【フィデリティ投信が語る】本業の仕事を続けながらFIREする方法

【フィデリティ投信が語る】本業の仕事を続けながらFIREする方法

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

たまたま見つけたフィデリティ投信のサイトに掲載されていた記事です。

タイトルだけを見ると一体何の記事かさっぱり分かりません。

ただ、読んでみると前半はサラリーマンの本音を垣間見れる記事になっています。

フィデリティ投信のストラテジストでもこういうことを言うのだなと思い、非常に興味を惹かれ紹介することにしました。

後半はフィデリティ投信のストラテジストらしい、FIREを目指すための投資手法の話になっています。

というわけで、記事の中身を早速見ていきましょう。

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ストラテジストの本屋での気づき

今回の記事は、前半が本当に興味深かったです。

最初は記事の筆者が本屋さんで見かけた本の話から進んでいきます。

ここでフィデリティ投信のストラテジストらしい分析が書かれていたので紹介しておきます。

筆者の勝手な想像ですが、銘柄選択を指南する本や雑誌が売れているということは、個人投資家のみなさまのなかは、「(時間と資産の分散投資が基本と熟知されたうえで、それでも)銘柄選択で大きなリターンを得たい」と思われる方が少なくないのかなと感じます。

言い換えれば、個人投資家のみなさまの中には、「分散と高いリターンという相反する欲求」があるのではないかと想像します。

なるほど、筆者の分析はある程度当たっているように思います。

投資をする人の期待が「大きなリターン」であることは間違いないでしょう。

しかし、分散しつつ高いリターンとはなかなか難しい要求でもあります。

高いリターンを目指すならば集中投資にならざるを得ないでしょうから。

この「分散と高いリターンは相反するよ」という点は後半につながっていくので覚えておきましょう。

ストラテジストの意外な本音「FIREしたい」

そして、今回の記事で私が非常に興味を抱いたのが次の一節です。

FIREした人たちをみて、筆者も正直、うらやましいと思います。筆者の場合、いのちが続くかぎり、どこかに職場を求めて、少なくとも70歳あたりまでは働かないといけないと覚悟しています(→これが筆者の現実です)。

おっと、フィデリティ投信のストラテジストという立場の人がFIREを「うらやましい」と語っています。

これまで、この手のビジネスに寄った人がFIREを否定的に語る記事を見ることはあっても、自分もFIREしたいとかうらやましいとか書く記事を見た記憶がありません。

しかし、これが日本のサラリーマンの本音とも言えるわけで、親近感は湧きました。

ただ、「少なくとも70歳あたりまでは働かないといけない」というのが非常にネガティブです。

何かあったのだろうか?とこちらが心配になるほどです。

多額の住宅ローンを抱えているのでしょうか?

それにしても「FIRE」というのが多くの人に認知されるに至ったのは間違いないようです。

不正確かもしれませんし、人によって解釈が全然違うような気がしますが。

ちなみに記事の筆者の場合は、FIRE=早期リタイアと捉えて、早く会社を辞めたいと思っているのでしょう。

本業の仕事を続けながらFIREに近づくためには?

では、FIREに近づくための投資手法としては、どうすればよいのでしょうか?

ここで先ほどの「分散をしつつ、高いリターンを得る」方法を提案してくれています。

そしてこの提案が意外なものでした。

筆者は、「アクティブ運用の投資信託が、その役割を担うべき」と感じています。

「べき」としたのは、すべてのアクティブ運用の投資信託が、それができるわけではないためです。金融市場は「ゼロ・サム」ですから、負ける人が存在することで、勝てる人は存在できます。

多くの人がインデックスファンドの積立投資が推奨する中、あえてアクティブファンドを推奨しています。

これは自社ファンドの宣伝を含んでいると推測します。

実際、アクティブファンドの懸念点は筆者本人が以下のように語っています。

こうした投資信託の場合、保有期間がたとえ長期間だとしても、パフォーマンスがインデックスよりも劣る場合があるでしょう。

手数料が高くて、パフォーマンスが低いとなれば、アクティブファンドを選ぶ理由はありません。

それでも筆者はどのようなアクティブファンドがよいかを教えてくれました。

FIREに近づけてくれる可能性があるアクティブ運用の投資信託

1.パフォーマンスがインデックスを大きく上回っている
2.パフォーマンスに比較的大きな振れがある

それでも、です。

やはりオルカンやS&P500に代表される有名インデックスファンドに勝てるかどうかは疑問です。

私自身がすでにインデックスファンドを買っているため、アクティブファンドには興味を持てません。

長期で見ればインデックスファンドに軍配が上がるのではないかと思っています。

大きなリターンを得たいのは理解しますが、アクティブファンドをコアに据えるのはいかがなものでしょうか。

コアはインデックスファンドで、サテライトとしてアクティブファンドに投資して、少し遊んでみるとかがよいのではないでしょうか。

まとめ

以上『【フィデリティ投信が語る】本業の仕事を続けながらFIREする方法』でした。

いかがでしたか?

意外なFIRE希望者から、意外にもアクティブファンドを勧められるという意外だらけの記事でした。

投資する商品は自分の納得できるものにすべきです。

今回勧められたからといって、すぐにアクティブファンドを買うのは詐欺に遭うようなもの。

投資はあくまで自己責任ですから、しっかりと調べてからにしましょう。

あと、投資したからといってFIREできるわけではありません。

あくまで支出管理したりが前提となることは理解しておくべきです。

以下関連記事です。

実際にFIREした人が「FIREなんて辞めておけ!」と語っています。一体なぜでしょうか?

「お金持ちになれる人は若い頃から違う」とFIRE達成者も断言しています。

30歳でFIREを達成した元・三菱サラリーマンの穂高唯希氏はどのような「マイルール」を持っていたのか紹介しています。

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