早期リタイアのリアル。ド底辺FIREと暇で鬱気味になりFIRE卒業

早期リタイアのリアル。ド底辺FIREと暇で鬱気味になりFIRE卒業

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

探せば見つかるFIREの記事。

今日は『日刊SPA!』に掲載されていた記事を見つけました。

FIREと言ってもいろいろな人がいるわけでして、今回の記事では究極の貧乏FIREとあっさりFIRE卒業しちゃった人を取り上げます。

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総資産400万円でFIRE

一人目は2020年に資産わずか400万円でFIREした「ゆうすけ」氏。

真っ先に「400万円でFIREと言えるのか?」との疑問が生じます。

さらに「400万円でFIREできるのか?」との疑問も生じます。

どんな生活をしているか不思議ですが、以下のような記述がありました。

「実家の離れをセルフリフォームしたので家賃はタダだし、食事も自炊で月1万円以内。日がな一日ゲームや読書、筋トレをして過ごしているので特に問題ありません」

かなり少ない支出で生活できるようです。

だから少ない資産でも何とかなるのでしょう。

FIREと言ってもサイドFIREで、バイトで収入を得ています。

そして資産は直近は700万円まで増えたそうです。

本人が「FIRE」と言い張ってますが、個人的にはFIREではないですね。

経済的自立とは言い難いです。

FIREではなく「修行」です。

こういう生き方があってもいいとは思いますが、多くの人が目指すべきFIREの姿ではありません。

この姿を目指したいですか?

もっとお金の自由を、選択肢を持った生活をしたいじゃありませんか?

もっと多くの資産を持って早期リタイアするFIRE本来の姿を目指しましょう。

FIREするも3か月で飽きて鬱気味に

二人目は2021年にFIREするも2年でFIREを卒業した「あんぱん」氏です。

あんぱん氏がFIREを目指した経緯はこちら。

「18歳で夜勤や長時間労働も多い工場に就職。激務の割に年収は350万円でした。社宅なので家賃は激安でしたが、ご飯は社食と見切り品のお弁当。ここから解放されたい一心で投資を始めました」

どうでしょうか?

あなたも似たような、仕事に対する不満からFIREを目指していませんか?

FIREしたら幸せになれると信じていませんか?

あんぱん氏は2020年に資産5000万円に到達し、2021年にFIREしたそうです。

ところがFIRE後の生活は思い描いたものとは大きく異なったようです。

最初のうちは旅行にゲームに好きなことができて幸せだったようですが、3ヶ月で鬱気味になりました。

自分の価値が上がっていないと感じ、興味のある分野で働こうと決心したそうです。

それでもFIRE前と心理的には大きく異なるようです。

一定以上の資産があるため、仕事は趣味のようなもの。

いざとなれば、またFIRE生活に戻ればよいだけです。

いつ辞めてもよい、という選択肢を持てるだけでも精神的に違うでしょう。

解決策はFIREではなく転職では?

そして、あんぱん氏のFIRE卒業事例は私たちに大きな示唆を与えてくれます。

仕事が嫌になり、FIREを志す人は少なくないでしょう。

FIREを志すまで行かずとも、「仕事は嫌だな」と感じる人が多いはずです。

それ、本当に「仕事が嫌」なのでしょうか?

人生において自分に適した仕事というのは簡単に見つかるものではありません。

だからこそ、いきなりFIREという早計な結論を出すのではなく、転職を考えてみてはいかがでしょうか?

収入も維持できますし、もしかしたら仕事に対する見方が変わるかもしれません。

それに「あんぱん」氏のFIRE卒業事例を思い出してみてください。

「仕事が嫌」というモチベーションだけでFIREすると、FIRE後の生活に行き詰ります。

若くしてFIREすればするほど、残りの人生の時間が多く残ります。

人生で何をしたいのかが明確になっていないと、おそらく「あんぱん」氏と同じ道を辿ることになるでしょう。

FIREを目指している人は、今一度自分が「なぜFIREを目指しているのか?」を問いただしてみてはいかがでしょうか?

実は取るべき解決策が間違っているかもしれません。

まとめ

以上『早期リタイアのリアル。ド底辺FIREと暇で鬱気味になりFIRE卒業』でした。

いかがでしたか?

資産が少なすぎるFIREは真似できる人は少ないと思います。

そして、はたして本当の意味で「経済的自立」を果たしているかと言えば、すこぶる疑問です。

何かアクシデントが生じたら、吹き飛ぶような資産で会社を辞めるのはいかがなものかと思いました。

そして、明確な目的なく会社を辞めることも問題です。

現実逃避したいだけのFIREは考え直してみるとよいでしょう。

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