【非投資派準富裕層が語る】老後資金を貯めるのに新NISAで投資してはいけない人5選

【重要】老後資金を貯めるのに新NISAで投資してはいけない人5選

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

新NISAが始まって以来、投資を始める方が増えているようです。

投資というのは簡単に資産が増えるものではないと痛感した人たちも多いのではないでしょうか。

そして狼狽売りしてしまい、その後の急回復を指を咥えて眺めるという悲しい想いをしているのではないでしょうか。

残念ながら、このような投資に向かない人というのも一定数いるのが事実です。

今回は「ほぼ投資せず5000万円を貯めた立場」から、投資をしてはいけない人をご紹介していきます。

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1.元本割れは嫌

まず1人目は「元本割れは嫌」という人です。

そもそも投資は株価に連動して資産が増えたり減ったりします。

間違わないでほしいのは、必ず増えるわけではないことです。

記憶に新しいのは2024年8月の「植田ショック」と一部で言われている株価の大幅下落です。

日経平均株価は8月5日に過去最大となる4451円も下落しました。

まだ投資歴の浅い人は、おそらく含み益がまだ少なかったでしょうから、資産がマイナスに転じた人もいたでしょう。

しかし、翌8月6日には3217円の過去最大の上げ幅となり、株価は大きく戻りました。

この手の株価の上下に伴う資産の増減は毎日毎分毎秒起こります。

長い目で見ればマイナスになることもあるでしょう。

投資をする上で、資産が減る可能性は受け入れておかなければいけません。

8月5日に買っていた株を売却してしまった人は、資産減少の可能性をあらかじめ受け入れていなかったのでしょう。

「減るのは嫌」というのであれば、リスク資産に投資してはいけません。

2.10年以上、手を付けなくてよい資金がない

2人目は「10年以上、手を付けなくてよい資金がない」人です。

新NISAの「つみたて投資枠」の1ヵ月の投資上限額は10万円。

投資の上限は1800万円ですから、15年間で満額になる計算です。

つまり制度の設計として「長期投資」が前提となっています。

長期投資は株価が上下しようとも、何があっても買い付け続けることが最重要です。

だとすれば、長期に渡り売却せず、保有し続けることになります。

よって、1000万円超の資産を全く手を付けずに持ち続けなければいけません。

サラリーマンであれば給料の毎月一定額を投資に回し、手を付けない資金的余裕が必要となります。

もし生活に必要なお金まで投資に回したところで株価の大幅下落に見舞われた場合、生活に支障をきたす恐れが生じます。

老後資金を意識するようになった年齢の人であれば、住宅ローンや子供の教育費に追われ、投資の資金を捻出するのに苦労する可能性があります。

資金的に余裕のない人は無理をしてまで投資しないほうがよいでしょう。

3.資金を早く大きく増やしたいと思っている

3人目は「資金を早く大きく増やしたいと思っている」人です。

投資を始めてみてから初めて気づいた人がいるかもしれませんが、投資はすぐに資産が大きく増えるものではありません。

例えば、新NISAでも人気のS&P500でさえ、過去20年の平均利回りは12%程度です。

120万円投資したら、1年で14.4万円しか増えません。

たまに見かけるネットの声として、「投資を始めたけれど意外と増えない」というものがあります。

また、50代半ばまで差し掛かって、老後資金の少なさに気づき、慌てて何とかしたいと思い、投資を始めてみようと思う人もいるようです。

積立投資はすぐに大きく資産が増える投資手法ではありません。

地道に積み立て続けることで「複利の効果」も享受し、徐々に資産が増えていく手法です。

よって、積立投資の効果は5年くらいは続けてみないと実感できないのではないでしょうか。

早く大きなお金を手に入れたいのであれば、他のことをやるべきです。

4.困ったら誰かに相談する

4人目は「困ったら誰かに相談する」人です。

困ったときの解決法は大きく分けて2つあり、誰かに相談する人と自分で調べる人といます。

もし誰かに相談するタイプの人は投資をやめたほうがよいかもしれません。

「プロに聞いたほうがよい」と思い、金融機関に足を運ぼうものなら終わりの始まりです。

金融機関は自分らにとって都合のよい商品を勧めてきます。

彼らは「投資のプロ」ではなく「営業のプロ」なのです。

よって、あなたが儲かるかどうかは二の次です。

人は必ず何かしらの意図をもって発言します。

その背景を理解しなければいけません。

金融機関ではなく、周囲にいる「投資に詳しい人」も要注意です。

なぜなら、自分の知っている範囲で語るからです。

あなたのことを考えて回答しているわけではなく、知っていることを話すだけ。

そして、自分で調べない人は、聞いた話が正しいのかウラを取ることもしないでしょう。

投資は「自己責任」と言われます。

他人の話を鵜呑みにするだけで、自分の頭で考えて行動しない人は投資しないのが身のためです。

5.すでに十分な老後資金がある人

5人目は「すでに十分な老後資金がある」人です。

最後は「投資してはいけない」ではなく、「投資しなくてもよい」が正しいかもしれません。

何をもって「十分」なのでしょうか?

これは自分で計算をする必要があるのですが、予想される支出と年金額から推測すれば、ある程度は分かるはずです。

計算した結果、死ぬまでに資金の尽きる恐れがない人であれば、無理をしてまで投資する必要はありません。

あえて資金を減らすリスクを冒す必要はないのです。

物価上昇に伴い現金の価値が目減りするリスクを語る人がいますが、そのリスクを凌駕するだけのお金を用意すればよいだけです。

注意したいのは「もっと老後資金を増やしたい」という欲です。

ある程度のところで満足せず、さらに資産増加を追い求めると金融機関の罠にはまったり、投資詐欺に遭ったりすることになるでしょう。

一定の年齢を超えて大事なのは「足るを知る」ことです。

まとめ

以上『【重要】老後資金を貯めるのに新NISAで投資してはいけない人5選』でした。

いかがでしたか?

最後にまとめです。

老後資金を貯めるのに新NISAで投資してはいけない人5選

1.元本割れは嫌
2.10年以上、手を付けなくてよい資金がない
3.資金を早く大きく増やしたいと思っている
4.困ったら誰かに相談する
5.すでに十分な老後資金がある

投資は誰にでも挑戦できるものですが、残念ながら不向きであったり、やらないほうがいい人がいるのも事実です。

投資は必ずおこなわなければならないものでもありません。

自分で考え、自己責任の下、取組んでみてはいかがでしょうか。

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