く銀行預金の低金利では貯金を増やせる期待は持てません。
よって投資したほうが良いとの理屈です。
2つめはインフレが加速していること。
物価の上昇率が金利より高いですから、お金の価値が目減りしています。
よってインフレに対応するには投資で資産を増やすことが重要という考え方です。
そして3つめは老後資金2000万円以上を準備できる可能性があるから。
これですよね。
そもそも老後が長くなってきており、老後資金は大いに越したことがありません。
2000万円と言わず、もっと多くの資金を用意できれば、それだけ余裕を持った老後を迎えられます。
また、近年の流れとしては老後も長く働き続けたほうがよいとなってきています。
体が動くうちはやりがいもあったほうがいいですし、体を動かすほうが老化も遅くなるように思います。
一方で働き続けることが良い事なのかと言われると、ストレスからの解放という点では早く引退したいと願っている人の方が多いと思っています。
であれば、老後資金をしっかり貯めておいた方がよいはずです。
それでは次に積立投資をしていくとどうなるのかを見ていきましょう。
年利5%・月5万円・20年間のシミュレーション
記事内ではいくつかのパターンのシミュレーションを紹介しています。
ここでは年利5%・月5万円・20年間の積立投資をおこなった場合のシミュレーションを紹介しておきます。
下のグラフをご覧ください。
見事に20年間で2000万円を達成しています。
元本は1200万円ですので、運用益は855万円。
ただし、簡単ではない数字だと思います。
ご存知だと思いますが、実際の投資ではこんなに一定の利率で上昇しつづけるわけはありません。
時に下落する場合もあります。
20年にも渡る長期戦ですから何とも言えませんが、あくまでシミュレーションということで。
高い確率で2000万円を達成する方法
では、もっと高い確率で2000万円を達成するほうほうはないのでしょうか?
答えは簡単です。
「投資額を増やせばよい」のです。
仮に月額を5万円から1万円ずつ増やしたら、20年後に投資元本はいくらになるでしょうか。
月投資額 | 20年後 |
5万円 | 1200万円 |
6万円 | 1440万円 |
7万円 | 1680万円 |
8万円 | 1920万円 |
9万円 | 2160万円 |
どうででしょうか?
毎月8万円を用意できれば、20年間でほぼ2000万円は達成できます。
ただし新NISA制度でつみたて投資枠の上限は1800万円です。
よってiDeCoを併用したりするのがベターです。
そもそも40歳代で毎月5万円は個人的にはかなり少ないと思っています。
各世帯の収入と投資する人のメンタル次第にはなりますが、例えば40歳代でおひとりさまなら20万円以上を投資に回すことも可能なはずです。
ですから重要になるのは支出の削減になります。
なんでもかんでも支出を削っては生きている楽しみがなくなります。
ムダな支出がないかを探し、削っていく作業をおこなっていくべきです。
まとめ
以上『40歳代から20年間の積立投資で老後資金2000万円は貯まるのか?』でした。
いかがでしたか?
40歳代からでも積立投資は全然遅くないと思います。
むしろ思い立ったらすぐ始めるのがよいでしょう。
ちょうど今の時期は新NISAが始まる2024年まで微妙な時期にはあります。
まだNISAを始めていない人は、2024年を迎えるまでにどのような投資をおこなうかを考えておくのもよいかもしれません。
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