経済的な不安がなくなる、賢くお金を増やすための行動7選

経済的な不安がなくなる、賢くお金を増やすための行動7選

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日は2023年前半に出版された話題のマネー本『トゥー・ビー・リッチ』からです。

「一生お金に困らない資産づくりの入門書」を謳う本書。

本書を読んでみて、個人的に気になった「賢いお金の増やし方」にまつわる行動をご紹介していきます。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ←こちらのクリックをお願いします。

1.投資こそがリッチになるための唯一の方法

『トゥー・ビー・リッチ』(金持ちになろう)というタイトルのとおり、本書ではお金持ちになるための方法を述べています。

そしてお金持ちになる唯一の方法として紹介されているのが「投資」です。

もう一度繰り返しますが、お金持ちになる唯一の方法が「投資」なのです。

非投資派はこれをどう思うでしょうか?

お金持ちになる方法は宝くじを当てることではありません。

まだ証券口座を持っていないなら、今すぐネット系証券会社にて口座を開設しましょう。

口座を開設にするのにリッチである必要はありません。

2.意識的にお金を使う

マネー本の基本的な流れとして、「支出を減らす」がまず第一に挙げられることが多いです。

実際、お金を貯めるには支出を減らすのはマストと言って間違いありません。

『トゥー・ビー・リッチ』のアプローチとしては、「好きなことにはお金を使う」というスタンスを取っています。

支出の削減というと、つい何でもかんでも支出を切り詰めにいく人がいます。

これでは我慢が続かず、支出削減は間違いなく失敗します。

好きなことにはお金を使い、それ以外は容赦なく支出を切り詰めるというメリハリを重視しています。

貯金と投資に回す額を決め、あとは好きなことにお金を使うならば、罪悪感を抱く必要はありません。

これならストレスを最小限度にとどめた資産形成を行えます。

3.後で楽するために今やる

「アリとキリギリス」の話のように、今を楽しむか後に備えるために働くかは難しい問題です。

ただ、資産形成においては「できるだけ早く着手する」が正解です。

先の2.で「好きなことにお金を使う」とは言うものの、使い過ぎてお金が無くなるのは本末転倒。

一定額は貯金や投資に回していかねばなりません。

そしてもう一つ忘れてはならないことがあります。

それは「人が信じられないほど怠惰である」ことです。

多少のお金を払ってでも楽をしたがるものです。

ものぐさを治す、ものぐさでも資産形成できるよう仕組みを作り「自動化」することが重要です。

給料が入ったら、貯蓄用口座や投資用口座に振り分ける。

投資は毎月積み立ての設定をしておく、など。

最初に仕組みさえ作ってしまえば、あとはほとんど動かずに済みます。

4.相場の先行きは専門家にも予測できない

投資の世界にも専門家と呼ばれる人たちがいます。

しかし『トゥー・ビー・リッチ』では金融の専門家は役に立たないとバッサリ切り捨てています。

例えば投資の評論家は市場の動向、相場の先行きを予測できていません。

明日の為替や株価がどう変動するか。

そんなことが分かる人などこの世の中に誰もいません。

コメンテーターはコメントを出しますが、予測が正しかろうが間違っていようが全く責任は取りません。

情報が多いほど良いわけではありません。

特に利用価値が無く、過ちにつながりやすい情報は有害ですらあります。

つまり、専門家の予測は全く無視して構わないのです。

5.手数料をなるべく支払わない

本書では投資において手数料をなるべく支払わないよう主張しています。

「手数料は私たちの敵」とまで述べています。

手数料は単年で見れば小さいものかもしれません。

しかし投資には複利の効果があります。

単年で見ると小さかったはずの手数料からもたらされる利益の差も、年数を重ねるごとに大きくなっていきます。

また、データを用いながら「投資のプロ」は素人に勝てないと結論づけています。

よって、アクティブファンドを購入する理由はありません。

手数料だけで考えればインデックスファンドは唯一の選択肢です。

6.ドルコスト平均法で時間をかけて投資する

ドルコスト平均法とは、保有する財産を一度に投資するのではなく、毎月決まった金額を時間をかけて投資していく手法のことです。

なぜわざわざそんな面倒なことをする必要があるのでしょうか?

時間をかけて少しずつ投資した場合、急激な下落に対するヘッジをかけられるからです。

また、株式市場が下落したとき、割安な価格で株を買うことにつながります。

つまり時間をかけて少しずつ投資すれば、市場のころ合いをはかろうなどという無駄な努力をする必要がなくなるのです。

まさに投資の自動化の本質です。

7.他人のアドバイスは無視する

パーソナル・ファイナンスの基礎を習熟すると、お金の世界が雑音だらけであることに気づくはずです。

親は自分の経験則から古臭いアドバイスをしてきます。

お金のプロであるファイナンシャルプランナーは、あなたの資産がどうなろうと興味はなく、金融商品を勧めてくるかもしれません。

ネットを見ると、毎日のようにいろいろなお金にまつわる記事が掲載されており、何を信じればよいのか分からない状況になっています。

雑音はシャットアウトしましょう。

いろいろな情報を欲する気持ちは理解できます。

しかし、情報に惑わされてはいけません。

少なくとも長期投資については特別な秘訣などありません。

自分の作った仕組みで毎月一定額を積み立て、あとはひたすら保有し続けるだけなのですから。

まとめ

以上『経済的な不安がなくなる、賢くお金を増やすための行動7選』でした。

いかがでしたか?

リッチになるための行きつく先はインデックスファンドの積立投資という極めてオーソドックスな手法でした。

他にも面白いお金の話が書かれていました。

興味のある方はぜひ購入して読んでみてください。


以下関連記事です。

140人のミリオネアに話を聞いてみると、多くの人に共通して抱いていた後悔があることが分かりました。

カリスマ投資家テスタ氏が株で短期で億った人がみんな消えていった理由を語ってくれました。

元国税専門官が、富裕層に近づきたければ今すぐにやめた方がいいことを教えてくれました。

スポンサーリンク